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2010年11月26日 (金)

今年4度目の一ノ越、3度目の立山・雄山、2度目の別山

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北アルプスは立山に行ってまいりました。
とはいえ、すでに1週間以上前。
こちらの写真は、雷鳥沢からの奥大日岳方面です。

初日は暗くなる前に入山するのがやっとで、「みくりが池温泉」に宿泊。
そして翌日、一ノ越経由で立山三山を目指します。
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一ノ越から見た槍ヶ岳や野口五郎岳。
この場所に来るのは、今年だけで4度目。
立山連峰の主峰・雄山に登ったり、ダム側に下ったり、
薬師岳方面に向かったりと、ここからの行き先はさまざまでした。

今回は立山の雪期縦走がお題なので、当然ながら雄山へ。
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この山頂は、6月の残雪期、8月の真夏、
そして今回11月の新雪の山と、3度目であります。
後ろのほうには、鹿島槍ヶ岳の白い姿が。

雄山からは、剱岳方向へ向かって進みます。

Img_3528
状況に合わせて、スノーシューとアイゼン、
トレッキングポールとピッケルを使い分けて。
両方持っていくのが面倒なんだけど。
前を歩くのは、アウトドアライターの森山伸也(通称ヤーマン)、
ピークス編集部の増田謙治(通称マスケン)。
どちらも仕事仲間以前に友人なので、気楽なものです。
マスケンは初の雪山で相当ビビッてましたが。
でも、彼は厳寒の北海道・道東育ち。
なんとか歩いていきます。

諸事情あって遅れはしたものの、
剱岳がこんなふうに目の前にドッシリと鎮座する、別山に到着。
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思いっきり、晴れていて気持ちよさは格別。
このルート、今年のビーパル7月号「アルプス特集」では
僕の弟と歩いております。なので、別山も今年2度目。

たまには記念写真を撮ってもらったりして。
Img_3550
ちなみに、僕が着ているウェア類の多くは、メーカーからの借り物。
その理由は、後ほど。

野営地は、風を避けながらも微妙に剱岳が見える場所。
Img_3563
これら2つのテントもメーカーからの借り物です。

3日目には表紙用候補写真のために
”キメ”カットの撮影も。こんな僕たちの背後には剱岳があるわけです。
Img_3583
上のほうでカメラを構えているのは、写真家の梶山正さん。
今年、槍ヶ岳の北鎌尾根の取材もお願いした
ハードな山のスペシャリストです。

撮影したカットをみんなで確認。
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これはかなりカッコいいので、表紙に決まるといいんだけど。

別山山頂から別山尾根を歩き、下山開始。
Img_3589
前方に見えるのは、自分たちでつけたトレース。

その日のキャンプ地となる雷鳥沢を上から撮ると、こんな感じ。
Img_3603
この後、さらにテントの数は増して、もはや雪上のテント村。

僕たちとすれ違うように、スキーを楽しむ人、
雪山登山を試みる人、雪上で滑落停止の練習をする団体などが、
剱御前小屋のあたりを目指してどんどん登ってきます。
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天気がよすぎて、このあたりは暑すぎるほど。
稜線は強風で凍えるほどだったのに。

最終日の朝。
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今日もまた、すばらしい天気。

しかし、容器のなかで凍りついていたのは、マスケンのコンタクトレンズ。
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夜半でも-10℃くらいで極端には寒くなかったんだけど、
やはり11月下旬の雪山なのです。

なぜか雪上で寝袋の撮影。ヤーマンがのんきにピースなぞしております。
ほかにもバーナーやゲイターなども大量に撮影しました。
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なぜかというと、今回はただ雪山を歩くだけではなく、
僕たちが興味を持っているアウトドアギアやウェアの新製品や
注目商品をメーカー各社からお借りし、
実際に山の現場で試しながら、インプレッションページ、
つまり「道具の紹介&使用した感想」のページを作ることになっていたのでした。
だからウェアもテントも、借り物だったのですね。
じつは自分が買いたいと思っていたものも
たくさん借りていて、この結果、いくつかは本当に買うことにしました。
お金はなくなるけど、実際に試してから買えるなんて、
アウトドアライターならではの役得。ちょっと申し訳ありませんが。
ちなみに、すべて初めての道具で雪山に行くのは危険なので、
ブーツやバックパックなどの主要ギアは自前のものにしておきました。

で、山を下りて、その勢いでピークス編集部へ。
返却のために、借りていた荷物を運んでいかねばならないのです。
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自分の荷物に加え、駅からはヤーマンの分も持ったとはいえ、
体の半分以上が荷物に。

このルポ&インプレッションは、次号のピークスに掲載されますので、
興味のある方は、12月15日をお待ちくださいね。

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山(やま)」カテゴリの記事

コメント

お疲れさまです!

今日、立山で滑ってくる予定でしたが。。。

室堂がもう吹雪の為、立山駅からの代行バスが運休に。。。
結局、初滑りはできずそのまま帰って来ました。泣

来年のGWにリベンジしてきます!!

そういえば、亀田の柿の種で生姜しょうゆ味が出たの知ってますか??

最近すごくハマってます☆笑


投稿: カミナリおやじ | 2010年11月28日 (日) 20時49分

その節は、ありがとうございました。
庄太郎さんがぼくの荷物を持っていってくれたおかげでなんとか野田さんに再会&ムック発売に至った訳で。
このカリはいつか!!
ただいま本栖湖から自宅に到着しました。

投稿: やーまん | 2010年11月28日 (日) 22時30分

こんにちわ高橋さん
この寒い時期の雷鳥沢でもこんなにテント張ってるんですね。びっくりしました。
私もまた行きたくてたまりませんです。
12月に発売するピークスの記事楽しみにしております。
登山の運動生理学百科いいですね。あれを読んで来シーズン また違った意識で登山できそうです。
食べ物のことまで書いてありましたし、非常にわかりやすいです。
ありがとうございました。

投稿: まつぼん | 2010年11月29日 (月) 09時51分

カミナリおやじ様

立山は僕たちの取材の後、たしかに雪が降ったようで。
せっかくの計画が中止になってしまって、残念ですね。
ちょうど今日がアルペンルートの最終日のはず。
室堂に簡単に行けなくなってしまい、
あのあたりも静かになっていくのでしょう。

柿の種、生姜しょうゆ味は知りませんでした。
亀田はいろいろな新しい「味」を
たびたび繰り出してくるので、
柿の種ファンとしては気が抜けません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まつぼん様

『登山の運動生理学百科』、お読みになったんですね。
難しい内容のわりに読みやすいので
なかなかためになったのではないかと思います。

やはり学者の書くものは説得力があります。
無駄な体力を使わず、ラクな登山ができるといいですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やーまん様

あのとおり、パッキングをむりやりやったので、
じつは問題が発生。
なんとテントのポールが、ジェットボイルの
プラスチックのフタを貫通させ、小さな穴が!
さらに金属の鍋部分までヘコんでいました。
それほどものすごい高圧縮パッキングだったわけだけど、
ポールは外付けしておけばよかったと反省。
今度、編集部で見せてもらってください。

投稿: 庄太郎 | 2010年11月30日 (火) 10時35分

はいありがとうございます。
あっ グリセードヤフーで出品されていましたね。
残念ながら新品ではありませんが。
ちゃんとアラートヒットしましたか?(笑)
このメッセージは掲示しなくてもよいですので
余計なお世話かもしれませんが。
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n89295091

投稿: まつぼん | 2010年11月30日 (火) 10時53分

あらっ 間違えていました。グリセードではなくカスケードでした。
失礼しました。初代カスケードになるんかな  あんな形していたんですねカスケード

投稿: まつぼん | 2010年11月30日 (火) 23時10分

まつぼん様

わざわざお知らせしてくれて、ありがとうございます。
昔のカスケードのデザインって、
僕が使っているグリセード的なんですよね。
ハーネスといい、ディテールといい。
まだ1万円なら、誰か入札すればいいのに。
今は現行モデルすら、マックパックの大型は
完全に売り切れで買えないようだし。

僕は先日、2代目となるグリセードを確保しました。
中古だけど、2万円くらい。
来年の新作も買う予定ですが、
こういうオークションに出ている中古も
まだまだ試してみたくなりますね。

投稿: 庄太郎 | 2010年12月 1日 (水) 23時56分

おやさしいお言葉ありがとうございます。
そそっかしいのは山では大変危険ですね(笑)
そうですか グリセード手に入れられましたか よかったですね。
高橋さんくらいの山の頻度では常にお気に入りのザックを複数スペアに持ってないと成り立たないでしょうね。
 マックパックの大型バックパックはすごく人気がでてきましたね。たぶん高橋さんのお陰かと。

投稿: まつぼん | 2010年12月 2日 (木) 00時47分

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