« スタジオで11時間 | トップページ | 「ノルディスク」と「イエティ」、「ザ・ノース・フェイス」原宿店 »

2010年9月30日 (木)

八ヶ岳連峰・赤岳

Img_2444
1泊2日で、ひさしぶりの南八ヶ岳へ。
プライベートではなく、取材でもなく、
バックパックで知られるマックパックが行った「ディーラーツアー」への
ゲスト参加です(自分で「ゲスト」って書くの、違和感あるな‥‥)。

このツアーは来期のマックパック製品を、全国の店舗で強力に推していくという
登山店「好日山荘」の入社5年目以内のスタッフを中心に集めて行なったもの。
マックパックを扱うゴールドウイン社としては
店舗で実際に販売するスタッフにマックパックのことを
もっとよく知ってもらうという目的があり、
好日山荘としても、自社の若手の研修という意味があるそうです。
というわけで、好日山荘からは23人、ゴールドウインからは6人、
山岳ガイドが2名、そこに僕が加わって、総勢32名の山歩きでした。

Img_2408
登山口から雨の中を歩き、「赤岳鉱泉」へ。
まずは小屋の中で「マックパック」と「C3 fit」の説明。
みなさん熱心にメモを取っていて、感心させられます。

ここでの僕のミッションは、ライターの立場から
マックパックのよさを自分の言葉でみなさんに知らせること。
実際、僕はマックパックのものすごいヘビーユーザーで、
いちばん使用頻度が高い「グリセード」というモデルだけでも、
この1年で50~60日、買ってから4~5年では250~300日は使っているはず。
その他、「グリセードクラシック」の出番も多く、
しかもニュージーランドの本社に3度も取材に行ったことがあるので
僕ならではの話が期待されたわけです。
若干、プレッシャーを感じつつ、僕が「マックパックを信用している理由」を話しましたが、
その内容については、またなにかのときに。

そういえば、僕は「マックパックと契約か何かしているんですか?」と
尋ねられることがありますが、けっしてそんなことはありません。
僕のようなライターと契約するメリットはメーカー側にはなく、
ライターとしても自由に原稿が書けず、仕事にしがらみが生まれてしまうので、
契約しているライターなんて、これまで聞いたことは一切ないです。
ライターは登山家でも、アスリートでもないのですから。
ただ、僕の山行スタイルにズバリと合っているので使用度の高さは間違いなく、
他にグレゴリーやグラナイトギア、クレッタルムーセンなども好きなメーカーです。

説明会は小屋のなかですが、宿泊はテント。
Img_2414
写真に写っているのは、日本未発売のマックパックの3モデルと、
来期のザ・ノース・フェイスの2モデル、そして現行の1モデルです。

Img_2415
夕方には雨が止み、その後、夜は星空に。

翌日は、地蔵尾根から赤岳を目指しました。
Img_2438
ほぼ全員がマックパックの大型バックパックを背負い、
足にはニュージーランド的山歩きの象徴であるゲイターを着用。
しかしまあ、すさまじい数の「マックパック軍団」です。
だって、写真に写っている人数の3倍近くが、こんな格好なんですよ。

冒頭の写真は登山途中の道から見た赤岳山頂でしたが、
到着してみるとこんな感じ。この山に登ったのは、3年ぶりくらいかも。
Img_2470
周囲は雲海ですが、山頂と周囲の高山の稜線はうまいこと雲の上です。

これは、僕がもっとも愛する「北アルプス」。
Img_2455
中央のくぼみは、穂高と槍ヶ岳のあいだの大キレットですね。

次に、「富士山」。
Img_2458
今年はすでに一度、冠雪したはずですが、もう溶けてしまった模様。

いちばんよく見えるのは「南アルプス」。
Img_2462
右から左まで、どこもかしこも登ったことのある山ばかり。

中央アルプスもよく見えていたのに、撮り忘れてしまいました。
八ヶ岳のよさは、そこを歩くことよりも「すべてが見えること」だと思います。

話が長くなったので、そろそろ終わりに。
来期のマックパックはデザインが洗練され、間違いなくカッコよくなってます。
僕はリニューアルされた「カスケード」を購入予定。
ただ、容量が75、65、50リットルと3タイプもあり、
どのサイズにすべきか迷っているところです。
ムム~。
Img_2506

|

« スタジオで11時間 | トップページ | 「ノルディスク」と「イエティ」、「ザ・ノース・フェイス」原宿店 »

山(やま)」カテゴリの記事

コメント

八ヶ岳、大好きな山です
赤岳はまだ行ったことがないですが…
今週末に富士見から西岳⇒編笠山へ日帰りですが、行ってきます
展望が楽しみですね
憧れのテント泊へ向けて大型バックパック、マックパック欲しいです‼
一泊テント泊なら50L程度で良いのでしょうか?
「カスケード」興味をそそられます

投稿: はるお | 2010年10月 1日 (金) 00時25分

初めまして。
赤岳いい山ですよね、また行きたいです。
いきなり質問なのですが、今40リットルくらいのザックを探しているのですが、高橋さんのおすすめはありますでしょうか?
用途は1泊のテント泊と、2〜3泊の山小屋泊に使いたいと思っています。
日帰りで行ける山でも、テントで1泊して、ゆっくりと歩きたいと思っています。

投稿: SW | 2010年10月 1日 (金) 01時45分

高橋さん、おはようございます。

赤岳!八ヶ岳の中で一番の憧れです!
10月、11月は八ヶ岳へ沢山行きたいと思っているので、挑戦出来たら良いなぁと思っています。

マックパック軍団(笑)
山で出会ったら、何事!?と、ビックリしちゃいそうです。中高年の方々の集団には良くお会いしますが、強者軍団(勝手なイメージです)。。何かの訓練かと思ってしまいそうですね☆
マックパックのゲイターが欲しいですが、膝下丈のゲイターは、女性でも長すぎたりしないのでしょうか。
サイズがあるものですか?

私も来年はテント泊に挑戦して、テントから星空を眺めてお酒を飲みたいです!
山の事を考えてるとドキドキわくわくして、今すぐに山に会いたくなってしまいます♪
燕岳で筋肉痛になってしまう情けない私ですが。。笑

投稿: ぴーち | 2010年10月 1日 (金) 08時44分

はるお様

富士見から権現岳ですか?
僕の初・八ヶ岳は
それよりも少し東側の観音平から同じく権現岳、
さらに赤岳まで登っての日帰り往復でした。
天気がよいといいですね。

1泊程度なら50リットルで十分ですよ。
だけど、今後、長い山歩きをするつもりだったり、
寒い時期にも登ることになって
たくさんの防寒着や厚めの寝袋を持つかもしれないなら
もうちょっと大きめでもいいかもしれませんね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
SWさま

40リットルくらいのバックパックを探しているとのことですが、
正直なところ、なにをお勧めすればよいかわからないんです。
というのも、フィットするバックパックは
あまりにもそれぞれの人の体型によって違い、使い方もいろいろ。
僕の友人にも同じような質問をされるのですが、
たとえ以前からよく知っている人でも
実際にいっしょに何度か山へ行ってみて、
その人の体型や歩き方、入れる装備などをチェックしないと
具体的な製品名を挙げて薦めることはできないくらい。
そういうこともあって、雑誌でバックパックの紹介ページを作るときも
いろいろなバリエーションを写真で見せつつ、最終的には
「自分に合うものをお店で試してみてください」というしかないんです。
というわけで、あせらずにいろいろなモデルを背負ってみて、
自分に合うものを見つけてくださいね。
あまり力になれなくて、ごめんなさい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぴーち様

八ヶ岳にはもうすぐ雪が降り始め、
夜はすでにかなり寒くなっています。
早めに行ったほうがよいかもしれませんよ。
で、来年はテント泊で挑戦してみてください!

マックパックのゲイターは、S、M、Lの3サイズがあり、
僕は身長177センチで、ふくらはぎはかなり太いのですが
Mサイズでちょうどです。
ほとんどの女性はSが合うはずですよ。


投稿: 庄太郎 | 2010年10月 1日 (金) 15時47分

高橋さん こんにちは

そうですよね汗
10月中旬には、八ヶ岳も冬山に近いですね。。
赤岳は、来年テント泊で挑戦できるように頑張ります!

ゲイターのサイズの件、ありがとうございます。
購入する場合は、Sサイズにします☆

投稿: ぴーち | 2010年10月 2日 (土) 11時04分

ぴーち様

例年なら、10月中は雪がまだほとんどないですよ。
雪や氷の上を歩かないで山を楽しむなら、あと1ヵ月が勝負。
ゲイターはSだと思いますが、
店頭できっちり合わせてみたほうがよいですよ。

投稿: 庄太郎 | 2010年10月 2日 (土) 23時07分

高橋さん、はじめまして。

「PEAKS」→「トレッキング実践学」を通じて、
高橋さんの記事をいつも楽しみにしております。
(剱岳にPEAKSの記事に刺激を受け
先週テント泊で初登頂してきました!)
 実は、今の大型ザックが加水分解しており、
高橋さんの影響もあり、加水分解の心配が
低い(ない?)マックパックの来期(2011)モデルが
欲しいなと思っています。
 75Lサイズを検討してまして、中々現品を見るチャンスが
少なく、「グリセードクラシック」と「カスケード」の
違いってどんなところがあるか教えていただけませんか?
 お忙しいでしょうが、お体に御自愛くださいませ!

投稿: Shu- | 2010年10月12日 (火) 23時46分

Shu-さま

剱岳、僕も登ってきたところ。
すぐに、このブログで書く予定です。

グリセードクラシックとカスケードの違いはいろいろあるんですが
(ポケットなどのディテールとか)、
最大の点は、ハーネスの違いですね。
カスケードのほうが進化しているのですが、
自分の体に合うかどうかはまた別の話で
こればかりは実際に背負ってみないとわかりません。

僕はグリセードクラシックとグリセードの両方を持っていて、
カスケード(今期モデル)も何度か使っていますが、
“僕の”体に合っていると実感する順番は
グリセード=カスケード>グリセードクラシック。
でも、メーカー的に優れているハーネスは
カスケード>グリセードクラシック>グリセードのはずなんです。

素材はどちらもアズテックであることは変わりませんが
カスケードはポリエステルの量が多いアズテックHP、
クラシックはそれよりもコットンの量が多い通常のアズテック。
HPは通常のアズテックよりも若干軽くて劣化しにくく、
通常のアズテックはHPよりも硬くてタフです。

ともあれ、通販などでは買わずに
絶対に店頭で実際に背負ってみて
自分の体に合うモデルにしたほうがよいですよ。

投稿: 庄太郎 | 2010年10月15日 (金) 23時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/558195/49607554

この記事へのトラックバック一覧です: 八ヶ岳連峰・赤岳:

« スタジオで11時間 | トップページ | 「ノルディスク」と「イエティ」、「ザ・ノース・フェイス」原宿店 »