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2011年2月 6日 (日)

『グッズプレス3月号』発売と、SOTO “ムカストーブ”

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昨日のことですが、『グッズプレス3月号』が発売されました。
大特集は「変革の新作×不朽の傑作」というもの。
僕はこのなかでアウトドアギア、もうちょっと具体的にいうと
バーナー(ストーブ)とテントを担当しました。

誌面ではわからないけれども、こんな感じでロケを行ったりして。
Img_0002

今回紹介したもののなかで、とくにギア好きの方には興味深いと思われるアイテムが、
SOTOの“MUKA STOVE(ムカストーブ)”。
これまでの液体燃料系バーナーでは不可欠なプレヒートがいらず、
ポンピングだけ行えば、あとはそのまま点火できるという画期的な製品なのです。
Sod371
雑誌では、文字数の関係で詳しく紹介できなかったので、
ここでもう少しだけ補足すると、
本体重量は160g、自動車用ガソリン480mlで約1時間燃焼。
というか、1時間燃焼させるのに480mlが必要ということらしく、
燃料ボトルは700mlと1リットル(別売り)の2種があるようです。
出力は4000kcal/hと、昨年展示会で見たものよりスペックが向上していました。

燃料ボトルには圧力計がついていて、
ポンピング作業によって十分にタンク内に圧力がかかったか、一目瞭然。
まあ、ガスカートリッジ式とまではいかないけれど、
かなり点火までの作業が楽になっているというわけです。

収納時はこのようなスタイル。
直径6.5㎝、高さ8㎝という手の平サイズです。
Sod371_2
一見、MSRのドラゴンフライからパーツを落としまくったような感じ、か。
しかし、これはただ内側に折りたたんでいるのではなく、
それぞれのゴトクを180度半回転させて、コンパクトな姿にしているんですね。
つまり、この写真でいえば、ゴトクの足の部分が収納時には上に、
鍋を置く部分は下(床に触れたところ)になっているわけです。

上から見ると‥‥。
Sod371_3
直径は9㎝。ホースはかなり柔らかいものになっている模様。
そういえば、値段は税込みで1万7325円。
安いような高いような‥‥、つまり適正のように思えます。

と、ご紹介してはみましたが、実際に使ってみたわけではないので、
本当の実力はまだなんともわかりません。
この写真もメーカーの許可を得て使わせてもらっているだけで、
自分で撮影したものではないし‥‥
たぶん優れたものだは思うのだけど、
個人的には風防がないデザインが少々心配で、
どれくらいまで強風に耐えうるのか知りたいところ。
液体燃料バーナーこそハードな場所で使いたいし、
けっこう大きな問題なのです。
そういう意味では、実力がわからないので、
値段が適正かどうかも本当はわからないのですが。

日本発売は5月からですが、アメリカでは先行して3月発売とのこと。
ありがたいことに僕は日本発売前、
早めにサンプルを試用させてもらえることになったので、
もう少ししたら、もっと詳しいことを書けるかと思います。

しかしこれ、完成して製品化されたものとしてはかなり早い情報だと思うのですが、
雑誌メインのライターとしては、こうやってブログで紹介しちゃうと
紙媒体の意味が薄れるような気がして、いろいろと考えてしまいます。

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コメント

髙橋さんはじめまして。

たのしく拝見させていただいています。
自分も宮城県北出身の者です。
高校時代も山岳部に所属しておりました。
ですので髙橋さんにはものすごく親近感を持っております。
自分は大学卒業後、地元に就職しましたので月に一度程はこの宮城県の山を中心に楽しく山登りをしております。
といっても低山中心でして、家から近いということもあり黒川郡大和町の「七つ森」をよく登っております。
もし機会があれば是非登ってください!低山もなかなかおもむきがあっていいですよ。

実はこのHPにはマックパックを検索していて辿りつきました。
営業小屋(安達太良山のくろがね小屋)宿泊を今年は計画しておりますが、掲載されておりますエクスプローラーを検討しております。
実際に髙橋さんはどういう場面で使用されておりますか?また、使い心地はいかがでしょうか?

投稿: がく | 2012年1月 6日 (金) 19時46分

がく様

七つ森って、あのやたらボコボコした山ですよね。
たぶんまだ行ったことがないような‥‥。
なにかのときに行ってみたいと思います。

エクスプローラーはなかなか調子いいですよ。
丈夫なので、雑に扱っても気にならないし。
とはいうものの、僕はほとんどいつもテント泊なので、
この小型~中型パックの出番は少ないんですけどね。
僕が使っているのは、荷物が多めのときの日帰り登山。
もしくは小屋泊まり。このブログでいうと、
9月6日にアップした「秋田駒ヶ岳」のときですね。
どっちかというと、日帰りにはちょっとデカいので、
山小屋に泊まるときでしょうね。

投稿: 庄太郎 | 2012年1月 8日 (日) 02時11分

ご回答ありがとうございます。

なるほど。エクスプローラーなかなか良いですね。
やはり購入しようかな〜
自分も山岳部出身なので泉が岳、舟形、蔵王、福島の飯豊での夏山合宿を行いました。今でもハイシーズンでは月1〜2回程度泉が岳や蔵王、大崎市鳴子の禿岳に登っております。
ピークスもほぼ毎月購入しております。
以前は某有名山岳雑誌だったんですが、企画が面白いので最近はピークスばっかりです。ただ、どちらの雑誌でも東北にスポットが当たることは少ないのがやや悲しいところではあります。このたびの東日本大震災によって、どうしても風評被害であったりとかで以前よりも登山者はやや少ない状況になっております(宮城県民はわりと変わらず普通に登っておりますが県外からはなかなかこないですね)。
津波により甚大な影響を受けました沿岸部でも里山ながらもとてもすばらしい山、例えば石巻の献上山、山元町の深山、角田市と福島県新地町との間にある鹿狼山があります。震災と山というのはあまり直接的な関係はないかもしれませんが、これまで地元の方々と密接に関わっているこれらの山にも何かの形で触れていただればと思います(沿岸部の里山は地元漁師さんから守り神として信仰の対象として崇められていることが多いようですね)。

※昨年秋に七つ森に登った時、七ヶ浜から来たという夫婦とたまたま一緒になりまして、しばらくぶりに山に登ったら本当に良い気分転換になったととても嬉しそうに話されておりました。
「山っていいな」と改めて感じました。

投稿: 髙橋様 | 2012年1月 8日 (日) 08時09分

がく様

PEAKSでは巻末に「東北の山々」という連載がありますが、
震災支援もかねて、東北の山に目を向けてもらいたいという気持ちで、
昨年から立ち上げてもらいました。
2ページ扱いで大きなスペースではありませんけれど、
継続して紹介するのが大事だと思ってます。

僕もその取材のために、もうすぐ宮城にもう一度戻ります。
これが最終回なんですけどね。

投稿: 庄太郎 | 2012年1月10日 (火) 16時26分

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