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2011年9月24日 (土)

パタゴニア“スーパー・アルパイン・ジャケット”のこと

Img_2036a
僕のつまらない凡ミスのため、山へ向かうバスに乗れなくなり、
出発を1日ずらしたために、ぽっかりと時間が空いてしまった本日。
出直して留守にしているあいだに自動的にアップされるよう、
くやしまぎれに小ネタをいくつか書いてみました。
このジャケットの話は、その第1弾。

さて、ここ最近はゴアテックスを採用したウェアを作っていなかったパタゴニアが、
方針を転換して、再びゴアテックスのウェアを販売し始めました。
ご存知だった方も多いかと思いますが、最近のアウトドア界のニュースです。

で、早速、僕が手に入れたのが、上の写真の“スーパー・アルパイン・ジャケット”
その名の通り、アルパインクライミングに適したゴアテックス・プロシェルの
ハードシェルジャケットであります。詳しくはメーカーHPを。
どの部分のディテールもよくできているのですが、
僕の心をすさまじく突き刺してくれたのは、下の部分。
Img_3813a
袖が伸縮性の強い素材でできており、手首にぴったりフィットするんです!

じつは以前から、こんな袖になった山岳用ジャケットがあったらいいと思っていて、
メーカーのウェア開発者に作ってほしいと訴えてきたのですが‥‥。
まさかパタゴニアから登場するとは思ってもいませんでした。

僕がこのような袖のジャケットがほしかった理由は、カヤック用ジャケットの発想から。
ちなみに、下は僕の私物のパドリングジャケット。
Img_3812a
パドルを操っていると腕を上にあげることも多く、
袖口から水が浸入しやすいので、このような伸縮性のある「ガスケット」で
しっかりと締め付けられるようになっているんですね。

だけど、通常の山歩きのときには腕を上げることもなく、
袖から水が流れ込んでくることが少ないからと、
カヤックほど水が入らないようにはしていなかったのでしょう。
でも、最近はトレッキングポールを使う人も多く、
ポールを持って上下に動かす腕の袖から水が入ってきて困っている人が
増加しているのではないかと、僕は予想していました。
だって、僕自身が雨のなかでポールを使っているときに
袖口から水が流れ込んで、非常に嫌な思いをしてきたのですから。

とはいえ、このジャケットはアルパインクライミングを主眼においたモデル。
なんでも、アイスアックスを使って氷壁を登るときに、
頭上にあげている袖から、降り注ぐ雪の浸入を少なくしたいという
クライマーのアイデアから生まれたものらしいです。

しかし、結果的に、このディテールは山歩きのときにも有効。
ハードシェルジャケットなのでレインウェアほど軽くはなく、
生地にもハリがあってゴワッとしていますが、
もともと夏でもハードシェルをレインウェア代わりに着ることが多い僕には、問題なし。
薄さと軽さを追求したレインウェアは汗をかいた体にまとわりつき、
むしろゴワっとした厚めの生地のハードシェルのほうが、
ベンチレーターの機能が発揮され、涼しくて快適に思えることも多いんです。
そんなわけで、僕はこの夏、このジャケットをかなり使っていました。

ただ、アルパイン用なのでグローブをした上から
袖を締める前提のデザインになっているようで、袖の口径は太め。
面ファスナー(マジックテープ)でギリギリまで締めても
僕の細い手首には生地が若干あまり気味になっています。
ここの部分、自分で別の面ファスナーを一部追加して、
もっとしっかり締められるように改造するつもりです。

このジャケットの問題は、値段の高さ。気軽にはとても買えませんよね。
同じディテールを持ちつつ、もう少し買いやすい値段の
モデルも作ってくれるといいんだけど。
どうもこのような袖を持つジャケットは、
来年あたりに他メーカーでも発売されるようで、どんなものになるのか期待してます。



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