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2013年4月20日 (土)

奥秩父/飛龍山

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気分転換にブログをアップしてみております。
本当はこんなことやってる場合じゃないのだけど、でもまあ……。

今回は3月はじめに行ってきた奥秩父の飛龍山であります。
取材じゃなくてプライベートの1泊2日です。

出発は丹波。このあたりの山域らしく、登山口にはゲートがあります。
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シカやイノシシから農作物を守るためのものですね。

本当はここから登るはずじゃなかったのですが、
はじめに予定していた後山林道が土砂崩れで通行できなくなり、
急遽、こちらから登ることにしたのでした。

まだ新緑の時期ではなく、低い場所は茶色の世界。
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もう今ごろは木々が芽吹いてきているんでしょうね。

地図を見ているだけなのに、ものすごく楽しそうなOくん。
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先日ここでも紹介した鈴木みきちゃんの本を作った編集プロダクションの男です。

サオラ峠を過ぎると、雪も出てきました。
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こちらの男は編集者のSさん。
足に履いているのはゴローのブーツであります。
僕は先日の雑誌『ビーパル』でオーダーメイド登山靴
ゴローを取材しましたが、Sさんはそのときの担当編集者。
じつはそのとき、2人いっしょにゴローでブーツを作っていたのでした。

だからこの山行、2人同時にゴローをデビューさせるために
わざわざ企画したものだったのですが……。
僕は思い違いで完成していたらしいブーツを受け取りにいけず、
いつものブーツ。それじゃ、意味がないのだけど。

でもこのメンツは、以前はよく遊びで山に行っていた仲なので、
ゴローはともかく、ひさしぶりにいっしょに山に行けただけでもOKです。

この日の宿泊は「三条ノ湯」のテント場。
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テント泊をしても風呂に入れるよい小屋です。

僕たち以外にもテント泊の人が1名。
で、僕たちがテントをそれぞれ張ると……。
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僕以外は、なぜかみんなライペンのエアライズ1。
なんだか妙なテント場であります。

そして風呂に入り……。
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メシを食い……。
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さすがに3月ともなると寒さはそこそこで、他の方が眠るタイミングまで
僕たちもけっこう遅くまで起きていました。

こいつは、このときに背負っていった僕の新しいバックパック。
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ULAの「EPIC」というモデルで、ハイカーズデポで2つだけ輸入したというもの。
シートゥサミットのビッグリバーというドライバッグの65ℓが収納部分になっており、
それにハーネスを取り付けてあるという特殊タイプです。
その構造でわかるように、完全防水。
この1週間後に行く予定になっていた西表島では
今年もまた海や川のなかを歩くだろうと、買ってみたんですよ。
今回は完全防水である必要はまったくない山行だったけれど、
背負い心地を試してみたくて、これを使ってみたのでした。

翌日、三条ノ湯を出発し、飛龍山へ。
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このあたりはアイゼンがなくても歩けるけれど、
アイゼンがあると歩きやすい、という微妙な雪の状態。

標高を上げていくと、奥秩父の山々、というかほとんど奥多摩。
下の写真の左のほうには、雲取山があるはずです。
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しかしまあ、最近このあたりを歩くことが多いなあ。

北天のタルに到着。
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だけど、問題はここから。
斜面に登山道があるはずなのですが、前に歩いた人のトレースはほとんどなし。
かといって、ヤブ漕ぎできるような状態でもなし。
じつは小屋で事前に聞いたところ、
ここ数日の他の登山者は、みんな「歩けない」といって戻ってきていたのだとか。
たしかに歩くのが面倒な気持ちになる雪の斜面が続いており、
そこをトラバースしていかねばならないのでした。

さて、どうしよう?
僕たちの計画は飛龍山から縦走し、
稜線沿いにサオラ峠まで歩いて下山する予定。
だけどこの雪の状態ではかなりスピードが遅くなりそうなので、
荷物はここにデポし、山頂にはなんとか往復したうえで、
元の道を引き返して下山するという方向に変更しました。

それからは僕が先頭になって雪を切り、1歩1歩前進。
幸い、歩きにくい場所はそれほど長くはなく、意外とスムーズに突破。
とはいうものの行動中に余裕はなく、写真は1枚も撮っていなかったりして。

そんなわけで、こちらはすでに巻き道を使って到着した禿岩。
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奥秩父には視界が開ける場所が少ないけれど、
その限られた場所の中でも、この禿岩からの眺めは格別。
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いいですねえ。いかにも奥秩父の奥深さが感じられて。
富士山もよく見えたけれど、そういう写真は今回、省略。

その後、ヤブのなかの細い道らしき部分を伝って、飛龍山山頂へ。
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これで、よし。

それから僕たちは三条ノ湯に戻り、同じ道で下山。
しかし予定変更のために時間がかなり遅くなり、サオラ峠では夕暮れに。
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ここからはひさびさのナイトハイク。
でも前日に歩いた道だし、危険地帯もないし、大きな問題はなし。
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遅いといっても19時には下山を完了し、今回は終了。
しかし、ゴローのブーツをデビューさせたかったなあ。

それにしても、こういう写真を見ていて思うのは、
自分には大きな病気もなく、まだ元気に生きていて、
好きなように山を歩いていていられるんだな、ということ。
これから先、なにがあるかわからないけれど、もっと山に行かないと。

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