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2012年12月29日 (土)

北アルプス/白馬岳(『PEAKS』リーダーズセッション)

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もう年末だというのに、僕のブログはいまだ3ヶ月前の話です。
このところかなり頑張ってアップしておりますが、まったく追いつきません……。

9月最後の山行は、北アルプスの白馬岳。
昨年も行なった雑誌『PEAKS』の企画、「リーダーズセッション」への
ゲスト参加なのですが、ゲストながら、コースは僕が決めさせてもらいました。
具体的には、蓮華岳から白馬大池まで登り、
そこから白馬岳山頂に向かい、白馬大雪渓を経由して猿倉に下りる、
というルートになります。

この山行のことは、1月15日に発売される『PEAKS』に掲載されます。
そちらはおそらく人だらけのページになるのではないかと思われるので、
ここでは風景が多めの構成にしておきます。

そんなわけで、蓮華温泉から天狗ノ庭を通り、白馬大池へ。
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僕のほかに、3人の読者のみなさん、サポートで入ってもらっているガイドさん、
PEAKSの編集者、カメラマン、という7人パーティです。

企画的にソロ形式で歩いているので、テントはバラバラ。
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僕のテントは、奥に張ってあるニーモのタニ2P。

参加者の装備一式を、現地で俯瞰気味に撮影中、の図。
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近くに上れるところや脚立がないからですが、あまりにも原始的。
こういうことはたまにはあるのですが、たまにだけですよ。

白馬大池を出発し、振り返って撮った風景。
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吹きさらしのキャンプ地だけど、いい場所ですね。

主稜線までは、危険な場所はほとんどない尾根歩き。
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とはいえ、今年の5月には大量遭難が起こっていますが。
広々としていて歩きやすい反面、悪天候のときやガスがかかっているときは
けっこう危ない場所でもあります。

三国境まで到達し、これまで歩いてきた尾根を眺めると、こんな感じ。
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このあたりは二重稜線どころか三重稜線っぽい地形です。

ほぼ同じ場所から北を見ると、朝日岳へと連なる稜線。
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こちらを歩いていけば、栂海新道を通り、日本海まで歩けるわけです。

だんだんと近づいてくる白馬岳山頂。
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昨年は、冒頭の写真の杓子岳、白馬鑓ヶ岳を経由して、
ここまで歩き、その後、祖母谷温泉まで下りていきました。

すでに白馬岳頂上宿舎のテント場。
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これまでに何度、ここにテントを張ったことか。

参加者の2人と僕のサンダルは、まったく同じモデル。
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キーンのシャンティなのですが、足元だけを見ると
なんかのユニフォーム的なお揃いっぷりであります。

夕方前に西を見ると、右に毛勝三山、左に剱岳
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どちらも今年に登った山です。

翌日は大雪渓から下るだけ。
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すでに9月末なので、日本一の大雪渓もやせてしまっています。Rimg0307a


この後、ちょっとしたハプニング。
といっても、我々のパーティーではなく、他の登山者。
予定ルートと間違って大雪渓に下りてきてしまったとのことで、
軽アイゼンなどの装備はなく、靴もトレランン的な、かなり華奢なタイプ。
そのままで氷のような雪渓を下りるのは非常に危険なので、
僕のトレッキングポールと、ガイドさんの軽アイゼンを貸し、
この区間だけいっしょに下りることにしました。

そして猿倉へ。
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詳しくは『PEAKS』を。
ちなみに、ルポの原稿は僕ではなく、同行した編集者が書いております。

この語、僕は自宅には帰らず、松本に宿泊して原稿書き。
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翌日は久しぶりに松本城などにも行ってみました。

で、松本の古本屋を巡り歩き……。1冊の古書を購入。
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大正15年発行の『キャムピングの仕方と其場所』。
だいたい85年前の本で、著者が「鐵道省」、
つまり「鉄道省」というお役所であるのも興味深いです。
昔のキャンプスタイルがどんな感じだったのか知りたかったのですが、
値段はなんと4000円! しかし意を決してお金を払おうとしたところ、
「今日はお祭りだから半額ですよ」とのことで、2000円に。
ちょうど周辺では「神道祭」が行なわれていたのでした。
いや~、よかった。
そういえば、この本には何ヵ所かに押し花が挟まれていました。
もともとの所有者が、何十年も昔に、どんな気持ちで本を読み、
どんな気持ちで草花を挟み込んだのかと想像すると、
なんとも言えない気持ちになってきます。

その後、僕はシェルパ斉藤さんのご自宅に。
野田知佑さんがいらっしゃるとのことで、僕もお呼ばれしていたのでした。
内輪の会だったので、夜の宴会も比較的少人数で、落ち着いた雰囲気。
Ffa
翌朝、僕がゆっくりと起きだすと、多くの人は帰宅後でしたが、
最後に野田さん、斉藤さん、サラリーマン転覆隊の本田さんと記念撮影。
いや、野田さんのアレックスもいっしょでしたね。


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山(やま)」カテゴリの記事

コメント

白馬の山行読まさせて頂きました。
山頂テント場でヒルバーグのテントを張っていました(掲載の画像右側に映っていました)。
高橋さんの北アルプスの本を参考に鑓温泉からの縦走でして、テント場で、その高橋さんをお見かけして、なんという偶然とびっくりしました。
台風の接近で、紹介されていた栂池方面には行きませんでしたが、楽しめた山行を思い出しました。
ありがとうございました。
PEAKS楽しみです。

投稿: mfaysal | 2012年12月31日 (月) 01時47分

庄太郎さん!
白馬ではお世話になりましたm(__)m
全てが本当に楽しくって、庄太郎さんからたくさん学び、
あっという間の三日間でした♪ 遂に15日発売ですね。
家宝にします(≧∇≦)

またいつかお山で出会える時を祈って(^人^)

庄太郎さん、良いお年を!!
そして来年も安全で楽しい山旅を♪♪
いつも応援しています(^O^)/
では〜


投稿: Rena | 2012年12月31日 (月) 08時24分

お疲れ様です。

日にちを間違えて一週間前に行っちゃいました。。。笑

すれちがうのを楽しみにしてたんですけど。泣

投稿: カミナリおやじ | 2012年12月31日 (月) 15時43分

mfaysalさま

あの日、僕たちも雪渓経由で下山し、クルマまであと2~3分というところで雨が降り始め、その後は案の定、大雨に。栂池まで歩いていたら大変だったでしょうね。でも鑓温泉を楽しめたのなら、それなりに満足できたのでは? 僕たちの山行の様子は、10日後に出るPEAKSを見てみてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Renaさま

僕が書いていない本編(ルポ)の原稿、僕もいまだ確認していないのですが、どうなっているんでしょうね。写真もどんなものがセレクトしてあるのか……。そして、表紙は僕たちの山行から使われているのか? いろいろと楽しみです。

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カミナリおやじ様

今回は誌面で日程を公表していたので、「すれ違い」も可能だったとはいえ、日程を間違えるとは……。だけど、白馬岳自体、楽しかったでしょう? また何かのときに。

投稿: 庄太郎 | 2013年1月 5日 (土) 23時11分

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