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2011年1月12日 (水)

ひとりで愛鷹連峰・黒岳&越前岳-1

Img_0088
家のなかにずっといたら、どうしても山のなかで1泊したくなり、
1泊2日だけですが、突然、愛鷹(あしたか)連峰へ行ってきました。
「愛鷹連峰」と書きましたが、この一帯は、
一般的には「愛鷹山」という名前で知られているところ。
要するに、いくつかの山の塊が「愛鷹山」なのですが、
わかりにくいことに、この山塊のなかには、単体でも“愛鷹山”があり、
つまり「愛鷹山」のなかには、“愛鷹山”と“ほかの山々”が含まれているわけ。
なので、若干マイナーな言い方だけど、「愛鷹連峰」と称することも多いようです。

場所は、富士山と駿河湾のあいだ。
東名高速道路や東海道新幹線から見ると、
富士山の手前にこんもりと存在する山々です。
地理的に面白いので、ここはけっこう前から狙っていた場所なのでした。

まずはクルマで愛鷹登山口へ。
そこから稜線に登り、主要登山道から少し外れた黒岳に向かいます。

出発は15時とかなり遅め。
というのも、愛鷹の山中には指定のキャンプ場はないので、
他の登山者の邪魔にならないように、
ほとんどの人が下山してから適当な場所にテントを張ろうと思っていたから。
そのために、日暮れ前に到着すればよいと、わざと出発を遅くしたわけです。

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登山道の雪は、3センチ程度のみ。アイゼンなんていりません。
そもそも今回の目的は、人がいない場所でゆっくりと1泊して休息すること。
山を頑張って歩こうとは根本的に思っていないので、
アイゼンをはかないと登れないハードな山には、行くような気分ではなかったんです。

というわけで、登っていくと、途中には「愛鷹山荘」。
無料で泊まれる避難小屋です。
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普通の家が山中に出現したようで、なんだか不思議。

不思議といえば、登山口にあったこの看板。Img_0038
水場がなくなったのはわかるとして、(だから僕は今回、4リットル持参したけど)、
最後の1行はなにをいいたかったのでしょう?
わざわざ赤線まで引いてあるけど、意味不明。

天気はまあまあよく、木々のあいだからは、青い空。
Img_0066
そんな感じで、1時間ちょっと歩くと、一番はじめの写真の黒岳山頂に到着。
広場のはずれにテントを張ると、ちょうど富士山が真後ろに。
正直なところ、僕はそれほど富士山が好きなわけではないのですが、
こういうシチュエーション、やはり悪くありませんね。

で、張ったテントのなかは、こんな感じ。
Img_0100
テントはビッグアグネスの「フライクリークUL1」。
これ、テント本体の上半分がメッシュなので、はっきりいって寒いです。
あきらかに真冬ではお勧めできない選択なんだけど、重量はたったの1キロちょっと。
今回は僕にしては珍しく、荷物を軽量化していたのです。
それも、たいした計画・計算もなく、ただ適当に。

軽量化といいつつ、今回は一方で
まだ使っていなかった新製品、もらいもの、サンプルなどを
思いつくままたくさん持っていき、ある意味では、
「商品お試し登山」の様相を呈していたりもしました。
それも同じく、とりたてて計画・計算をせず、ただ適当に。

そんなわけで、このまま書いていると話が長くなりそうなので、
次回は持っていった道具やウェアの一部をご紹介します。

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山(やま)」カテゴリの記事

コメント

高橋様

冬の雪山に行くの羨ましいです。まだそこまで技術がないので今は家で山岳小説を読みふける日々です(笑)
ちょうど今『孤高の人』を読んでいるのですが、なんとなく加藤文太郎氏と庄太郎さんがかぶってしまいます。ソロでの登山を好んで行きますし淡々としてる感じや名前も似てますよね。

それにしても看板の最後の一文…解読できないですね。
モグラが住んで5年後に撤去したんですかね(笑)

投稿: まいち | 2011年1月13日 (木) 12時26分

まいち様

「孤高の人」、僕も読みました。
あれ、あくまでも小説で、実際の加藤文太郎とは
けっこう違う点が多いようです。
もしも加藤文太郎自体に興味が出てきたら、
本人が書いた『単独行』を合わせて読むと面白いですよ。

そういえば、僕が加藤文太郎と
いちばん似ている点は、「甘納豆」です。
僕はたんに、でん六の「黒豆甘納豆」の
あまりのうまさにハマッてしまい、
山でも家でも食っているだけなんですけどね。
ちょっと甘すぎるんですが。

投稿: 庄太郎 | 2011年1月13日 (木) 21時02分

『孤高の人』を読んでると甘納豆何度も出てくるのですごく食べたくなります(笑)一緒にでてくる揚げた乾し魚にはあまり興味ないのですが…。
でん六の「黒豆甘納豆」覚えておきます。いい情報ありがとうございます。
いまさらながら加藤文太郎にとても興味がありまして、『単独行』と合わせて読もうと思います。

投稿: まいち | 2011年1月14日 (金) 12時18分

まいち様

黒豆甘納豆は、水を入れて煮込むと、
なかなかうまいお汁粉にもなります。
で、山ではそこに薄い餅を入れたりして。
色が黒いのが問題ですが、お試しを。

投稿: 庄太郎 | 2011年1月15日 (土) 19時54分

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