« ひとりで愛鷹連峰・黒岳&越前岳-1 | トップページ | 『PEAKS 2月号』発売 »

2011年1月13日 (木)

ひとりで愛鷹連峰・黒岳&越前岳-2

Img_0197_2

前回の続きで、今回は持っていった道具やウェアをご紹介します。
はじめに言っておきたいのは、これらは僕の「試してみたい」
「使っておきたい」という気持ちを優先して持って行ったものが多く含まれ、
今回の山に適しているとは限りません。
雪山用としては、それほど参考にしないほうがよいですよ。

さて、以下の写真は‥‥
Jjj
左上は昨年末、ホーボージュンさんからもらった「チェストファインダー」。
先日、このブログで自分がデザインに関係して いる
ザ・ノース・フェイスの「サイドアクセサリーポケット」の話を書きましたが、
そのときの話でいえば、僕にはしっくりこないタイプだと書いた
左右のハーネス2ヶ所で留め、胸の中央にくるタイプのポケットであります。
しかし、せっかくもらったので使ってみると、
さすがジュンさんが考えつくしただけあって、
こういうタイプのなかではいちばん使い勝手はいいです。
といいながら、僕はやはり片方のハーネスだけに取り付けるタイプが好きなので、
これをどうにかして1ヶ所だけでうまく留める方法はないかと考えてしまったりして。
ともあれ、ジュンさん、ありがとうございます。

右上の黒いグローブは、パタゴニアのウール製。
生地の強さのわりに、透けるほどものすごく薄い点が僕好み。
もうひとつ、アクシーズクインの指先だけ出せる
ウインドストッパー素材のグローブも持って行っていたのだけど、
写真に撮るのを忘れてしまいました。
パタゴニアはテント内のもろもろの作業のとき、
アクシーズクインは歩くとき、テント設営のときなどと、使い分け。

右下のものは、ギアではなくて、今回のテント泊の夜のお伴。
今から50数年前に書かれた『山と闘う』という本で
副題が「北アルプスの未踏路を拓いた人々」。
内容は説明するまでもなく、タイトルのまんま。
こういう昔の山の雰囲気がわかる本、大好きなんです。

で、 左下はシートゥサミットの「サーモライトリアクター」というシーツ。
寝袋の体感温度を7℃もあげるという高機能です。
これを試すために、僕の今回の寝袋はあえて夏山などで使っている薄いタイプ。
経験上、本当はその薄さでは今の季節の冬山では眠れないと
わかっているのだけど、まあ1泊程度寒くて眠れなくても大丈夫だろうと。
しかし自分の体を使った実験の結果は、上々。暖かく眠れましたよ。

で、次は‥‥
Jjjj
また左上から。
ピーク・パフォーマンスの「ブラックライト・プリマロフト・フード・ジャケット」。
ダウンとはまた別に、濡れに強い化繊のインサレーションの新しいやつが
前からほしかったのですが、こいつはかなり快調です。街で着ていてもカッコいいし。
今回は寝るときにも着ていましたが、就寝中に寒くなかったのは、
これのおかげもあるでしょう。

右上は、モンベルの「ULダウンインナーパーカ」。
インナーダウンではありますが、僕は夏の防寒着にもいいなと思っていたもの。
本当は初夏まで使わずに温存し、新品のまま、とっておくつもりでした。
だが、今回は薄い寝袋が不安だったので、ついこれも持っていくことに‥‥。
こいつは800フィルパワーのダウンを使用しており、
圧縮すると超コン パクトになるので、
バックパックの隙間にググッと押しこんでおきました。
そして休憩中にパッと取り出すと、
一気にふっくらとボリュームを増し、防寒着としてけっこうな活躍ぶり。
モンベルの以前のウェアはなんとも微妙な発色で、
ちょっと着るのがためらわれたりもしましたが、今はなかなかよいですね。

右下はジェットボイル「PCSフラッシュ」と、GSI「ネスティングマグ」。
ジェットボイルの 「PCS」は前から使っていました。
でも、このサイドのマークの色が変わって
沸騰を教えてくれる「PCSフラッシュ」は今回がデビュー。
ネスティングマグはこれまでグリーンのものを使っていたのだけど、
ただ単純に色に飽きてきたので、思わずオレンジも買ってしまったというわけ。
これはマグが2重になっているので保温性が高いだけではなく、
はずして分離すれば、一度に2つのマグが誕生するというもの。
ひとつ持っていけば、スープを飲みつつ、同時に酒も飲めるのですね。
そういう状況が訪れるかどうかは別にして。

最後の左下は、左上と同じく
ピーク・パフォーマンスの「ブラックライト」シリーズのストレッチパンツ。
これ、じつはメーカーさんのご厚意で
日本未発売のサンプルを使わせてもらっているものです。
夜に枕代わりにしていたらシワがかなりよっちゃいましたが、履き心地は申し分なし。
裾の内側が補強されているのがうれしいところで、
しかもこの裾、ストレッチ素材ということもあって
ブーツの太さにぴったりとフィットするので、
今回の雪くらいならゲイターなしでも歩けるくらい。
ただ、「ブラックライト」シリーズなので仕方ないのでしょうが、
この「黒」は汚れが目立ちすぎ、他のウエアの色とも合わせにくいような。
単体ではカッコいいんだけど、ちょっと真っ黒すぎるかも。

と、まあ、これ以外にもいろいろと持っていったのですが、
それらを入れていたのが、下のバックパック。
Img_0161
15年くらい前のカリマーの「アルピニスト45」というモデル。
これを背負ったのは、10年ぶりくらい。
今回はいろいろな最新ウエアやギアを持ってきているくせに、
バックパックはかなり昔のもの(本も50年以上前のものだったけど)なのでした。
僕はこのころのカリマーが好きで、他にもいろいろ買ったな~

しかし、今回の山はいつもより荷物は相当軽いし、登山道だって楽なのに、
このバックパックを背負うと、なぜかどうしても背中が痛くなって‥‥。
ホトホト嫌になりました。もう出番はなさそう。

ともあれ、また話が長くなったので、これまで。
山歩きの話はさらに次回にします。

|

« ひとりで愛鷹連峰・黒岳&越前岳-1 | トップページ | 『PEAKS 2月号』発売 »

山(やま)」カテゴリの記事

コメント

道具好きな私にとってこういったネタは大好きです♪

最後のカリマーのバックパックですが、私も今日偶然
カリマーの12年前のアルピニストパーカー(赤)を家で
試着してました。
当時はセレクトショップで取扱ってて便乗したものの
ほとんど来ていないので今度BCで着ようかと思ってます。

投稿: シュンパパ | 2011年1月14日 (金) 00時52分

シュンパパさま

昔のカリマーって、カッコよかったですよね。
僕は昔、パタゴニアを歩きにいったときも
カリマーのジャケットでした。
色はネイビーとブラックとくすんだブルーの組み合わせで、
今見てもカッコいいです。
たしか同じ配色のフリースも持ってました。

投稿: 庄太郎 | 2011年1月15日 (土) 19時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ひとりで愛鷹連峰・黒岳&越前岳-1 | トップページ | 『PEAKS 2月号』発売 »