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2011年8月

2011年8月31日 (水)

『ランドネ10月号』発売中

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あちらこちらの山に登っているうちに、8月ももう終わり。
すでに1週間も前になりますが、『ランドネ10月号』が発売になっておりました。

この号は、ざっくりいうと「テント泊」が大特集。
僕がかかわっているのは、とある山行(上高地から涸沢への往復)をふまえて
「今後どうすれば稜線上でソロテント泊山行ができるようになる」かという
アドバイス的なコラムの部分の2ページ分です。

それにしても、このランドネという雑誌、
一時のほとんどファッションばかりの方向から、
いまやアクティビティに寄った方向に、路線転換。
ウェアのコーディネートも、いわゆる「山ガール」的なノリが薄くなっており、
とても現実的になっていて、非常によい傾向だと思います。うん。


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2011年8月18日 (木)

マックパック “カスケード” シリーズの問題点について

この1ヵ月弱で、知床、北アルプス、八ヶ岳、秋田駒ケ岳と行ってきて、
そのあたりの話を書きたいと思いつつも、写真の整理さえままならぬ日々。
なにしろほとんど自宅にいないので、仕方ありません。
旅先からでも無理やりアップしたりもしていますが、やはり面倒だし。
しかも明日の夜からは、再び北アルプスへ。
旅の話はいずれ少しずつ書くことにして、
最近気になっていたことを、ここで取り上げたいと思います。

こいつは僕が今年の春から使い始めている、
マックパックの“カスケード65(今期モデル)”

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当初はなかなか快調だと思っていたのですが、
じつはちょっと気になっていたことも‥‥。
しかし今となっては、その気になっていたことが
けっこう大きな問題であるとわかってきました。

その問題というのは‥‥
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これが通常のバック内部。
(いつもと違うカメラで撮っているのでピンボケなのはお許しを)
2本のフレーム(オレンジというかゴールド)が、
テープ状のストラップによって固定されています。

ところが、ちょっとハードに使っていると、このような事態に。
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フレームとストラップがずれ、外れてしまうんです。
こうなるとフレームと連動しているショルダーハーネスの長さが固定できず、
非常に背負い心地が悪くなってしまいます。
すばらしいはずのハーネスの意味がなくなるほど。
外れるたびに直せばいいのだけど、荷物を入れた状態で直すのは
かなり面倒なことで、かなりストレスがたまります。
せっかく直したとしても、いずれまた外れちゃうし、もう面倒。

だけどこれ、サンプルの段階では違う仕様になっていて
(具体的には、フレームの末端を袋状のもので固定する仕組みだった)
こういう問題は起こらないはずなのだったのに。

じつはこのトラブル、僕以外にカスケードを使い始めた仲間も数人が問題にしていて、
先日もマックパックの輸入元であるゴールドウイン社の担当の方に
僕が思うところを伝えていたのでした。
最近になってニュージーランドの本社でも、この問題が重大だと気づいたとのことで
いずれなんらかの対策が行われるかと思われます。

マックパックは僕がいちばん信頼していたバックパックだっただけに、ちょっと残念。
でも、どんなメーカーでもなんらかの失敗はあるものだから、
今後の対応こそ、マックパックというメーカーの
真の力が試されるのではないでしょうか。

しかし、このトラブル、大きな問題ではあるのだけど、
わりと簡単に応急処置はできるんですね。
僕が現在対処している方法は以下の通り。

これがフレームの末端。
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滑らかなストラップとは明らかに相性が悪い、
つるりとしたプラスティック的なカバーで覆われています。

で、このカバーを外しちゃう。
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そしてそのまま、元の状態に戻す。
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(写真ではわかりやすさを考えて、ちょっとだけずらしてます)
カバーを外した厚みの分だけ緩くなっているので、
若干ストラップの締め付けは強めるとよいでしょう。
金属のフレームの末端が露出することで、フレームのエッジというか角の部分によって
ストラップとの摩擦力が強まり、これだけでけっこう外れにくくなります。

さらに確実にするには‥‥
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ストラップの余った部分をフレームに巻きつけ、しっかり締め付けます。
これでほぼ外れることはないでしょう。今のところ、僕は問題なし。
手間がかかるし、微調整もしにくくなるし、
ストラップが金属との直接的な摩擦で傷んでくるのではないかと心配にもなりますが、
とりあえず使っていくには、なんとかなると思います。

これは僕が自分で編み出した方法(というほどでもないけど)なので、
同じ問題をもっと効率的に、簡単に処置する方法を考え付いた人がいれば、
教えてもらいたいものです。

ちなみに、このトラブルは“カスケード65”、“カスケード75”に共通で、
そして女性モデルである“エスプリ”でも同様とのこと。
この「フレームが外れる」問題さえなければ、本当によいバックパックなんだけどなあ。

いや、ついでに言っておくと、以下の部分も微妙に直してもらいたい部分。
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ボトム部分の開閉部分などのファスナーの使い方。
僕がもっとも愛用している“グリセード”というモデルなどとは、
ファスナーの裏表が逆。一見、このほうがシンプルでよさそうなのだけど、
実際はすべりが悪くなって、開け閉めに強い力が必要になっています。
大きな問題ではないけど、どうせなら通常の裏表の向きがベターではないか、と。

ともあれ、ちょっと工夫すれば、丈夫で背負いやすいなどと、
他の面では大いにメリットがあるカスケードを使い続けることが可能なので、
僕はこれからもこんな感じで、当分のあいだは使っていくつもり。
もちろん、メーカーが何らかの対応を行ってくれることになれば、
真っ先に申し込むつもりでおります。

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2011年8月16日 (火)

『PEAKS 9月号』発売中

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家を長期間留守にしているうちに、『PEAKS 9月号』も発売されていました。
今月号はいつもよりも数日早く、12日に発売になっていたようです。

大特集は、「槍ケ岳 東南西北」。
“東西南北”の誤植かと思いきや、内部ページでも“東南西北”だったので、
このタイトルにはなにかの意図があるのでしょう。
実際、東鎌尾根、南(大キレット)、西鎌尾根、北鎌尾根の順番で
登山ルートが紹介されているようですし。

このなかで僕が書いたのは、最難関の“北鎌尾根ルート”の8ページ分。
この号の表紙にもなっている険しい場所であり、一般登山道はなく、
いわゆるバリエーションルートですね。
重大事故、死亡事故が非常に多く、一般の方にはお勧めしにくい特殊な場所。
他の3ルートに比べれば、北鎌尾根から槍ケ岳に登る人は、数百分の1程度でしょう。

巻末の連載「東北の山々」の第3回目では、カメラマンの柏倉陽介くん(仙台育ち)が
昨年僕も取材した“岩手山”を撮り、原稿も書いてくれています。
仙台出身の僕は、この陽介くんと「宮城県チーム」を結成し、
大震災に負けずに活動を再開した宮城県立 石巻高校ワンゲル部に同行して
数日前までいっしょに八ヶ岳取材を行ってきたばかり。
その宮城県だらけの取材の模様は、いずれここで紹介したいと思っております。

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2011年8月15日 (月)

『TRAMPIN’ vol.5』発売中

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いくつかの山への取材を合計10日以上、途切れなく繰り返しているうちに、
いつのまにか8月も半ばに。ひさしぶりに自宅でまとまった時間が。

気づいてみると、すでに1週間前に『TRANPIN’ vol.5』が発売されていました。
このトランピンにかかわるのは、僕にとって初めてとなりました。

特集は「山キャンプ」。そのなかで僕は「準備編」の監修という立場で、
もろもろのアドバイスやら、道具のセレクトやらを12ページ分、行っています。
全体の原稿自体は、他のライターの方が書いてくれており、
同じライターとして自分が原稿を書いていないのは、なんだか恐縮する事態であります。

詳しくは書店などでご覧ください。



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2011年8月 2日 (火)

“TRUE CAMP 2011”の開催

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THE NORTH FACE と A&F が共同開催するキャンプイベント“TRUE CAMP”。
昨年、僕はスライドショーを行い、予定していなかったトレッキングにも勢いで参加しました。

このイベント、今年も9月17日~19日の3日間(ちょうど三連休)、
八ヶ岳の駒出池キャンプ場で開催されます。
僕は初日になる17日、またしても1時間のスライドショーを行うことに。
テーマは「北アルプス」の山旅。
話すのは苦手なので語りは面白くないかもしれませんが
雑誌では掲載していないものを含め、美しい写真はお見せできるかと思います。
また、翌日の18日には所用6時間ほどの「中級トレッキング」のコースを
希望者の方々といっしょに歩くことになってます。

スライドショーはご自由に見ていただけますが、
トレッキングのほうは事前の申し込みが必要。
保険、お弁当、ガイド(僕ではないプロの方)の費用込みで、大人1500円とのこと。
そもそも“TRUE CAMP”自体に定員があるので、
あらかじめ申し込んでおくことが必要です。こちらは3日間通しで8000円です。
僕以外にも、ライター仲間の村石太郎くんの「アラスカ」のスライドショーや、
チュンチュンこと小雀陣二さんのダッヂオーブン教室などもあり、
いまのところ“TRUE CAMP”のHPで詳細を確認できないのですが、
写真家の野川かさねちゃんも何かのアクティビティのゲストになるのではなかったか?
とにかく、かなり楽しめるかと思うので、
興味がある方はHPのチェックをしてみてください。

“TRUE CAMP”以外でも、今年の晩夏から秋にかけて
僕はいくつかのイベント的なものに参加して、
なんらかのことをする予定になっています。
それらのことも、詳細が決まり次第、お知らせしますね。

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2011年8月 1日 (月)

ワンゲルガイドブックス『北アルプス北部』が発売に

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先ほど北海道から帰宅したところ、自宅に届いていた本が1冊。
ワンゲルガイドブックス『北アルプス北部』であります。

ザックリいえばガイド本なのですが、他のものと違うのは、
ガイド的要素だけではなく、山歩きルポの文章が載っていること。
まだ中身をキチンと確認していないので、もしかしたら少し違うかもしれないけど、
これは、山と渓谷社の雑誌『ワンダーフォーゲル』の前身である
『ヤマケイJOY』に掲載されていたものを再編集したものが、中心。
バックナンバーを買わなくても、改めて記事を読めるわけなのです。

以前、僕が書いた鹿島槍ケ岳付近のソロ山行も掲載されています。
具体的に言えば、昨年発売された『ヤマケイJOY夏増刊号』の記事ですね。
この山行、すでに5年ほど前に行ったプライベートの山旅で、
周囲にいた人に撮ってもらった、僕が写っている写真を今になって見ると、
とにかく、まあ、若い。なんだか恥ずかしいほど。

ちなみに『北アルプス南部』も同時に発売。
中身はかなり充実しているので、この山域に興味がある人は
書店で手に取ってみてください。

そういえば、僕自身が出すはずだった北アルプスの本は、
中身のさらなる充実を考えて、来年の春に延期しました。
大震災の影響で作業が遅れていたこともありますが、
作業を進めるにつれて、もっと面白いものにしたくなってきて、
内容と原稿をもう少し練りたくなってしまったのです。
延期したその本のためにも、今年の夏~秋は
北アルプスにできるだけ行ってくる予定です。

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