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2011年4月10日 (日)

『ビーパル5月号』発売

明日で、今回の大地震から1ヵ月。
あの3月11日、僕が行っていたのは、『ビーパル』のためのスタジオ撮影でした。
ものすごい揺れを感じて地下のスタジオから外に出ると、
周囲の高いビルがユラユラと揺れ、
撮影終了後に編集部に戻って外側は壊れながらも
映像は映る状態だったテレビを見ると、
僕の知っている海が津波に飲み込まれていました。

翌日は同じ特集のために、キャンプ場でのロケが予定されていましたが、
当然のことながら中止に。
それどころか、特集自体を変更することになり、
撮影が終わっていたカットも使わないことになってしまいました。
B004tmi8r209_sclzzzzzzz_
で、急遽、タイトなスケジュールで再撮影などを行って、
刊行にたどり着いたのが、この『ビーパル5月号』。
当初は「快適キャンプ道具」といった特集の予定でしたが、
結局、「いざというときの野外生活マニュアル」となったわけです。

出身地がやられてしまった僕は、
特集変更のための再撮影にかかわるどころではありませんでしたが、
災害に関係する特集なら、書かないわけにはいかないとも思い、
なんとか2ページだけ原稿を担当しました。
それは特集内の「灯す」という部分。
なにかのときに、どういう照明がよいのかを説明しています。
物資を持って仙台に出発する前に、ギリギリの状態で書いたので、
もしかしたらわかりにくい部分もあるかもしれませんが、
興味のある方はぜひともご覧になってください。

ところで、下は2005年の『ターザン2月23日号』。
Tarzan437_s1
今から6年前、フリーランスライターなって間もないころ、
僕はこの号で「アーバンサバイバル」という10ページくらいの特集を手がけました。
簡単に言えば、地震を念頭においた「都市型災害への対応マニュアル」特集です。
阪神淡路大震災から10年というタイミングでもあったのですが、
個人的には子どものころに経験した
大きな地震(1978年宮城県沖地震)のことが頭から離れず、
編集部に企画書を提出して、実現してもらったものです。
災害用の道具のそろえ方に加え、
帰宅難民などのための都庁の災害対応策などの取材を行い、
我ながら今見てもけっこう役に立つものだと思います。
もしもバックナンバーをお持ちの方は、引っ張り出してみてくださいね。

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コメント

最近また、大き目の地震が頻発していて、不安を感じています。
現地の方々も「やっと少し落ち着いてきたのに」とTVの中でおっしゃっていて、1ヶ月前の心境が思い起こされているのではと、心が痛みます。
某大学の教授が、1ヶ月後と3ヵ月後に大きな余震が来る、と言っていたそうで・・・まだしばらく、関東以北緊張感のある毎日を送ることになりそうです。

以前読ませていただいたブログに実家のお母様のことが載っていましたが、その後お加減の方はいかがですか?
東北地方に製薬会社の工場があったメーカーなど、被災により薬の製造が滞っていて、神奈川の方でも一部の薬が手に入りにくくなっています。病院なども、皆さん不自由されていることと思いますが、1日も早く、医療のほうも軌道に乗ってくれることを祈っています。

ビーパル5月号、色々大変だったんですね。ぜひ読ませていただきたく、今から本屋に行ってきます。
震災についてのバックナンバーも手に入れたいところですが、6年前ではやはり無理でしょうか・・・庄太郎さんが書いたものならば、とても参考になるものでしょうに、それを考えると残念です。

仕事と、被災されたご実家のことと、色々大変かと思いますが、ご自信のお身体も大事にされてください。

では、また。

投稿: sakuya | 2011年4月11日 (月) 20時11分

今、本屋に行ってきましたが、ビーパル5月号、早くも売り切れてました。それは注文で取り寄せることにして、今回は「白馬」と「ワンダーフォーゲル」を購入!蓑って、想像するよりきっと暖かいんでしょうね・・・この後、記事をゆっくり読ませていただきます!
初心者の私は装備もこれからなので、庄太郎さんの「実践学」や、諸々のコーナーを参考に、揃えて行きたいと思います。

投稿: sakuya | 2011年4月11日 (月) 22時19分

Tarzanの記事をぜひ読みたいのですが,手に入りません.当時の原稿をお持ちでしたら,ぜひWeb上に公開していただけませんでしょうか.よろしくご検討ください.

投稿: | 2011年4月13日 (水) 13時02分

sakuyaさま

僕の書いた記事が載っている雑誌を、たくさん買っていただいたようで、ありがとうございます。
それにしても、なんだか、まあ、アウトドアに関するいろいろなことを、いろいろな雑誌で書いているものだと自分でも思います。

うちの親は、ガソリンが手に入り、病院にさえ行くことができれば、痛いながらも大丈夫なはずです。今は仙台のガソリン不足もだいたい収まったようだし、ちょっとホッとしました。
あとはやはり、仙台のように大きな街ではなく、海沿いの小さな集落の医療ですね。病院はまだ本格復帰できているところが少なく、本当に気の毒です。あとどのくらい時間が経てば、少しは落ち着くのでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★ターザンのバックナンバーの件です。
今回に限らず、「ウェブと雑誌」の情報の関係に関わることなので、ちょっと詳しく説明しますね。

雑誌のそれぞれのページは、ライターの僕のほかに、撮影したカメラマン、そして雑誌を発行している出版社などが関係し、さまざまな著作権的な問題があって、ウェブ上では簡単には公開できないことになってます。
僕が書いた原稿くらいなら、自分自身のことなのでなんとかなるのですが、写真がないことにはほとんど意味がなく、難しいところです。

このブログでもたまに行っているようにページの「雰囲気」ならば、雑誌自体を写真に撮って、お見せすることは可能ですが、これだと文字がほとんど読めない状況に。

雑誌自体を撮った写真はよくて、雑誌のページをスキャンした画像がダメな理由は、雑誌は売り物であるから、それを撮った写真は「商品写真」程度でしかないのだけど、スキャン画像は「情報」というデータになってしまうから。出版社からすると、ウェブで雑誌の中身を詳しく紹介してしまうと、雑誌自体が売れなくなってしまうため、基本的にはあまり行っていません。
ターザンはバックナンバーを販売していることもあり、やはり過去のものといってもウェブ上では公開できないでしょう。僕の記事は2005年のものだから、ターザンのHPではすでに紹介されていないのですが。

そういうわけで、ウェブでは公開できないのです。自分で紹介しておいて、ゴメンなさい!


投稿: 庄太郎 | 2011年4月14日 (木) 22時20分

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