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2011年7月17日 (日)

北アルプス・ソロ山行-2(槍沢~喜作新道~中房)

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前回からだいぶ間をおいて、「北アルプス・ソロ山行」の2回目です。
上の写真は、今回紹介するルート上から見た槍ヶ岳・北鎌尾根。
ほぼ1年近く前、昨年の8月に挑戦した、あの伝説的なコースです。

出発は、前日にテントを張ったババ平。
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比較的ゆっくりと出発(6時ごろ)したら、
周囲に残っているテントはひとつだけとなっていました。

多くというか、ほとんどの人が槍ケ岳へ向かうところ、
僕は槍沢から水俣乗越へ。槍ケ岳はすぐ近くなのに
僕の今回の目標ではないので、さらっと行かないことにしてしまいました
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昨年はここから天井沢(写真中央の谷)に下り、
北鎌尾根へと、とりついたのでした。
奥のほうには、僕が好きな山のひとつ、針ノ木岳の姿も。

少し場所を変えた場所から見た、槍ヶ岳。
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もっと引いた写真。槍ケ岳~大喰岳~南岳の稜線ですね。
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まさにこの稜線、8月に実行される『PEAKS』の読者参加企画では
僕もいっしょに歩くことになっています。

水俣乗越から西岳へ。
ここの山頂はひさびさでしたが、とにかく景色のよさはバツグン。
眺望を楽しむということでは、北アルプス屈指の場所でしょう。
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槍ケ岳と、そこに延びていく東鎌尾根。
ルート名でいえば、喜作新道ということになります。

北西方向。ちょっと遠いけど、鷲羽岳、水晶岳、野口五郎岳など。
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あのあたりが、北アルプスのなかで、僕がいちばん好きな山域。

東には、常念岳。
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手前にあるのは中山。登山道は延びていないのですが、
なんとか一度、行ってみたいと思っている山です。

南西には穂高連峰。前穂~奥穂~北穂と、3000m級の山々。
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今年は、この穂高連峰も一気にまわる予定です。おそらく秋かな。

西岳を出発し、大天井岳へ。
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山腹に巻き道がついているのがわかりますが、僕が歩いていったのは、
同じ巻き道でも、この裏側につけられているルート。

その巻き道はけっこう険しく、しかも小雨が降ってきて嫌な感じに。
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とはいえ、小雨が振ったのは20分程度。
レインウェアを使うまでもなく、乗り切れるほどでした。

大天井岳方面から燕岳方向へ北上。
表銀座コースとして知られる喜作新道を作った小林喜作のレリーフが。
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ここを通るたびに、こんな写真を撮っているような気が。

燕岳への道。
この時点ですでに昼になっていたので、夏らしくガスが発生。

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ときおり、行く手がよく見えなくなってしまいます。

だけど、ガスが晴れることもあり、東側には有明山。
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明日はあの山を登るつもりなのであります。

燕岳もなかなか見えなかったのですが、
登山道で時間をつぶしていると、突然ガスがかき消され、このような眺望が。
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同じ場所から振り返ると、槍ケ岳が。
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たった1日歩いただけなのに、けっこう遠くになってしまいました。

この後、燕山荘までは行ったものの、目と鼻の先にある燕岳には行かず、
合戦尾根から下山開始。この日、僕は表銀座コースの大半を歩いたことになります。
しかし通常、表銀座コースといえば、
燕岳と槍ケ岳がメインの山になるのですが、僕はどちらの山頂にも登らず、
そのあいだを歩いただけ。これって、前日に西穂独標と焼岳のあいだを歩きつつ、
どちらの山頂にも行かなかったのと、同じパターン。
つまり、僕は今回、山頂はまったく登ろうとしておらず、
歩きたかったルート上から、それらの山頂を眺めることに終始していたわけです。
ピークハンターの方には物足りないばかりか、
意味がわからない歩き方かもしれないけど、こういうのも面白いですよ。

中房温泉までの途中にある合戦小屋。
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午後遅くなっていたので、すでに閉まっていました。
森林限界の下に入ってしまえば雷の発生も怖くなくなり、
あとはゆっくりと下るのみ。
それにしても、今日のルート、1日で歩けないことはないけど、
普通だったら2日かけて歩いたほうが余裕でしょうね。
今回は完全にひとりだったので、自分のペースで一気に歩いちゃったけど。

到着後、ものすごい睡魔に襲われ、
中房温泉のキャンプ地にテントを張ってから、昼寝というか夕寝。
その数時間後、暗くなってから起きだして、遅めの夕食、いや夜食。Img_2568a
本当はゴハンものを食べようと思っていたのだけど、
なぜか猛烈にすっぱい麺ものが食べたくなってしまいました。
そこで、いつもの棒ラーメンをゆでつつも、付属のスープは使わずに、
別途持ってきたトムヤムクンスープでタイ風ラーメンに。

これが3泊4日の北アルプス・ソロ山行、第3日目。
この話は、もう一回だけ続きます。

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