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2010年9月12日 (日)

焼岳、ひとり登山

台風のために、2泊3日の予定が1泊2日しかできなくなり、
それでもプライベートな山歩きをなんとか決行。
結局、向かったのは上高地になりました。
本当は衣食住の一切合財をもって縦走したかったのですが、
1泊ではどうにもならず、目標は焼岳に。
僕は通常、どこかの「山頂」を目指すのではなく、
どの登山口から入って、どの下山口から下り、
その間にどこを通過するかという、要するに「ルート」で山歩きの場所を選ぶのですが、
今回は時間がないので、珍しく山頂が目標になったわけです。
しかし、焼岳はなんと20年ぶりくらい。
目的地が決まってしまえば、意外と心のなかは盛り上がってきたのでした。

Img_2049
こいつが「焼岳」。
上高地のバスターミナルの真正面にドスンと見えるのですが、
わりと見過ごされがちで、登山者も少なく、かわいそうな存在。
だけど、この活火山の活動があったからこそ、上高地があるわけで。
つまり、大昔に焼岳が噴火して流れ出した溶岩と土砂が梓川をせきとめ、
その結果、山奥なのに広々とした渓谷地、上高地ができたのでした。

Img_1868
到着後すぐに、テントを小梨平のキャンプ場に張り、不要なものを置いてから出発。
今回のテントは、マックパックのMACROLIGHTというモデル。

Img_2018
山頂へは日帰りで充分行けるので、背負う荷物はこれだけ。
食料と水、レインウェアとツェルト、ヘッドライトなど。

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小梨平から田代橋を経て、焼岳小屋に向かいます。
途中から見た山頂は、こんな感じ。
それにしても、台風一過で暑いのなんの。

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途中でTシャツを脱ぐと、汗がボタボタと絞れるほど。
他の登山者がいないのをいいことに、休憩しつつ乾燥させます。
ちなみに、これはモンベルのジオライン。
僕はモンベルのウールのアンダーは愛用しているものの、
ジオラインのアンダーは今回が初めて。
某・アウトドア誌でこれの原稿を書くことになり、
実際に山で着て見なければ機能性はわからない、と試してみたのでした。
速乾性はマジですばらしかったです。

Img_1900_2
稜線に上がると、こんな表示が。
でも、僕は87歩で行けましたよ。

Img_1908
で、小さくてかわいい焼岳小屋。

Img_1945
さらに山頂へと歩くと、いかにも火山らしい光景に。
硫黄とともに蒸気が吹き上げ、異臭が漂い始めます。

Img_1993
こんな場所がいたるところに。

Img_1988
で、山頂(北峰)に登るとこんな風景に。
右は焼岳の南峰ですが、危険なので立ち入り禁止。
亜硫酸ガスというよりは、おそらく岩がもろく、浮いていて、
落石の危険があるからでしょう。
ここまで、体力に任せてガンガン歩き、小梨平からほぼ2時間。

Img_1985_2
同じく山頂から。
焼岳に小さなカルデラ湖があるなんて、けっこうみんな知らないでしょう?。
出発が遅かったので、山頂でパンなどを食べて寛いだあとは、降りるだけ。

Img_2023
小梨平からのピストンでは面白くないので、
下山は釜トンネルの入り口にある、中ノ湯登山口方面へ。
小梨平へは上高地行きのバスに乗って戻るつもりだったので、
最終バスに間に合うようにドンドン降りていきました。
途中で振り返ると、すでに焼岳は小さくなっていて、ちょっと寂しい気持ちに。

と、まあこれが20年ぶりの焼岳登山。
台風のせいで余裕がなかったけれど、思いのほか満足。
コースタイムの目安は8時間くらいのようでしたが、
荷物が軽かったので、休憩含めて4時間程度で一気に歩いてしまいました。

で、この日はゆっくりとテントで眠り、本なども読んでリフレッシュ。
朝は寝たいだけ寝て、その後『TRUE CAMP』の会場へ‥‥

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山(やま)」カテゴリの記事

コメント

始めて拝見しました!
以前から雑誌等では良く山に籠る
ライターさんとは気になってました!
今後もストイックな山行をたのしみにしてます(^ ^)

投稿: Yoshiaki⌘ | 2010年9月13日 (月) 11時01分

Yoshiaki⌘さま

コメント、ありがとうございます。
そんなわけで、僕はまた山に篭ってきます。
雲ノ平は僕が毎年やっている「夏山合宿」で、
カメラマンにも入ってもらい、
来年、雑誌で掲載することになってます。
お楽しみに。

投稿: 庄太郎 | 2010年9月13日 (月) 20時51分

お疲れさまです!

マックパックのテント気になりますね〜。
日本ではまだ売ってないですよね??

庄太郎さんのテントといえばMSRのハバハバHPって感じが
します☆

投稿: カミナリおやじ | 2010年9月13日 (月) 21時21分

カミナリおやじ様

マックパックのテントは、
来年には日本でも買えますよ。
ハバハバHPはよいテントなのですが、
今年はあまり活躍の機会がなく、
西表島縦断で一度使ったきり。
僕が持っているテントに関しては、
近いうちにこのブログで何か書いてみようと思ってます。

投稿: 庄太郎 | 2010年9月20日 (月) 23時49分

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