« “TRUE CAMP 2012”でのスライドショーについて | トップページ | 『ランドネ10月号』発売中 »

2012年8月28日 (火)

マリの子どもたちが描いてくれたタペストリー

10
2007年~2009年の3年間、僕はアフリカ中部の国・マリに連続して行っていました。
アウトドアとは違う、チャリティー関係の取材。
具体的にいえば、ユニセフとダノンウォーターズオブジャパンが共同で行なっている
砂漠にきれいな水が汲める井戸を作る事業についてです。
よりわかりやすくいうと、以前から夏になると
ナチュラルミネラルウォーターの”ボルヴィック”のテレビCMなどで紹介されていた
「1L for 10L 」プログラムのこと。
僕は、実施前の悲惨な様子、そして実施後の伝染病などが激減した様子などを
連続して取材していたわけです。
僕が見ていたたった3年だけでも劇的な効果がありました。
きれいな水が汲める井戸を作るだけで、伝染病や寄生虫の問題がなくなり、
幼児死亡率が一気に低くなるのですから、すごいこと。
それにしても、よい水が豊富な日本は恵まれています。

マリは内陸国なので、大量の水があるのは数少ない川だけ。
13
とはいっても、川が近くにない場所がほとんどで、下のような井戸を使っていました。
16

18
土ばかりか家畜のフンなども、なかに入ってしまうため、非常に不衛生で
水による病気が絶えなかったのです。詳しくは、ボルヴィックのHPを。

3年通して感じたのは、この「1L for 10L 」プログラム活動は
非常に真摯に手掛けられているということ。
僕はこの取材のおかげでユニセフへの信頼感がさらに増し、
そしてダノングループの社会奉仕活動の真剣さに感心しました。

しかしまあ、マリは暑かったですよ。
14
日本の春ごろに行くことが多かったのですが、
つねに40℃以上で、暑いときには50℃にもなるんですから。

ホテルの室内に置いてあったろうそくは、
日陰だというのに、このありさま。
12
なにかの現代アートのようです。

支援地区の学校も視察しました。
19
プレゼントされた色鉛筆で、水をテーマにした絵を描く子どもたち。
写真では、水を青で表現していますが、
これはおそらく先生から、そのように色を塗るといいと教わったから。
実際にはマリの川や井戸の水は土で茶色なので、
子どもたちが自然に水を色で表現すると、茶色なるようです。
1
このような支援活動の視察は、中田英寿さんもタイミングがいっしょになったり、
ミュージシャンのMISHAさんにいたっては、
僕たちの取材と完全に同行して行動していました。
MISHAさんは非常に熱心で、いい人でした。
15
それにしても、この子どもたちが、とにかくかわいらしかった!

さて、非常に長い前置きになりましたが、ひとつお知らせしたいことが。
こんなマリの子どもたちが書いてくれたタペストリーが、現在、日本にあるのです。
それも昨年の東日本大震災を悲しみ、
日本人を元気つけてくれようという内容で……。
3
上の写真は、福島県立美術館での展示風景。
僕は6月末に見てきました。
7
津波で木やクルマが流されている様子を見て、涙を流している人々。
Img_8602a
たくさんの人が手をつないでいるのは、
遠くにいても日本のことを想っているよ、という気持ちの表現とのことです。
Img_8591a
このタペストリーの展示は、
7月からは「福島県会津自然の家」で行なわれているそうなので、
近くに住んでいる方、旅行で行かれる方は、ぜひ見に行ってください。

繰り返しになりますが、マリの子どもたちはとにかくかわいかったですよ。

11
はじめは、こんなふうに僕たちをモノ珍しそうに見ているだけなのですが……。

だんだん、元気のよい子がグングン近づいてきて……。

17
最終的には、殺到してきます。
どんなに遠くにいても、走ってくるんですから。
8
ちなみに、奥にいるのは、この僕。
9
モニターで画像を見せてあげるだけで、大喜びしてくれるのだから
なんだかうれしくなります。
もう一度、マリに行きたいものだなあ。

実際には、このブログがアップされるころ、
僕は北アルプスの山中にいるはずです。
天気がよいといいのだけど……。

|

« “TRUE CAMP 2012”でのスライドショーについて | トップページ | 『ランドネ10月号』発売中 »

チャリティー関係」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« “TRUE CAMP 2012”でのスライドショーについて | トップページ | 『ランドネ10月号』発売中 »