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2011年2月 9日 (水)

八重山諸島・西表島1人旅-2/無人の南海岸・前編

古見岳に登った後、人生3度目の西表島のジャングル横断に出るか、
それとも何か別のことをするか、考えてみました。
結局決心したのは、以前から歩いてみたかった島の南海岸を歩くこと。
そして、1泊できるだけの荷物と食料をまとめ、出発したのでした。
Img_0182
キャンプ場で仲良くなった青年に「行ってきます」と一声かけ、
海岸へ通じる細い道を通り、南風見田の浜へ。

5分も歩くとこのような感じで、砂浜に岩が増えてきます。Img_0201
目的地は鹿川湾という砂浜。
片道およそ14~15kmくらいでしょうか。
昔は集落があり、今は無人の鹿川は
かつてこの島に流れ着いたという怪獣(一説にはワニ)がいた場所であり、
西表島にあった炭鉱の労働者があまりも過去な労働のために
命からがらで逃げてきたあげく全滅し、骸骨が転がっていた時代があったりと、
美しい場所らしいのですが、なんだか重い話も多い場所です。

Img_0205
海岸は基本的にこのような感じ。
岩ばかり多くて歩きにくいこと、このうえありません。

Img_0209
こういう場所では面倒くさいので浅瀬を歩き、足を濡らしながら歩きます。
1月だというのに、さすが南国。暖かいので、むしろ気持ちいいんです。

Img_0213
こんな感じの奇岩もいっぱい。
砂岩が多いので、波に浸食されたり、風化しやすいんですね。

Img_0227
天気はあまり安定せず、突然曇ることもありましたが、基本的には晴れ。
ただし、こう見えて風はかなり強いのです。
たまに飛ばされてきた砂が目に入ってきて、激痛が走ったり。
気温は22~23℃でしたが、乾燥も激しく、
歩いていると汗ががものすごい勢いで流れ、すぐにのどがカラカラに。
それなのに、Tシャツを脱ぐと、あっという間に乾燥してしまいます。

Img_0243
ときどききれいなビーチが現れます。
一切、人間の痕跡なし。
というのも、南風見田の浜から西側には集落なく、
ひたすらに無人の海岸が続いているのです。
これほど長く無人地帯の海岸を歩ける場所は、日本でも数えるほど。
昨年の夏に歩いた知床を思い出しました。

Img_0240
あるビーチで振り返ってみると‥‥
砂の上についているのは、自分の足跡のみ。
こういう光景、なんだかうれしくなるものです。

Img_0245
このヤシの実はどこから流れてきたのか‥‥
西表島に生えていたものかもしれませんけどね。

Img_0247
水が流れている場所も数ヵ所。
水質がよいかどうかはわかりませんが、
上流に排水を流す人家があるはずもなく、
僕は気にせずに生水をそのまま飲んでいました。

そんなこんなで、小さな岬や入り江をいくつも通り、
気楽に休みながら歩くこと4時間。
やっと遠くのほうに、オレンジ色の場所が。
あれは間違いなく、目的地である鹿川の砂浜。
Img_0249
う~ん、とうとう見えるところまで進んできたか。
しかし、あそこまで行くためには、
クリアしなければいけない難所が控えているのでした。

Img_0250
とりあえず、まるでなにかのステージのような岩の上で大休憩。
さて、鹿川湾までいけるのでしょうか?

(続く) 

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コメント

西表島、面白そうですね。
私は石垣島までいったことはあるんですけど、天気が悪くて船が出なくなって、西表島まではいけなかったことがあります。
ジャングルも面白そうだけど、海岸も歩けるんですね。続きを楽しみにしています。

投稿: Nishi | 2011年2月11日 (金) 17時14分

Nishiさま

西表島は、本当に面白いですよ。
とくに島の横断は、山好き、アウトドア好きなら、
一度は体験してみてもらいたいコースです。
日本でもジャングルトレッキングができるなんて、
ちょっと感動的です。
無人の海岸があれほど続いている場所も、
日本にはめったにないので、こちらもぜひ挑戦してみてくださいね。
先日の続きもすぐに書く予定です。

投稿: 庄太郎 | 2011年2月12日 (土) 23時59分

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