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2012年1月28日 (土)

昭文社(山と高原地図)の取材

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先日、出版社「昭文社」にお邪魔して、取材を行ってきました。
山好きにはお馴染みの「山と高原地図」を作っている会社ですね。
取材の目的も、もちろんその「山と高原地図」。
ヘビーユーザーの僕は以前から担当の方に聞いてみたいことがあり、
やっと実現した取材なのでした。

詳しくは近いうちに発売される雑誌を見てほしいのですが、
昭文社さんではこんなものを見せてもらいました。
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来月、再来月にまとめて発売される「2012年度版」のために、
実地調査をふまえて情報を更新し、赤字を入れて校正作業中の地図。
縦も横も、販売されているものの倍くらいの大きさに拡大され、
詳しく書き込みがなされています。
このようなものを見せてもらいながらの取材は、非常に面白かったんですよ!
最終作業中でお忙しいところ、約束の時間の倍もかけて説明していただき、
僕はますます「山と高原地図」に愛着を持ってしまいました。

昭文社という会社、もともと僕はとてもすばらしい会社だと思っていて、
例えば、昨年は大地震関連の地図でも役立つものを作ってくれています
(それらの地図を紹介しているときのこのブログ、今見るとちょっと品がないけれど)
「山と高原地図」以外の出版物も、僕の家には数え切れないほどあるんです。

話を「山と高原地図」に戻すと、先ほど「僕はヘビーユーザー」と書きましたが、
先ほど実際に手元にある数を数えてみたところ、なんと121部!
古いものも捨てず、かつ新しいものを毎年買い続け、
しかも古本屋などで大昔のものを見つけるとすぐに「資料」として購入するため、
こんな数になってしまったのでしょう。他社の新旧の登山地図も所有しているのに、
「山と高原地図」だけで、軽く100部以上とは。
国土地理院発行の1/25000や1/50000地形図よりも多いかもしれません。

下の写真は、うちにある「山と高原地図」の新旧のパッケージ。
Rimg0701a
ここにあるだけで、6種類。手元にあるもので一番古いのは、左上のもの。
このころから「山と高原地図」には防水性で強いユポ紙が使われ始めており、
劣化しにくいからか、わりと保存状態がよいものもときどき古書店で見かけます。

昔の地図を見ると、今は廃道になった登山道が載っていたり、
反対に今はある登山道がまだ作られていなかったり、
また、小屋やキャンプ地が思いがけない場所に存在していたりと、
とにかく面白いんですね。
僕は北アルプスを中心に昔の地形図も集めていて、
陸軍の陸地測量部が作った80年近く前のものなども手元に多数あり、
それはそれで見ているといくらでも時間がたつほど面白いのですが、
人間の視点で役に立つ情報が満載された「山と高原地図」には、
また別種の面白さがあるんですね。
だから今も、山に入るときは「最新の山と高原地図」、「昔の山と高原地図」、
「国土地理院の地形図」という組み合わせで地図を用意することが多いのです。

そんなわけで、僕は昔の「山と高原地図」を見かけると迷うことなく購入しており、
今は「白&ピンク」パッケージ時代(だいたい1970~1980年代)のものだけで、
15部ほど集まってしまいました。
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今も常に「売っているものはすべて買う」という心構えで古書店をチェック。
僕としては仕事のうえでも趣味の面でも、非常に貴重で得がたい情報源。
それなのに、ほとんどどれも数百円で買えるんですから、
同じ山域のものが複数になってしまっても、お構いなしです。

この地図にはウンチクっぽいネタも多数ありますが、
そのあたりは来月に発売される『PEAKS』に掲載されるので、
「山と高原地図」のユーザーの方は、お楽しみに。

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コメント

私も「山と高原地図」地図を愛用しています。
ですが、庄太郎さんの数、凄いですねぇ。
私は新しいのを買うと古いのは処分するんですが、取っとくんですね。。
新旧地図、そういう使い方があるんですねぇ。
でもホントに凄い!!
感心します。。
流石ヘビーユーザー

投稿: 修 | 2012年1月29日 (日) 08時10分

修さま

僕はこの地図に直接、油性ペンで通過時間を書き込んだり、
ときには食べたものや天気の具合なども書き込んで、
メモ代わりにもしています。
だから、たびたび買いなおしているし、
古いものも資料として捨てないんです。
旧版も残しておくと、必要部分だけ切り取ったりして、
いろいろ使えますよ。

投稿: 庄太郎 | 2012年1月31日 (火) 00時56分

“メモ代わりにもしています。”
それは良い!!!
何故今まで気がつかなかったんだろう。。。
私も相当?以前から、時刻とか喰った物とか、あと~、、特記事項?とかを野帳に記入してるんですが、後で見ると、字はヨレヨレで読みにくいんですよねぇ。。『それはお前が下手なだけなんだろ』って突っ込み入れられそうですが(笑)
それに地図だと、その時の景色が浮かぶ気がしますねぇ。
で、昭文社の地図だと防水だし、これは良い!!ですねぇ。
庄太郎さんのブログ読んでて良かったぁ(笑)

投稿: | 2012年1月31日 (火) 15時49分

僕も愛用しているのですが、30年以上前のものになると、印刷面がポロポロと剥離してきてしまうのが悩みです。なにか対策あるのでしょうか。

投稿: 佐藤 | 2012年2月 5日 (日) 11時56分

修?さま

いくら防水性の地図でも、水で地図が濡れると、
油性ペンでも書きにくいんですが、
別にノートを用意したりするよりもラクですよ。
疲れているときは字がひどかったりして、
そのときの体調も自然に思い浮かんだりもします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
佐藤さま

昔のヤツって、たしかにはがれてきますよね。
表面のニスだけでなく、
印刷面ごと大きく剥離するのが難しいところで、
対策を施そうにも簡単には手を出せなくて。
僕は自分の好きな山域(北アルプスとか)は
古いものを複数持っているので、
状態のよいほうを山にもって行き、
悪いほうは自宅での仕事用資料にして、
はがれないように注意してみています。


投稿: 庄太郎 | 2012年2月 7日 (火) 09時26分

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