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2012年12月28日 (金)

北海道/知床(硫黄岳~羅臼岳)

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「知床エクスペディション(知床シーカヤックシンポジウム)」に参加した後、
大内くんと僕はそのまま知床に残り、次に山へ向かいました。
僕は毎年、知床のどこかの山を必ず歩いており、昨年は登山道がない知床岳
今年は硫黄岳から羅臼岳という、一般登山道を使った縦走です。

この山行のことは、来年に発売される雑誌に書くので、ここでは軽く。
その代わり、写真はけっこう多めにあります。
冒頭の写真は知床半島の稜線を縦走中に、
歩いてきた道を振り返ってみた風景。左のほうが硫黄岳です。

こちらは歩き始める前に通った岩尾別の旧開拓地。
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数十年前に廃村になって、いまは開墾した場所も原野と化そうとしています。
このあたりの開拓の中心だったのが、僕の故郷の宮城県の人々。
僕のやたらと強い知床への想いの理由には、
そんなこともひとつにはあるように思います。

さて、登山口。
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看板に「許可の有る者以外立入出来ません」とありますが、
もちろん僕たちはしっかりと申請を出しております。

ちなみに僕と大内くん以外には、
カメラマンとしてこの近くで生まれ育った逢坂くん、
北海道でガイドをしている通称・ポーさんが加わっています。
逢坂くんは仕事だけど、ポーさんは遊びとしての参加です。

稜線目指して登っていくと、背後にはオホーツク海。
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あんな海をわずか2日前にカヤックで漕いでいたとは。

僕たちがはじめに目指したのは、硫黄岳。
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百名山のひとつである羅臼岳に比べると、圧倒的に人が少ないのです。

硫黄岳の付近は、さすがに荒涼とした雰囲気。
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赤茶けた土の色が、いかにも火山っぽい感じです。

そしてキャンプ地へ。
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どこが道かよくわからない場所を下っていきます。

そして、雨。
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風もまあまあ。

北海道らしく、キャンプ地にはフードロッカーが設置されています。
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動物にいたずらされないように、このフタは非常に重いです。

ようするに、こういうこと。
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読めますかね?

こちらは硫黄岳の山頂。そして強風。
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大内くんが前傾姿勢なのは、風に体を預けているから。

せっかくの知床の山なのに、雨とガス。
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このあたり、奇岩も多いんです。

これまた北海道らしい、広い稜線。
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視界があまりきかないので、僕たちは常にヒグマに注意しておりました。

硫黄岳からかなり歩いてきても、こんな風景が続きます。
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まあ、知床連山自体が、もともとすべて火山なのですけれど。

2泊目のキャンプ地での水汲みの風景。
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もしかしたら干上がっているのではないかと心配していましたが、問題なし。
この池の水を煮沸して使うわけです。

さらに縦走は続き、右手にはオホーツク海。
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天気がよければ、左手には北方領土の国後島も。

羅臼岳を目の前にして、ガスがきれるのを待っている様子。
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晴れそうで晴れない、微妙な感じ。

で、山頂。
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僕は3年ぶりで、たしか4回目。

岩尾別側に下山していくと、羅臼岳の山頂がクリアに。
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知床の山は、何度来ても本当によいのです。

さて、これは現地にあった表示。
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ベアスプレーを実際に出くわしたクマにかけているという、
あまり見たことがないカット。この落ち着きぶり、見習いたいものです。

下山後には逢坂くんの実家にお邪魔し、大変なご馳走を……。
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いくらだけでも、この量ですよ。ほかにも至れり尽くせりで。
逢坂くんのご両親、本当にありがとうございました。

繰り返しますが、詳しくは来年に発売される雑誌で。
たぶん掲載は夏か秋と思われます。

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山(やま)」カテゴリの記事

コメント

高橋さんの山行ブログ楽しみにしています。知床…行ってみたいですよね~。僕は昔、北海道に住んでたんですが、知床には行けなかったんですよね。高橋さんの知床ブログを読むたびに、何で行かなかったのかと後悔してます…。札幌からでもかなり遠いんです。羅臼岳に登るのは、僕の夢ですね。
こないだ教えてもらった登山靴の調節、ありがとうございました。僕は冬山はしないので、まだ試してないですが、春にはきっと試してみます。

投稿: ジム | 2013年1月 8日 (火) 22時42分

ジムさま

羅臼岳は山頂往復なら日帰り可能ですが、
やっぱりどこかでテント泊をしたほうが面白いですよ。
北海道に住んでいたことがあればお分かりでしょうが、
ヒグマはかなりいますよ。それも世界有数の生息密度で。
だからこそ面白いともいえますが。

それにしても、北海道に住んでいたことがあるとはうらやましい。
僕も移住したいくらいです。

投稿: 庄太郎 | 2013年1月10日 (木) 09時25分

はじめまして。ブログたまに拝見しております。
しれとこ自然村に通い始め、新谷さんと出会い、去年・一昨年とエクスペディションに参加しました。
シンポジウムにも参加したかったんですが・・・。
いつかウトロから羅臼へカヤックで周り、帰りは山を横断してみたい!とずっと思っていました。
あ~うらやましい。雑誌、楽しみにしています。

投稿: ぴっころ | 2013年1月11日 (金) 16時00分

ぴっころ様

エクスペディションに連続参加されたんですね。
あれ、本当に面白いから、リピートする人が多いのも、よくわかります。

羅臼岳は、ウトロ側よりも羅臼側から登ったほうが、ワイルドで面白いですよ。
体力はウトロ側よりも必要ですが。

たぶんあのあたりのベストコースは、羅臼側から登って硫黄岳へ縦走し、カムイワッカに下りるルート。
だけど、以前このブログでも書いた知床岳や岬往復は、より楽しめるかもしれません。

投稿: 庄太郎 | 2013年1月13日 (日) 00時11分

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