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2010年7月13日 (火)

知床シーカヤックシンポジウム

すでに終了してから10日。
やっと「知床シーカヤックシンポジウム」のことを。
プライベートのことなので、雑誌に書くことはないのですが、
といっても語り始めればとめどなく長くなるので、写真を中心に軽めに。

さて、出発は知床半島西側のウトロ。浜にずらりとカヤックが並びます。
今回の参加者は25名。実際はあと数艇のカヤックが加わりました。
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漕ぎ始めるとすぐに羅臼岳の姿が。あの山頂には、昨年の今ごろ登ったぞ。
やはり山好きなので、海上にいても山が気になるのです。
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かもめも多く、フンの匂いがけっこう強烈。
ときにはカヤックの上に排泄物攻撃をしてくるんです。
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こんな洞窟にも。
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メシはシンプル、かつ量がたっぷりの「ザ・男飯」。
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前方で雲をかぶっているのは、知床岳。
一般登山道はないけれど、名峰であります。かな~り昔から登りたい山。
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タコ岩。今回は泊まらなかったけれど、キャンプ地にはよいところです。
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直接海に流れ落ちる、カシュニの滝。
滝の真下に漕いでいけるのだけど、頭上からの水圧と風圧で、抜け出るのが大変。

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2日目のキャンプ地は、落合湾といわれる場所の小さな浜。
三方を崖に囲まれていますが、以前、前方の海からヒグマが泳いで近づいてきたことも。
ともあれ、こんなキャンプをしながらの4泊5日の海旅です。
ちなみ知床には人間の手を加えていない「自然海岸」が60キロ以上続いていて、
無人島を除くと日本最長。その海岸線には定住者がいっさいおらず、
ヒグマとエゾシカ、キタキツネなどがわんさかいるのです。
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この旅は「シンポジウム」という名前がついている通り、
毎晩、ゲストによる興味深い話が聞けます。
この日は超有名カヤッカー柴田丈広さんの
北極・南極の探検家、「ナンセンとアムンセン」について。
このテーマがカヤックの話、リーダーシップの話とリンクしていきます。
会場となるのは、気持ちよさを重視して落合湾に突き出た岩場の上。

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日が暮れると、先ほどの「会場」はこんな感じに。
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「知床」流の環境に配慮した焚き火。かなりワイルドなのです。
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天気は知床らしく、よかったり、悪かったりの繰り返し。
海はおおむね凪でしたが、強風が吹いて、必死になる場面も。
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で、こちらが知床岬。
いつも荒れ狂っていて大変な場所ですが、この日は波も風も、わりと穏やか。
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上陸して灯台を目指したはいいけど‥‥
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ヒグマが眠っていて、近寄ることができず。
今回は他にも4~5回ヒグマが出没したけれど、それでも例年よりは少ないほう。
秋が近づくとカラフトマスを食うために海辺に下りてくるので、
一回の海旅で20~30頭も出没するのであります。
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こちらはペキンノ鼻といわれる岬。
学生のときに岬まで歩いた際は、
同行した音大生の女性が、ここでオペラを歌い始めてビックリ。
なんでもあまりに気持ちよくて、歌いたくなったのだとか。
彼女は今、ニューヨークに拠点を置く国際的なオペラ歌手になりました。
また、このすぐ近くでは、遭難した船の乗組員が人肉を食って生き延びたという実話も。
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むりやり撮ってもらった自分の姿。
知床をカヤックで回るのは、すでに6回目。
何度きても面白い、日本でもっとも好きな場所なのです。
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無事に帰還して、最後は相泊温泉へ。
海が荒れていると、10センチくらいの厚みで波が入ってくる秘湯です。
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ああ、こんなご報告では、面白さの100分の1も伝えられていない‥。
とはいえ、ブログじゃやっぱり無理ですね。
雑誌で20ページくらい紹介できるといいのだけど。

いつもはカヤック旅のあとに数日居残って、
周囲の山を歩いたりするのですが、今回は仕事の関係ですぐに帰京しました。
しかしどうしてもモノ足りなくなり、特に岬へ歩いて往復したい気持ちと
知床岳に登りたい気持ちが抑えきれないほど急上昇。
仕事で今月のスケジュールが埋まらないうちにと、
デカい休みをとり(フリーランスなので、勝手に休むだけだけど)
プライベートで行く計画を立ててしまいました。
仕事よりも自分の旅のほうが大事! 特に夏は!

しかしありがたいことに、この予定がなんと仕事に。
周囲に「知床にもう一回ひとりで行く」と話していたら
「カメラマンを同行して、原稿も書いてよ」と、取材として行けることになりました。

というわけで、今月2度目、今年3度目の知床へ、この週末に出発。
当初はプライベートのつもりだったので、その流れを引きずって、
飛行機ではなく、東京からクルマ→フェリー→クルマというゆったり旅です。

ああ、楽しみ。

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