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2011年2月12日 (土)

『PEAKS 3月号』が、もうすぐ発売

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いつもなら、発売日かその後にブログで書くのですが、
今回は見本誌がすでに自宅へ到着したので、
前もってここでご紹介いたします。
『PEAKS 3月号」(2月15日発売)であります。

今号の『ピークス』の大特集は、日本の「100ルート」。
山の写真を集めた表紙、なかなかいいですね。

僕はこのなかで、「北アルプスの15ルート」を選出し、
原稿ももちろん書いています。ちなみに、そのルートとは、

「山上の別天地へ」
・折立~薬師沢~(直登)~雲ノ平~三俣~双六~小池新道~新穂高温泉 
・室堂~立山~五色ヶ原~黒部ダム 
・上高地~横尾~涸沢~パノラマコース~上高地 

 「見たことがない風景」
・黒部ダム~日電歩道~阿曽原温泉~水平歩道~欅平
・高瀬ダム~湯俣(噴湯丘)~高瀬ダム
・新穂高温泉~新穂高ロープウェイ~西穂山荘~焼岳~中の湯温泉

 「人影が薄い場所の楽しみ」
・上高地~徳沢~徳本峠~霞沢岳~(往復)~島々
・中房温泉~燕岳~餓鬼岳~白沢
・扇沢~針ノ木雪渓~針ノ木岳~(往復)~蓮華岳~七倉岳~烏帽子岳~ブナ立尾根

 「憧れのロング縦走」
・猿倉~白馬雪渓~白馬岳~朝日岳~栂海新道~日本海
・新穂高温泉~小池新道~三俣~鷲羽岳~水晶岳~読売新道~黒部ダム
・折立~黒部五郎岳~鷲羽岳~裏銀座コース~ブナ立尾根~高瀬ダム

「北アルプス・マスターへの道」
・上高地~槍沢~槍ヶ岳~大キレット~北穂高岳~奥穂高岳~涸沢~上高地
・中房温泉~表銀座(喜作新道)~槍ヶ岳~飛騨沢~新穂高温泉
・室堂~立山~剱沢~剱岳(往復)~剱沢雪渓~仙人池~阿曽原温泉~欅平

字面だけではイメージしにくいでしょうが、このようになっています。
5つのカテゴリーに分けたうえで、
それぞれ3ルートずつ選んでいるので、計15ルートというわけ。
しかしこの区分けでは入りきれないルートも多く、
後立山連峰とか立山~薬師岳あたりが抜けているのが気になっていました。
だけど、そのあたりのルートは別のページで補足的に選出されていたので、一安心。
日本アルプスの概念的説明のページも含めると、10ページ分になります。

ちなみに、僕は初夏に出す予定の本は、この特集と似た要素があり、
今までにない構成にするためにうまく説明しにくいのですが、

誤解を承知でものすごくザックリと内容を説明すると、

多様な視点から「北アルプスの面白いルート選びができる」というものになります。
ともあれ、詳細はもう少し整理してから発表しますね。

また北アルプスに関しては、この「北アルプス15ルート」に加え、
日本屈指の長大でハードなルート、「読売新道」の“秘話”を
新道の計画・開削にたずさわった山本栄一さんにインタビューして書きました。
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これは、後世への資料として残るだけの内容と自負。
ぜひとも読んでいただきたい4ページです!
こういう山文化の過去を発掘する取材にはものすごく興味があるんです。
いずれ、こういう方向の話をまとめて、本にしたいと思ってます。

連載ものでは、「マウンテンギアラボラトリーズ」の“トレッキングポール”が7ページ。
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選び方や使い方に加え、最新型のポールも紹介されているので、参考にしてください。
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もう使えないものを含め、LEKIのポールばかり4~5組持っている僕ですが、
今回撮影をしているうちにほしくなったのは、この上の写真の
ブラックダイヤモンド“ディスタンスFL”というモデル。
折りたためて、超コンパクトな形状に。
いっしょに写っているモンベルの製品もかなりよさそうでした。

同じく連載の『岳(だけ)』の最終回では、僕の故郷の「泉ヶ岳」について1ページ。
この山の話は、このブログで以前紹介したことがあるのですが、
そのときの山行のときの模様を10倍は濃密に、
そしてもっとしっかりと自分の内面に寄って書きました。
比較してもらうと、ぜんぜん違う雰囲気の文章になっていて、面白いはず。

というわけで、発売日にはご覧になってくださいね。

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コメント

庄太郎さん

いつも楽しく読ませて頂いております。
PEAKSは毎号買っているので楽しみです。
今年の秋にはどこかを縦走したいと考えていたので、
参考にさせて頂きたいと思います。

ところで今月号の「山と渓谷」(定期購読なので
本日届きました)にも載っていましたね。沢ごはん!
蒸し野菜を外でやるとは目から鱗でした。
是非実践してみたいと思います。

投稿: Kazu | 2011年2月13日 (日) 10時48分

Kazuさま

そうなんですよ、『山と渓谷』の山ゴハン特集には、
僕のレシピが3つ紹介されています。
すでにご覧になっているようなので、
どんな料理なのかお分かりとは思いますが、
すぐにでもこのブログでも裏話的なことを書くつもりです。

蒸し野菜は本当に簡単ですよ。
味はもちろんのこと、自然にある小石を使うので、
山にいる雰囲気が濃厚に楽しめます。
春になったらやってみてください。


投稿: 庄太郎 | 2011年2月14日 (月) 22時49分

高橋庄太郎さま
久し振りですね。元気そうで何よりです。
ピークス3月号を買い、「岳(最終回)泉ヶ岳」を読ませて貰いました。あの時のことなのですね。また、宮城の山にも来てください。生徒達もいろいろと頑張っています。私のブログに載せていますので、ご覧ください。
では。

投稿: itomo | 2011年2月20日 (日) 20時19分

itomoさま

「泉ヶ岳」の原稿は、まさにあのときのことです。
恥ずかしながら、ちょっとマジメに書いてみました。
宮城県の山なら、圧倒的に蔵王に行きたいです。
山形県側ではなく、もちろん宮城県側。
不忘岳のどこかでゆっくりしたいです。

もうちょっと先ですが、
「岩手山」の原稿も楽しみにしていてくださいね。

投稿: 庄太郎 | 2011年2月21日 (月) 04時18分

高橋さま

いつもPEAKS誌での、記事を楽しく読ませていただいています。


この記事と関係なくて、
大変申し訳ないのですが、

高橋さまといえば、MacPacをご愛用されていると思います。

今回のニュージーランドの地震で、

そういえばと、
MacPacのTwitterのアカウントを調べたら、所在地がクライストチャーチでした。

TLが一日前で止まっていました。


テレビの様子だと、
町のあちこちで建物の破損が激しいようですが、

皆さん大丈夫か気になります。

(PEAKS誌でもお馴染みの四角ご夫妻はblogやTwitterを見ると、ご無事のようです)

ニュージーランドの自然には、アウトドア愛好家の方でもお世話になっている人がかなりいると思います。

私もその一人なのですが、何かできることはないかと考えております。


長くなりましたが、
本文に関係のない文章ばかりで大変失礼しました。

これからも高橋さまのご活躍を応援しております。

投稿: まー | 2011年2月23日 (水) 23時08分

まー様

コメント、ありがとうございます。
返答がだいぶ遅くなっちゃって、すみません。

NZはかなり大変なようですね。
数日前、マックパックのバックパックの撮影があり、
日本で取り扱っているゴールドウインの方と話したところ、
クライストチャーチのマックパック本社とは
連絡が取れない状態が続いているとのこと。
(今は連絡できているかもしれませんが)
新製品の日本入荷も遅れることになりそうですが、
こればかりは仕方ありませんね。

僕もここ数年、何度もクライストチャーチには
旅していたので、非常にショックです。
すごくきれいな街なのに。
僕自身、子どものころに大地震を経験しているので、
やはり人ごとではありません。
早いこと復興するとよいと願っています。


投稿: 庄太郎 | 2011年3月 2日 (水) 00時05分

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