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2011年9月 4日 (日)

北アルプス/北又~朝日岳~蓮華温泉

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知床から東京に戻り、すぐに北アルプスへ。今からほぼ1ヵ月前のことです。
目的地は、白馬岳よりもさらに北にある朝日岳。
北アルプスではもっとも北に位置する有人の小屋、およびキャンプ地がある山です。

上の写真は、朝日岳ではなく、五輪山。
山頂への登山道はなく、下山中のルートから眺める山です。
このあたりは、まあ高山植物の花ばかりで、なかなか美しいところでした。

これは今月10日に発売される『ワンダーフォーゲル』での取材の山旅。
あと1週間もすれば、店頭で見てもらえるので、
ここではごく簡単なご紹介ということで。

出発は、朝日岳の西側にある北又の登山口。
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ここは初日のキャンプ地でもありましたが、到着してすぐに雨が降り始め、
その風景はまるで以前行ったことがあるボルネオのようでした。

僕と同行したカメラマンと編集者が、急登を登っていきます。
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じつはこの取材、「ソロ山行」をテーマにしているのだけど、
実際は3人で歩いているんですね。
「ソロ」といっても誰かに写真を撮ってもらわねばならないので、
(セルフで撮ることも可能だけど、やはり自分撮りはイマイチだから)
カメラマンが同行するのはいつものことで、
編集者は同行しないことも多いのだけど、
いっしょに来てくれると、さまざまなディレクションをしてくれるため、
取材がスムーズになります。

とはいえ、やはりテーマは「ソロ」。
テントを張るときは、僕だけ離れた場所になり、
山を歩いているときはひとりだけ離れて歩くことも多く、
メシもカメラマンと編集者はいっしょに作って食べているのに、
僕だけひとりで作り、ひとりで食べているのです‥‥。

さして山頂らしくはないですが、こちらは朝日岳へ向かう途中にあるイブリ山。
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中央に小さく、赤い人影が見えますが、このあたりにカメラマンが待機し、
相当離れて歩いている僕の写真を、遠景で撮ろうとしているところです。
たしかこのときの写真は使わなかったのだけど、
いつもこのような努力をしてもらっているわけです。

今回は今年買ったバックパックのデビュー戦でもありました。
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グラナイトギアの“ニンバストレース”。
この朝日岳が展示会のときに一目ぼれしたアイツとの、初の山旅に。

朝日岳直下の朝日小屋に到着。
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この日、歩いているときはずっと曇っているか、もしくは雨。
今年は北アルプスに限らず、悪天候ばかりです。

しかし時間が経つと雲が切れる瞬間も。
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これは翌日登ることになっている、今回の目的地・朝日岳。

今回のテントは、昨年から気に入って多用しているマックパックのマクロライト
意外と気温は高かったので、テントの入り口は両方開け、風を通します。
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この状態で本を読んだり、昼寝すると、えらく気持ちがよいです。

湯方になると北側の雲が薄らいでいき、富山平野と日本海の姿が。
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まあ、これくらいしか写真には写らないのですが、なんとなくわかるでしょう。
北アルプスのなかでも北のほうに行くと、
山中から海を眺めるのが楽しみのひとつになります。
このあたりからだと、海までは高度差にして2000mくらいでしょうか。

翌朝。上の写真と同じような場所から、再び富山平野と日本海。
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写真には撮っていないけど、夜は夜景もきれいでしたよ。

反対に南側を見ると、白馬岳から長く延びている清水尾根。
マメ知識としては、この地名の読み方は「しみずおね」ではなく「しょうずおね」です。
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この取材の2週間後、僕はこの清水尾根も歩きました。
そのあたりのことも、いずれここで。

朝日小屋を出発し、朝日岳の山頂に到着。
そこから西側を見ると、遠くには剱岳付近と毛勝三山などの姿が。
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ここで撮影したカット、どうも次号の表紙になるようです。

稜線を少しだけ北に向かって歩くと、栂海新道と五輪尾根との分岐に。
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日本海まで山中を歩ける栂海新道は、僕も大好きなコース。
だけど、今回は冒頭の写真のコースである五輪尾根へ。
この五輪尾根から蓮華温泉に向かうコースは
「北アルプスの北」らしい雰囲気が濃厚で、これまたすばらしいのです。
つまり豪雪地帯なので森林限界が低く、風景が広々としていて、
しかもおいしい湧き水がたくさん流れているんですね。

そんな「北アルプスの北」らしい場所のひとつが、
下の写真の中央付近にあたる「花園三角点」と呼ばれるポイント。
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登山道の脇からは冷たい水が湧いていて、名前の通り、お花畑が広がってます。

最後は豪雨のなかを歩き、蓮華温泉に到着。
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僕が温泉に入っているカットを撮った後、
一息ついたカメラマンさんがやっと入浴しております。

ああ、雑誌の発売前にブログへアップできてよかった。
そんなわけで、詳しくは『ワンダーフォーゲル』を。

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コメント

高橋さんこんばんは ニンバストレースどうでしたか??
私も結局 ニンバストレース購入してテント泊で使ってみましたが カスケードのようなフレーム左右が独立して撓るような 動きはないですが ハーネスの当たりが心地よく ヒップベルトもLサイズチョイスしたので 非常に自分には使いやすかったです。いろんなパックを使わないと ほんとにそれがいいのかはわからないのですが…

投稿: まつぼん | 2011年9月 8日 (木) 20時15分

まつぼん様

ニンバストレース、僕はとても気に入りました。
華奢に見えるけど、重めの荷物でも問題なしです。
ただ、生地は薄く、耐久性はそこそこなので、
ハードな山行を繰り返す人は
もっと頑丈なもののほうがいいかも。
最終的には、その人の使い方だと思います。

投稿: 庄太郎 | 2011年9月14日 (水) 21時00分

はい 使用レスありがとうございます
重めでも確かに問題ない感じでしたね
僕は高橋さんのようにハードな使い方ではないので
 ある程度活躍してくれればいいのですが
ありがとうございました。

投稿: まつぼん | 2011年9月15日 (木) 18時47分

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