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2011年11月 5日 (土)

四国の山/笹ヶ峰~伊予富士~石鎚山(2)

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前回の続きです。
名前の通りに笹だらけの笹ヶ峰から歩き始めた僕たちは、
その後、寒風山~桑瀬峠を経て、伊予富士を目指しました。

その途中にあった標識が、こちら。
こんなにわかりやすい道迷い防止の指示、初めてみました。
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ちょっと目立ちすぎの感もあるけど、シンプルだし、なかなかよいですね。
僕は今のところ、本州の山では見たことがありません。

地面を見ると、何度も地面に露出していたのが、巨大で黒いミミズ。
これは比較的小さいヤツでしたが、長いのは30センチ近くも。
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山で話したおじさんが「黒いヘビ、見なかった?」といっていましたが、
おそらくコレのことでしょう。
しかし、僕たちを冗談でからかったのか、本気で間違っていたのか?
そのときの口調では判断できず。
ちなみにコレも本州の山では見たことがありません。

伊予富士の手前の稜線。
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薄曇りが悔しいけれど、ゆるやかな起伏で気持ちのよい場所でした。

で、こちらはすでに伊予富士の山頂。
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登山口が近く、連休中ということもあり、日帰りの登山者でいっぱい。
できれば晴天のときに再びきて、周囲の景色をゆったりと眺めたいものです。

伊予富士の山頂から見た、石鎚山へと続いていく稜線。
これから、ここを歩いていくわけですが‥‥。
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問題は、山の中腹についている、ひどく立派な林道。
だって、わざわざ稜線を歩かなくても石鎚山まで延びているんですから。
しかも、登山道は途中で何度かこの林道と交差し、
舗装された道路の上を歩かなければ、先に進めない場所もあるくらいで。
自然のなかの道だけで縦走を完結できないというルートであり、
なんとなくテンションが下がってしまいます。
ここに来る前から、調べはついていたのですけどね。

そんなわけで、途中からは舗装された林道を歩く場面も。Img_4212a
だけど正直なことをいえば、やたら歩きにくい笹のなかよりも、
足の疲労度は段違いで低くなりました。

このあたりは四国の大河・吉野川の源流部。Img_4223a
こんな碑を見ると、吉野川をカヤックで下ったことを思い出し、
せっかく山にいるのに、川下りまでしたくなってしまいます。

瓶ヶ森という四国の名山を通り(写真は次の回に)、ひとまず氷見二千石原へ。
地図上には、この付近にキャンプ地が2ヵ所あると表記されていたため、
どちらがよいか、両方ともチェックしてみたのですが‥‥。
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営業していると思い込んでいた瓶ヶ森ヒュッテは完全に廃墟で、
キャンプ地も荒れ放題。水道の水も出てきません。
あきらかに数年前には営業をやめているはず。
「2011年版」の山と高原地図「石鎚・四国剱山」の情報なのに、なんだ、これ。
最新版のふりをして、まったく更新されていないとは。いかんなあ。

なので、僕たちは白石小屋のキャンプ地を利用することになりました。
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こちらはヤーマン、ちーちゃん、そして岡野さんのテント。

対してこちらは、ツッチーのシェルター(手前)と僕のテント(奥)。
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居住性よりも軽量さを重視したフロアレスシェルターと、
軽量さよりも居住性を重視したダブルウォールテントの競演?といった趣。
しかし、僕のテントもカッコいいのだけど、ツッチーのシェルターもスタイリッシュ。
さすが、あの有名店、ハイカーズ・デポのオーナーであります。
僕もこのシェルター、何かのときのためにほしくなりました。

ついでにこれが、僕とツッチーのバックパック。
当然ながら、右が僕のもので、左がツッチーのもの。
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食糧をだいぶ食べたので、僕のバックパックは小さくなってきていますが、
それでもその大きさの差は一目瞭然です。

さて、翌日の朝はテントを張ったままにして、再び瓶ヶ森の山頂へ。
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この日の午前中は天気がよく、遠くまで景色が見渡せました。

これから向かう山を見て、気合をいれるというか、満足するというか。Img_4248a
でも、いまだ石鎚山はけっこう遠い場所に。

テントを撤収して、本格的に出発。
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ススキと笹のミックスした登山道を南下していきます。
だけど、このあたりも目の前に何度も林道が見え、しっくりきません。
むむ~

しかし、登山道から道路に出ると、よいことも。
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こちらは山荘しらさに併設されている、おしゃれなカフェ。
まだ早い時間だというのに腹が減ってきていた僕たちは入店し、
おいしいものを食うことにしたのでした。
僕はストイックな性格ではぜんぜんないので、一切ためらいはありません。

数日かけての縦走中に立ち寄る場所とは思えないほど、美しい店内。Img_4299a
小汚いのは我々のみ。

他のメンツが大盛りカレーや、うどんと牛丼のセットなどの
ガツンとしたメニューを選ぶなか、僕はなぜかクロックムッシュをセレクト。
普段ならば日本男児たるもの、こんな軟弱な食い物はダメだと選ばないけれど、
本当はけっこう好きだったりもするし、
食べたくなってしまったのだから、仕方ないのであります。
おそらく、山の中では食べられない食材がたくさん使われているからでしょう。
カレーも、うどんも、牛丼的なものも、山で自ら調理することはできるし。
でも、それだけでは足りないので、鴨となんかを挟んだもう一品も追加してダブルに。
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こんな組み合わせは正式なメニューには載っていないのですが、
ジャイアントプレートいう常連さんの裏メニューらしいです。
とはいえ、そいつを食ってすらも空腹感は収まらず、
他の人がガッツリ食う姿を僕はただ見ているのでした。
(まだ続く)

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コメント

はじめまして。

高知県ではその巨大なミミズは「かんたろう」と呼ばれています。親指ぐらいの太さの固体もいるそうです。

ちなみの黒い蛇は「カラスヘビ」のことでしょう。
正式名は不明でこれも地元での呼び名です。色はガンメタといったところでしょうか。

投稿: ぽんた | 2011年11月 6日 (日) 11時43分

ぽんた様

なるほど、あのミミズは「かんたろう」というんですか。
なんとなく名前はどこかで見たことがある気がしますが、
あんなスゴいミミズだったんですね。
僕は家に持ち帰りたかったです。
子どものころは、釣りエサ用にミミズを養殖していたくらい
けっこうミミズには興味があるんです。

それと、黒いヘビ。
おじさんが話していたのは、
きっとそのカラスヘビのことなんでしょうね。
僕たちはおじさんの話のニュアンスがよくわからず、
かなり本気でからかわれているのかと思ってました。
原稿を書く前に調べなければと思っていましたが、
役にたつ情報、ありがとうございます。

投稿: 庄太郎 | 2011年11月 7日 (月) 00時46分

ネットで調べたところ、かんたろうの正式名はシーボルトミミズでした。

カラスヘビのほうはネットでそれなりの値段で取引されているようです。

すでに調べていたらすみません。こちらもいい加減な情報を教えたのでは?と気になり調べてみました(笑)

投稿: ぽんた | 2011年11月 7日 (月) 10時08分

ぽんた様

わざわざ改めて調べていただき、ありがとうございます。
シーボルトミミズって、日本最大のミミズらしいですね。
これ、さすがに人間は食わないでしょうが、
あれだけデカいのだから
イノシシとかには、きっと食い甲斐があるんでしょう。

カラスヘビは、シマヘビが黒くなったもののようで。
けっこうカッコいいなあ。

いずれにせよ、東日本というか北日本で育った僕には
なじみがない動物で、興味深いです。
もっと西や南の山にも行かないといけない気がしました。

投稿: 庄太郎 | 2011年11月 8日 (火) 23時57分

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