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2010年8月26日 (木)

北上川と野田知佑さん

東北での夏山合宿取材の帰り、仙台の実家に寄り、翌日は北上川へ。
「ビーパル」で『新日本の川を旅する』を連載している
アウトドア界のレジェンド、野田知佑さんの北上川取材のお手伝いのためでした。
僕の父方のルーツは北上川にあり、
代々、北上川のほとりで農業を営んできたのであります。
そんな旧家の裏の土手を上がると、下のような状態。
Img_0659
いまや川岸には気が生い茂り、ほとんど川面が見えません。
昔は小石で覆われた川原だったらしいのですが、
いまやトロりと流れるだけの巨大用水路のようです。
じつはここ、正確にいえば「旧北上川」。
数十年前の河川改修によって、今の本流は別の方向へ流れています。

Img_0651
左が野田さん。北上川でいかだを自作し、
子どもたちを乗せて川下りをしている方に話を聞いています。
その隣の中央は、なんと僕の親父。
この地で育った父に、北上川と縁の深い人を数人紹介してもらい、
通訳を兼ねて同行してもらったのでした。
「通訳」というのは、田舎の方言となまりがすごくて、
現地で育った人でないと、なにを話しているかよくわからないから。
仙台育ちの僕にはまるで外国語のように思えることがあり、
いっしょに話を聞きながら
「このあたりの言葉と英語だったら、どっちのほうが理解できるだろうか?」
などと考えておりました。

僕が以前、カナダのユーコン川をひとりカヤックで下ろうとしていたとき、
現地で「どこまで下るんだ~」と声をかけてくれたのが野田さんで、
それ以来、「高橋~、仕事はあるか? メシは食えているか?」などと
なにかと気にかけていただいています。ありがたいことです。
今回は少しでも野田さんの力になれればと思いましたが、
実際に活躍したのは、ほとんど僕の親父。
お父さん、ありがとう。感謝しております。



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コメント

 四国へ住まいを移され、都会生活のすべてをクローズドアウトされた野田知佑さんの御消息を知ることができ、たいへん嬉しいです。
 野田さんとガクには熱狂的なファンがたくさんいるので、それら有象無象をシャットアウトするのはとてもたいへんだと思いますが、これからもお体に気をつけて思う存分好きなように生きていってください、と野田さんにお伝え願います。(あつかましくて無理ですよね、すみません。)野田さんと直接に関わることが出来る高橋さんがほんとうに羨ましいです。これからも野田さんの御近況を時々アップしてください。楽しみにしてます。

投稿: 小田木 澄 | 2011年1月12日 (水) 00時08分

小田木さま

僕自身、昔から憧れていた野田さんの家に遊びにいっているなんて、
今でも信じられない気分になることがあります。
ガクが生きていたころの話もよく話してくださり、
本当にガクは野田さんの相棒だったのだと感心します。
野田さんのことはまた機会があれば、
ここで書きたいと思ってますので、
たまに覗いてみてください。

投稿: 庄太郎 | 2011年1月13日 (木) 20時50分

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