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2011年4月18日 (月)

初めて歩く山、九州・祖母山

先週のなかば、九州の大分/宮崎の県境にある祖母山に行ってきました。
大震災の影響で3月の山行がすべて中止になっていたため、
かなりひさびさの山歩きになりました。
まともに歩いたのは2ヶ月ぶりくらいで、
ここ10年くらいでこれだけ長く山を歩かなかったことはなかったかも。Img_1397a
同行したのは、カメラマンの加戸さん。
前にいっしょに山に出たのは昨年12月だから、これまただいぶ前です。

雪がなく、そして歩いて面白い山を探した結果、
初めて行くことになったのが、この祖母山でした。
この山行に関しては、来月発売の雑誌にルポを書くので、簡単な紹介程度に。

前日入りしてテントを張ったのは、祖母山麓尾平青少年旅行村。
Img_1329
廃校を利用した建物があり、校庭の跡地がキャンプ場になっています。
なかなかかわいい校舎ですね。

Img_1356
黒金山尾根から稜線を目指すと、こんな景色が。
南九州の山は比較的なだらかで、
九州の北~中部の山は岩ばかりだとは知っていましたが、
祖母山系の山々もやはりゴツゴツしております。

Img_1379
なにやら撮影している加戸さん。
見晴らしもなかなかすばらしい場所です。

いちばん最初の写真が稜線に出たあたりで、
さらに少し歩いていくと、山頂が近づいてきます。
Img_1403
中腹の右寄りに長い垂直のハシゴがあったのですが、
なぜかこれを使わずに山頂へ到着。
道なりに歩いていたはずなのに、不思議なことです。

Img_1408
誰もいない山頂。
ポカポカした陽気で、周囲には九重連山や阿蘇の山々が。
ひさびさ平和な気分にひたれます。

Img_1428
下山していき、川上渓谷で休憩。
目をつむって寝転ぶと、一瞬すべてを忘れます。
とにかくこの渓流の風景、平和すぎますよ。

Img_1436
林道から再び見る祖母山系。
初めての山でしたが、水はきれいだし、眺望はよいし、
歩いて面白いし、とても気に入ってしまいました。

初めてといえば、今回持っていった2つのバックパックも山デビュー。
Img_1438
ゴーライトの赤い「ピナクル」は、ちょっと古いタイプを探して買ったもの。
古いといっても、前モデルか前々モデル程度ですが。
今回は雑誌の企画的に、テントを下に張りっぱなしにして、
身軽に山頂へ往復するというスタイルだったので、
これはキャンプ地まで荷物を運ぶためのものでした。
で、山頂往復に使ったのは、キャメルバッグ「ピーク・バッガー」というモデル。
じつはコイツ、10年以上も前に、シアトルのR.E.I.で買ったものなのですが、
街では何回か使ったものの、山で使うのは初めて。
だけど、昔のモデルとは思えないほど、背負い心地がよく、
ちょっと見直してしまいました。これからもっと山で使ってあげないと。
ただし、ハイドレーションシステムで有名なキャメルバッグなのに、
そのハイドレーションシステムは外して使っていたりして。

さて、そんな感じで歩いてきた祖母山。
東北から遠い九州までくれば、
震災のことからちょっとでも気がまぎれるかと思っていたのですが、
簡単にはそうもいかないものでした。

クルマで海辺を走っていると、「あれ、津波の跡がない」と驚き、
橋の上を通りかかると、「津波はここまでさかのぼってこなかったんだな」と考え、
田んぼを見ると、「ここは津波で海水をかぶらなかったのか」と思い、
その後、「ここは九州で、東北ではないんだから」と、思いなおすのです。
完全に平常な気持ちではなくなっているのが、自分でもわかりました。

でも、祖母山ではひとときでも平和な雰囲気を味わえ、少しはリフレッシュ。
かなり好きになってしまったので、いつかは長い縦走をしてみたいと考えています。

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山(やま)」カテゴリの記事

コメント

福岡に住んでいる者です。
高橋さんが九州の山に登ってくれて、うれしいです。私も祖母山が好きで、何回か行ったことがありますが、尾平の登山口は使ったことがありません。今度行ってみようと思います。
東北はまだ大変だと思いますが、高橋さんにはどんどん山にも登ってもらってもらいたいです。九州から応援しています。

投稿: YAMA | 2011年4月21日 (木) 11時17分

YAMAさま

祖母山は本当によい山ですね。
僕は尾平からしか登ったことがないわけですが、
次に行く機会があれば、別の登山口を使いたいと思ってます。
それと、今回はまだ新緑とまではいかない季節だったので、
今度は緑の葉っぱがもっと茂った夏場に。
だけど、東京からだと、交通費が高くなるのが難点です。

投稿: 庄太郎 | 2011年4月23日 (土) 03時09分

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