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2010年12月

2010年12月29日 (水)

エイ出版社の「社長賞」をいただきました

山の本の話を書こうかと思っていたところ、
別の本(というか、自分自身が書いた本)のことで、うれしいことが。
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先日、エイ出版社で年末の納会があったそうで、
今年の春に僕が書いた『トレッキング実践学』が社長賞の栄誉に輝いたのでした。
なんでも、エイ出版社から発売した書籍のなかで、
この本の売り上げがナンバー1だったとのこと。
あくまでも出版社内部の内輪の「賞」ですが、
出版点数が多いことで知られるエイ出版社だけにうれしいことです!

昨日は、毎年行われている通称「アウトドア忘年会」があり、
僕のようなライターやカメラマンのようなフリーランス、各社の編集者、
メーカーのさんなどが100人近くも集まっていたのですが、
そのときに『PEAKS』『フィールドライフ』『カヌーライフ』各誌の編集長を務めている
朝比奈さんが会社から持ってきてくれたのでした。
「おめでとう」ってね。

ちなみに、「木」に「世」を合わせたエイという文字は標準的な漢字ではなく、
パソコンで打ち込むと文字化けしたりするので、
このようにカタカナで表現するのが慣わしになっております。

ところで、このなかに入っていた金一封もありがたいのですが、
それよりも編集部のみなさんが
「うちの編集部から社長賞が出て、本当によかった」などと素で話をしているのを聞き、
僕としても関係者に喜んでもらえたことが、なおうれしかったこと。
製作時にいちばん細かくて面倒な作業を受け持ってもらった成清くんは、
その後退社してしまいましたが、この成清くんにも編集部から早速伝えられ、
噂によると、電話口では喜びで涙ぐんでいたとのこと。
その成清くんからも僕に連絡があり、祝福してくれました。
成清くん、ありがとう。

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というわけで、この『トレッキング実践学』ですが、たしかに売れ行きはよく、
書店やアウトドアショップではかなりの数が出ていったようです。
楽天ブックスなどの読者の評価も高く、これまたうれしいのですが、
アマゾンでは高評価と同時に厳しい評価もついており、
それによってアマゾンでの販売数の順位はけっこう下がっていたりして。
この厳しい評価には、「なるほどそういう見方もあるのか」と参考になる面もあり、
一方で、なんだか理不尽で反論したくなるものもあるのが正直なところ。
もしも、このブログを見ている方で、僕の本を読んでいる方がいらっしゃったら、
余裕のあるときにアマゾンにでも感想を書いていただけるとありがたいです。
無理に高い評価をせず、悪いところがあれば率直なご意見を。
じつは来年の初夏あたりには、2冊目の本を出すことになっており、
参考にさせていただこうかと思います。

その本の内容については、またすぐに。

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2010年12月23日 (木)

南アルプス・雪の鳳凰三山

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気田川から家に戻り、滞在10時間弱。
すぐに今度は、南アルプスへ。
こんなふうに富士山も間近に見える鳳凰三山が目的地です。
ピッケル、アイゼン、わかん、スコップなど雪山道具満載で、
食料や燃料もたっぷりも持ったため、荷物の重さはかなりのものでした。

こういう富士山の写真って、早くも正月っぽいですね。

さてこちらは、登山口に近い夜叉神峠から見る間ノ岳。
連休のときは、隣の農鳥岳からも眺めました。
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その右奥の裏には仙丈ケ岳があるはずで、昨年の雪山では登れずに戻ってきた山。
というわけで、今年の鳳凰三山は失敗しないよう、念入りに計画。
しかし、今年は雪があまり多くないですね。

初日はダラダラと登るのみ。
夜叉神峠以外では、ほとんど展望は望めず、森林帯を進みます。
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雪の積もり方が中途半端。
溶けた雪が再び凍り、ツルツルしていて歩きにくいのなんの。

2日目のキャンプ地の朝。
この写真はまだマシな感じで、実際は吹雪。
ここは森に囲まれているからよいけれど、
上空はゴウゴウと音を立てて、強風が吹き荒れている始末。
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緑のテントが僕のもの。
雪上用テントとして気に入っている、EXPEDの”Venus Ⅱ”というモデル。

防寒対策は万全なので、あまり寒さを感じなかったのですが、
生の野菜はこのような状況に。
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完全に凍りついていて、ジップロック内部は霜だらけ。
大昔の冷蔵庫のようです。

寝袋も顔に近い部分は呼気によって霜が降り、
塩が吹いたように白くなってしまうのです。
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気温はおそらく-10℃程度。
でも、寝袋がとにかく暖かいので、夜には暑くて起きるほど。

で、もろもろを省略して、最大の目的地・地蔵岳のお姿を。
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先端の岩は有名な「オベリスク」。
そこだけで20m以上あり、登る気になれば、登れちゃいます。
誰にでも、とは、とてもいえないけれど。

オベリスク近くには賽の河原といわれる場所も。
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ちょうど真後ろには、甲斐駒ケ岳。
鳳凰三山(地蔵岳/観音岳/薬師岳)自体もいわゆる百名山ですが、
この甲斐駒ケ岳だけではなく、北岳、仙丈ケ岳、富士山、八ヶ岳など、
日本の名山に囲まれていて、すばらしい風景を眺められるのが、
この山のよいところなのです。

後の空に近い部分、ぽっかりと浮かび上がるのは、八ヶ岳連峰。
その下にはJR中央本線や中央高速道、高原の畑。
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まさに2800m付近をウロウロとする
空中散歩の趣なのです。

というわけで、詳しくは来年発売の某雑誌を。

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2010年12月22日 (水)

気田川カヤック旅

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ずっと漕いでみたかった静岡県の気田川に行ってまいりました。
この川は天竜川の支流で、水質とともに風景の美しさでも知られ、
カヤックツーリング好きの者なら一度は下ってみたい場所なのであります。

正確に言えば、下り始めは、気田川のさらに支流の熊切川。
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メンバーは、オレンジ色のドライスーツを着た麻生弘毅(アソーくん)、
ブルーのジャケットを着た森山伸也(ヤーマン)、
そして、ここには写っていませんが、大森千歳(ちーちゃん)、そして僕。
男は全員、雑誌で原稿を書いているライターで、
ちーちゃんも本職ではないけれど、最近PEAKSで記事を書いていたりもします。
本当はさらにホーボージュンさんも来る予定だったし、
とにかく、仕事じゃない遊びなのに、ライターだらけ。
なんなんだろう、このメンツ。誰も働かなくてよいのでしょうか?

初日のキャンプ地からこぎ始めると、すぐにお目当ての気田川に。

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アソーくんが乗っているのは、僕が貸した「ゆず号」。
ちなみに、僕のうちにはこのフェザークラフトの”カフナ”というモデルが2艇あり、
僕自身が乗ったグリーンのものは「エビ号」という名前。
ヤーマンの持っているブルーのカヤックは、名前をつけているのか不明です。
このあたりはまだ人家が見えて、普通の川っぽいですね。
漕ぐのもわりと簡単で、のんびりと下っていきます。

ところが‥‥、なぜかほとんどなんでもない瀬で
一艇のカヤックが沈(転覆すること)し、漕ぎ手は川のなかへ水没。
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引き上げたカヤックとともに、全身が濡れて凍え、呆然とするちーちゃん。
いっしょに漕いでいたヤーマンによれば、
「ちょっと泳ぎたかったんですよ」とのこと。

それもそのはず。
上の写真をズームしていくと、植木で作ったこんな文字が。
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「日本一・きれいな川」なので、12月下旬の冷たい水でも泳ぎたくなるんですね。
さすがだなあ、ヤーマン。

沈したカヤックは大きめだったので、食料をダンボールごと
積んでいましたが、こんな悲惨な状況に。
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でも、大切な超特大魚肉ソーセージが流されていなくてよかった。

この日は、沈のダメージが大きく、さっさと漕ぐのを終了。
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流木を拾ってきて、河原で焚き火をいたします。
夕食のメインは鍋ですが、中央には特大魚肉ソーセージ。
ちーちゃんが念入りに焼いてくれたのですが、
炭火のパワーを持ってしても、あまりおいしくはなく‥‥
僕が買ったものとはいえ、はっきりいってまずかったです。

翌日は、ほとんど人工物が見えない川を進んでいきます。
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さすが、美しいという話を聞かされ続けてきた気田川。
フネでしか行けない河原も多く、そういう場所でキャンプして
もぐったり、魚やエビを獲って食ったら楽しそう。
そう考えると、やっぱり本当は冬ではなく、夏に来るべきなんですよね。

気持ちよさそうに漕いでいるアソーくん。
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彼はアラスカ・マッケンジー川を何十日もかけてカヤックで下った話を
1冊の本にまとめている最中。来年春の刊行予定なので、お楽しみに。

最終キャンプ地は、気田川と天竜川との合流地点。

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ヤーマンは今回、テント本体とポールの組み合わせを間違えるという失態を犯し、
周囲が凍りつく厳寒のなか、カヤック2艇のあいだに
無理やり張ったタープだけを屋根に寝ていたのでした。
あえて12月の川で泳ぐヤツなのですから、まあ平気なのでしょう。

あとはもう帰るのみ、という最後の朝。

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3泊4日にわたって焚き火をし続けたので、
全員のウェアは焚き火くさく、ひどいものになってしまいました。

しかし、楽しかったですよ!
とはいえ、次回は冬ではないときに。
暖かいときなら、僕も川で泳ごうと思います。

そして、この翌日から、僕は雪山へ行くことに。

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2010年12月15日 (水)

『PEAKS1月号』発売

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『PEAKS1月号』が発売になりました。
今回は、なんと表紙の一員にも。右の黄色い物体が僕です。

僕の担当は、表紙にも書いてある立山での最新ギアの「インプレ」8ページ。
これは先日紹介した取材をもとにしたものです。
僕は道具のページを構成して、
雪山縦走のルポは、いっしょに行ったライターの森山くんに任せました。
というのも、ここで紹介しているのと丸っきり同じコース、
じつは僕、6月にも歩いていて
『ビーパル8月号ですでに書いちゃっているからです。

それとは別に、連載の「マウンテンギアラボラトリーズ」では
「スリーピングマット」を7ページ。
「アルパインシェル」(ゴアテックス)も2ページ。
もうひとつ、これまた連載の「岳(ダケ)」を1ページ。計18ページです。

興味のある方は、ご覧になってくださいね。

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2010年12月13日 (月)

ザ・ノース・フェイス “サイドアクセサリーポケット”

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もう半月ばかり、山にも川にも海にも行っておりません。
こんなに長くアウトドアから離れているのは、今年初かも。
そんなわけで、屋外ネタではなく、ちょっとした暇ネタを。

上の写真は、この秋に発売された
ザ・ノース・フェイス “サイドアクセサリーポケット”。
実はこれ、僕が「こういう外部ポケットがほしい」と
メーカーの方に話していたところ、なんと本当に製品化してくれたもの。
要するに、ザ・ノース・フェイスの日本企画製品なのです。
僕の名前が明記されるわけではありませんが、
ちょっとした僕のプロデュース作品なのであります。

ポイントは、バックパックの片側のハーネス(左側)だけで固定できること。
いくつかのメーカーから、両方のハーネスを利用して固定するポケットは
発売されていますが、そういうものはバックパックを背中から下ろすときに
わざわざこういうポケットのストラップも外さねばならないという手間がかかるので、
あまり好きではなかったのです。
もちろん片側だけで固定できるものも以前からありましたが、
すぐに出し入れできる場所に取り付けられ、しかもカメラを入れられる大きさで、
かつ水にも強いもの、というポケットはあるようでなかったのですね。

ちなみに、メーカーのウェブサイトの説明では
「最適なタイミングを逃さずとらえること、それは充実したトレッキングのための
必要条件です。ザックの左ショルダーストラップに取付けて使う
このアクセサ リーポケットは、手が届きやすく歩行の邪魔になりにくい位置に
収納場所が確保できる便利なアイテム。さっと取り出したい携帯電話や
デジタルカメラ、携帯食 やコンパスなどを収納するのに最適です」となっています。

さて、もう一度、冒頭の写真を。よく見ると、左右で形が微妙に違います。
ストラップの位置やサイズも。じつは左は試作品で、右が製品化されたもの。
本当はさらにもう一つ、もっとも初期の試作品もあったのですが、
それはもう僕の手元にはありません。
何度か使ってみて、その後にメーカーの方に感想を伝えるとき、
返却してしまったからです。それもここにあると、もっと面白かったのだけどな。

裏はこのような仕組み。
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左の試作品は上下をストラップとフックで
バックパックのハーネスに留める仕組みだったのですが、
これだとかなりブラブラしちゃうんですね。
そこでこれを改善してもらったところ、
右のようにポケットの裏にも細いストラップが付いてきました。
このアイデアによって、ズレが少なくなりました。
ちなみに、このポケットの裏面には薄いパッドが内蔵されていて
胸に当たっても痛くありません。
最初期の試作品では表側にもパッドがついていましたが、
それだとポケットの柔軟性が低くなって使いにくいので、
ここもパッドを裏側だけに替えてもらったのでした。

実際に取り付けると、こんな感じ。先日の立山縦走のときの写真です。
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下部は、付属フックをバックパックのストラップに引っ掛けるようになってます。

こちらはサイドから。
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左の試作品はファスナーが比較的上のほうにしかついていません。
対して、右の完成品はかなり下のほうまでついています。
これも改善してもらった部分。
このポケットは左の胸からお腹辺りに位置するものですが
右手でこのポケットに手を伸ばしたとき、
サイドのほうまで大きく開いたほうが、中身を取り出しやすいのです。

内部の様子。
カメラなどを落とさないように、フックが付けられています。
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メッシュポケットもつけられており、白いものは僕が入れたジップロック。
ファスナーは止水タイプなので水には強いとはいうものの、
あくまでも「防水」ではなく、「止水」。
いつも防水カメラを使っているわけではないし、
高機能のカメラほど防水機能は省かれているので、
大雨のときはすぐにカメラをジップロックに収納したほうが確実。
そこで折りたたんだものを準備しているわけであります。

というわけで、僕の意見を活かしてもらったアウトドアギア。
正直なところ、僕にとっては100%の使い勝手ではありません。90%くらいかな。
もうちょっと小型でもよかったし(試作品サイズのほうが個人的にはよかった)、
もっと腰に近い部分で固定できるとよかったのだけど。
でも、それはたまたま僕のカメラが小さいものだから、小型のほうがよいだけだし、
固定できる位置も、僕のバックパックだと、たまたま上のほうにきてしまうだけ。
僕はデジカメを入れるためだけに、こんな小型ポケットがほしかったのですが、
量産するとなると、カメラ以外のモノも入れられたほうがよいわけです。
さまざまなモノが入れられたうえで、
できるだけ多くの人が使いやすく、いろいろなバックパックに付けやすいという
汎用性の高いものにするためには、これでよいのだと思います。
実際、僕の考えだけで作るよりも、
このほうが使いやすいという人が圧倒的多数でしょうね。

値段はお手ごろな2940円。
‥‥と、値段を今、メーカーのウェブで再確認したのですが、
よく見るとそこで使われている写真は、最終完成品ではなく、試作品のまま!
このブログで紹介した写真右のものが正しい製品ですよ。

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2010年12月10日 (金)

『ビーパル1月号』発売

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苦しかった原稿書きがなんとか終了。
そして気付けば、今月もはや10日。『ビーパル1月号』が発売になりました。

今号は年末・年始らしい『贈り物』特集。
僕が担当したのは、このなかで「父から子へ」というカテゴリーの8ページ。
贈り物ということで、商品セレクトの「目」をいつもと変えねばならず、
紹介するものを決定するまでがなかなか大変でした。
さらに原稿のテイストもちょっと違っていたりして。

あまりアウトドア的ではないものも含まれていますが、
やはりビーパルということで、とくに僕が受け持った「父から子へ」は
キャンプがらみの道具が中心ではあります。
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こちらはスタジオ撮影中のヒルバーグ「スタイカ」。
ここのテントの素材は加水分解(フライ裏のコーティングが
時間とともにボロボロになる現象)しないので、何十年も使えます。
商品セレクトの裏テーマが「長く使える」だったので、こんなものも。

この写真の中央は、ヴェイパラックスのランタン「M320」。
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原稿にはそれほど詳しく書いていませんが、
このヴェイパラックスはもともとイギリスの会社。
それが韓国資本に変わっちゃうそうです。
だからといって、本質が変わることはないのでしょうが、
完全オリジナルにこだわる人は、早めに在庫を買ったほうがよいですよ。

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2010年12月 7日 (火)

原稿地獄の淵から

やってもやっても終わらない、原稿書き。
それほど量が多いわけではないし、
書くこと自体は好きだからライターなぞやっているんですが、
今回はシンプルに書きにくいものが多くて。
まだ終わりが見えず、ぜんぜん寝てもいなく、地獄にいるような気分。
ちょっと時間が空いたので気分転換にブログをアップしております。
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ここ数日、見ているのはこんな風景ばかり。
手前にあるのが今進めている原稿のレイアウト。
今手がけているのは、アウトドアウェアやギアに関するものが多いのですが、
これらのレイアウトからも見当がつくかと思います。

そのなかのひとつが「マット」で、スタジオ撮影の際は
こんな感じでマットを大量に集めました。
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実際に取り寄せたのは、この倍くらいはあったかな。
いつものことながら、自分が実際にいつも使っていて、
本当によいと思ったものが中心となって、誌面に登場しております。
メーカーからお借りしたものなのに、
こっそりとなぜか私物紹介っぽいニュアンスがあるわけです。

ほかに書いているのがモンベルのウェアを使ったアルパインシェルの話。
そのために、モンベルの本社がある大阪にも行ってきました。
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この本社ビルのショップ、来年は拡大するそうですよ。

原稿はその他2つ。早く終われ!

さて、気分転換ついでに、いちばんはじめの写真に写りこんでしまったものの話。
アウトドアとはあまり関係ないので、お暇ではない方はスルーしてください。

僕のパソコンの壁紙になっているのは、
アメリカの昔の写真家、アンセル・アダムスが撮影した
グランド・ティトンかどっかの山と川。
この写真は気に入っていて、ノートパソコンのほうも同じ壁紙。
当時はモノクロ写真しかなかった時代なのですが、
このモノトーンがまたいいんですよね。

CDは原稿を書きながら聴きこんでいる20年くらい前のアルバム、
CHAPTERHOUSE "Whirlpool"
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シューゲイザーという当時全盛だったギターロックのジャンルを代表するバンド。
今聴いても、すさまじくカッコいいです。その下は、発売されたばかりの
SUEDE"The best of"
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こちらもイギリスを代表するロックバンド。
解散したのだけど、最近また復活しつつあるとか。
ここのギタリストのバーナードには、インタビューしたことがあります。
そのさらに下は、わざわざHP経由でしか買えないものをイギリスから輸入した
KULA SHAKER"Peasants, Pigs & Astronauts" リリース10周年記念盤。
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オリジナルとはいくぶん違うジャケット。
3000ボックス限定で、僕のCDのシリアルナンバーは2313。
このアルバムが出たとき、彼らを以前働いていた雑誌の表紙撮影のため、
わざわざロンドンに出張したんですよ。よい思い出だ。
EVERYTHIG EVERYTHINGという新人バンドのアルバムも。
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こいつは僕の好みに合わず、外しちゃった感じです。
これらのアルバムをパソコンに落としたりするのも、気分転換の一環に。

マグカップは、いわゆる裏原宿ブランドであったgrand canyonの
なんかのイベントでもらったもの。
このブランドをはじめたスタイリストの熊谷くんからもらった気がするのですが
記憶はすでに曖昧。これに注いだコーヒで
カフェインを大量摂取して原稿を書き続けております。とほほ。

なんだか机の上だけで、ファッション誌で音楽担当もしていた
僕の仕事のルーツが垣間見られるような。
今はほぼアウトドアのみで、大満足。
最終的には、自分がいちばん好きな世界で生きていられて、
本当にありがたいことです。

しかしまあ、気分転換のわりにはたくさん書いてしまったこと。
ブログは気楽でいいなあ。あとで書き直すこともできるし。
雑誌は活字になってしまったら、取り返しがつきません。

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2010年12月 3日 (金)

「アウトドアリサーチ」内覧会

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毎年この時期あたりから、アウトドアメーカーの展示会が始まります。
丸1年先のシーズンなので、つまり「2011年秋冬」もの。
写真は会場でもらった「OR」の略称でも知られる
アメリカのアウトドアメーカー「アウトドアリサーチ」のワークブックです。
カタログとの大きな違いは、日本で発売されるのか未定だったり、
そもそも製品化されるのかすら確定していないものも掲載されていることですね。

もともと好きなブランドであるうえに、
今年の2月には本社の取材を行うばかりか、
ウェアを一式着用してシエラネバダの山を歩かせてもらったりしているので、
新作はどうなっているのか、かなり楽しみな展示会でした。

会場にはけっこうな人。
でもスキを見て、人が移っていない状態をなんとか撮影。
(ちゃんと許可は得ています)
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ウェアはハードシェルの最上位モデル、マキシマスジャケットがかなりよさそう。
といいながら、写真がなくてゴメンなさい。
ソフトシェルは色がちょっと地味なのが残念だけど、これまたいい感じ。

こちらは以前から非常に評価が高い帽子類の新作。
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真ん中のものに注目。あらかじめフェイスマスクが内蔵されているという
これまでにありそうでなかったタイプ。
この「帽子+マスク」タイプはバリエーションが豊富で、物欲を刺激されるのです。

もうひとつ画期的な帽子が左の商品で、なんとダウンのキャップ。
あっ、中央のキャップもダウンの中綿入りだったな。
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もちろん汗をかく行動中ではなく、テント泊のときなどにかぶるのだけど、
こいつがじつにすばらしい。収納すれば手の平に乗るサイズなのに、
それはもう本当に暖かいのであります。
ただ、似合うかどうかといわれれば‥‥。
会場でいっしょになった山と渓谷社の知り合いも、
正直なところ、僕と同じように似合っていませんでした。
日本人の平面的な顔には難しいのかも。
でもまあ、過酷な場所では、機能性重視でしょう。
これは僕、確実に買うつもりです。色は無難な黒を選ぶつもり。

さらにほしいのが、このフリースライナーのストレッチ性グローブ。
おそらくカタカナにすれば、バーサライナーという商品名になるはず。
これ、中央のグローブを見るとわかるように、手の甲にファスナーが付いていますね。
ここには写真左のパーテックス素材の薄手グローブがさらに入っているんです。
ようするに、雨や雪が降ってきたら、アウターグローブで防水できるわけ。
アウターグローブはかなり薄いので、
手の甲に入れておいても、さほど違和感は感じません。
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来年といわず、今年のうちにほしい!
しかし、こういうシステムのグローブなら、
僕はむしろ夏に使いたいので、内側のフリースはなくていいかも。
2月の取材でお世話になったセールスマネージャーのジャクトンが来日していたので
夏向けのもっと薄いタイプを作ってほしいとお願いしておきました。
ダメもとですけどね。

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2010年12月 2日 (木)

『Feel EARTH 2010』が終了しました

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台風のために延期されていた『Feel EARTH 2010』が、
11月27~28日の週末にやっと開催されました。
この昼の時点では寂しそうに見えるステージは、
夜になるとミュージシャンのライブ、そして僕のスライドショーの舞台に。

僕のスライドショーのテーマは「大人の夏山合宿」。
仲間とともに毎年行っている山行の模様をお話しました。
この合宿、グループでいっしょに行動するものの
共同装備は一切ない、準「ソロ山行」方式。
テントも各自がソロ用を用意し、食事もバラバラ。
そんななかで、山の知識や装備の使い方などを
お互いに学ぼう、盗みあおうというものです。
まあ、基本は遊びなんですが。
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場所はいつも北アルプス。これまでに4年(4回)行っていて、
北から「白馬岳~栂海新道~日本海」(第2回目)
「剱岳~剱沢大雪渓~水平歩道」(第1回目)
「折立~高天原~雲ノ平~裏銀座」(第4回目)
「新穂高温泉~槍ヶ岳~大キレット~北穂高岳」(第3回目)となります。

しかし、スライドショー自体の出来は、我ながらひどいもの。
今年、何度か同じようなスライドショーをしているのですが、
いちばんシドロモドロになってしまいました。
話が散漫になってしまったし、わかりにくかったし。
寒くて頭がまわらなくなっていたし。
わざわざ聞きに来てくださったみなさん、申し訳ありません。
話すのはプロじゃないので、ご勘弁を。
自分自身が話すので精一杯だったので、写真はありません。

こちらは会場の様子。
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アウトドアメーカー中心に、いろいろなブースが。
なかなかいいものが、お安く買えたりもします。

カヌーの「四万十塾」のカヌーカフェ。
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ここの代表のとーるさんとは、昨年もいっしょに那珂川や四万十川を漕ぎました。

おなじみホーボージュンさんの「リアルバックパッカー養成講座」。
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わずかに手伝いつつも、僕は遠くから冷やかすのみ。
近くにいると、突然僕にまで話が振られるので、気が気ではないのです。
しかし、ジュンさんは話がうまくて、うらやましい。

別の場所では、小雀陣二さんの「アウトドアランチ」。
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小雀さんのメシは山の中で食べさせてもらうことが多いのですが、
こういうキャンプ場だと調理器具が充実していて、いつもよりもうまそう。
今回も朝にぼんやりとしていたら、
わざわざパンを焼いて朝食を作ってくれました。ごちそうさまです。

最後に、会場で入手したもの。
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僕の好きなシートゥサミットの2つの「袋」。
ブルーのデカいドライバッグというか、パックライナーは70リットル。
ほぼ同じものを持っているのだけど、かなり傷んだので新しいものを。
同じくオレンジは、4リットルのドライバッグ。
この色はまだ持っていなかったので、荷物の仕分けをよりラクにするために。
どちらも会場だと格安でした。
それと、ノルディスクのダウンブーティ。
ソールが硬めにできており、このまま雪上で行動しても、
トイレくらいは難なく行けるでしょう。
あとは実際に雪の中で試してみないとな。

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