« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »

2013年6月

2013年6月22日 (土)

7月13日開催、「MACPAC」40周年記念トークショーのお知らせ

Img_724900k00_2
先日「テント泊」の本に関するイベントについて、ここでお知らせしました。
すでに定員を大きく超える100人以上の予約が入り、
あとはキャンセル待ちという状態になったようです。
予約を入れてくださった方、ありがとうございます!

引き続き、もうひとつのトークイベントのお知らせです。

ニュージーランドのバックパックメーカー「マックパック」が
今年、創立から40周年を迎えます。
そこで、「Favorites with MACPAC」なるタイトルで
イベントを行なうことになりました。
で、話をするのは、僕ということに。

僕はマックパックのヘビーユーザーで、
大型パックだけでもいくつ持っていることやら。
とくに、「グリセード」というモデルは心の底から愛しており、
使いすぎて、もうボロボロ。
だけど数年前に廃番になってしまったため、
海外オークションで落札して、サブを確保しているほどなのです。

クライストチャーチの本社での取材にもこれまでに3回も行っており、
実際に背負って山を歩き、本社を見学し、創始者にインタビューし、などと
マックパックを多方面から知っているということでは
日本での取り扱い会社のゴールドウインの担当の方を除けば、
おそらく僕が日本でいちばんなのではないかと。
そういうこともあって、トークイベントの話をいただいたのでした。

開催日は7月13日(土)、時間は15時~17時、
場所はアウトドアショップ「エルブレス」の東京・御茶ノ水店。
定員は30人で、いちおう予約が必要です。
でも、立ち見もできますよ。

予約の電話番号は、
エルブレス御茶ノ水店 TEL03-3233-3555(担当・鈴木さん)になります。
ただ、エルブレスのHPではまだ正式には告知されていないので、
数日してから電話してもらったほうがいいかも。

ところで、「予約」。
立ち見もできるのに予約が必要な理由は、
事前予約してくれた方30人限定でマックパックからのプレゼントがあるから。
具体的にいえば、アズテックというバックパックに
使われている特殊素材で作ったブックカバーになるようです。
下の写真は僕の私物のグリセードですが、これにも全面的に使われている、
どこかデニムっぽい風合いの生地であります。
Img_5778k00

話の内容は、「マックパックを背負って歩いた山々」のこと。
北海道の知床、北アルプスのどこか、
そしての冒頭に使った写真のようなニュージーランド、
という3本立てにしようかと思っています。

ニュージーランドではトレイルを外れて荒野を歩くことを
「トランピング」というのですが、今回はその話をメインにしようかな。
冒頭の写真で僕はショートパンツにロングゲイターを組み合わせ、
そのまま川に入って渡渉しておりますが、
これが典型的な現地のトランピング・スタイルで、
なぜ、こういうスタイルで歩くのか、なども説明したいと思っています。

興味がある方は、ぜひご来場を。

| | コメント (12)

2013年6月20日 (木)

九州の山/祖母山~傾山(前編)

Img_348900_2
5月の連休明け、九州の祖母山~傾山を歩いてきました。
ホテルでの前日泊を含め、3泊4日の旅。
しかしまあ、この山域はホントにいいですよ~。

ちなみに上の写真は、最終日に登った傾山。
この山行については、すでに発売されている
『山岳縦走ギアガイド2013』で書いちゃっているので、詳しくはそちらを。
ここでは、さらっと紹介します。

出発は尾平。
Img_317600
このときはまだ雨が降っていたのですが、
森の中なら水に濡れた風景も美しいものです。
水の中にはアマゴらしき魚が泳いでおりました。

クマに注意との看板。
以前来たときにはなかったのに。
Img_318100
九州のツキノワグマはかなり前に絶滅したといわれているのですが、
2011年に連続して目撃情報があったらしいんですよね。
とはいえ、実際にはやはり絶滅しているだろうし、
むしろクマには出会いたいくらい。
本当は今もなんとか生息していたらいいのですけど。

稜線にあがると、遠くには傾山。
Img_321200
翌々日には、あの山頂にいるはず。
このように歩いていく先が見えていると、縦走は面白いし、
やる気も出てくるんですよね。
天気もよくなってきたし、夏山っぽさすら感じられるし、
僕のテンションは上がる一方なのであります。

振り返れば、祖母山。
Img_322600
この山に登るのは2回目だけど、やはりよい山です。

この山域にキャンプ指定地というものはないのだけど、
避難小屋の近くにはしっかりとテント場があります。
Img_325000
「天場」っていう漢字の表記、ひさびさに見ました。

明日の好天を感じさせる夕日。
Img_327000
この少し前に、いったん祖母山山頂まで登りましたが、
そのときはイマイチで、ほとんど周囲の山々が見えませんでした。

夕メシは、鍋。
Img_327300
今回は雑誌の企画として、いくつかの道具の「お試し」を行なっており、
このクッカーとバーナーはメーカーからの借り物。
ちなみに、プリムスのイータ・パック・ライトであります。
使い勝手がなかなかよく、ほしくなってしまいました。

翌日、再び山頂へ。
Img_328700
九重の山々もきれいに見渡せます。
あそこにも行ってみたいけど、いつのことか。
東京からだと、航空券代が問題なんですよね。

岩場からなにかを狙っている、カメラマンの矢島くん。
Img_331100
矢島くんは高い場所が苦手だと知っているのに、
こういう場所での取材を、なぜかいつも頼んでしまっております。

山頂からさらに下ると、目に入ってくるのは天狗岩。
Img_332300
中央のボコっとした岩ですね。あそこからの展望が楽しみ。

東側の方角を眺めると、最終目的地の傾山が小さく見えます。
Img_334500
左側から中央にかけて、こんもりと盛り上がっている
なだらかな稜線をこれから歩いていくわけです。

けっこう遠いなあ。だけど、そこがいい。
こういう景色を見ると、気持ちがさらに盛り上がってくるものです。

で、とうとう天狗岩のあたりに。
Img_334900
このとき、僕はちょっとした岩の上まで進み、
あと1歩進めば、ほとんど垂直の崖という場所。
「これは充分に死ねるね~」などといいながら、
上にいる矢島くんの写真を撮っておりました。

反対に矢島くんが僕を撮った写真は、
今回のルポの冒頭で丸ごと2ページ分、デカデカと使っています。
出版業界でいうところの、いわゆる「見開き断ち落とし」。
『山岳縦走ギアガイド2013』を買ってくださった方は、ぜひ見てみてください。

そして僕たちはその後、障子岳、古祖母岳と向かっていったのでした。

(続く)

| | コメント (2)

2013年6月19日 (水)

『SOTO 2013 Vol.1』発売中

0730436600_2
本日、『SOTO 2013 Vol.1』が発売されました。
この雑誌、昨年にも発売されているのですが、
今号が「Vol.1」になるみたいで。
いや、2013年の発売号としてのVol.1なのかな。

しかし、表紙にデカデカと書かれている
「欲望キャンプ」って、すごいフレーズですね。

僕が原稿を書いたのは、「ボクたちの外遊び」というページのなかで、
キャンプにからめて楽しめるアクティビティのひとつとして
「ハイキング」の部分を1ページ。ただし本文だけです。
珍しく「ですます」調で書いたので、我ながら少々違和感も。

まあ、このブログでは、いつも「ですます」調で書いているわけですが、
仕事上の雑誌や書籍の文体とものすごく違っており、
それが気分転換的なことにもなっているのです。
だけど、仕事で「ですます」と書いていると、
自分がかなりヘタな文章を書いているような気分になるから不思議。

というわけで、書店でチェックしてみてください。

| | コメント (0)

2013年6月16日 (日)

『PEAKS 7月号』発売中

Aa_2
昨日、『PEAKS 7月号』が発売されました。
「岩山歩き」というのが、大特集であります。

表紙のなかでは「大キレット」という文字が目立つのですが、
実際に表紙に使われている写真は、同じく北アルプスの唐沢岳。
赤いバックパックを背負っているのは、後姿ですが、僕なんです。
撮影は矢島慎一くん。

先月発売された『TRAMPIN’』の表紙』と、『ワンダーフォーゲル』の表紙
この組み合わせで取材・撮影を行なっていたりして、
よい山を選び、よい天気に歩き、よいカメラマンが撮影すれば、
このように表紙に選ばれるわけですね。

ともあれ、僕が担当したのは
昨年の8月に行ってきた北アルプス「餓鬼岳~唐沢岳」のルポ。
だけど、表紙にも選ばれているというのに、
たった5ページしかありません。
むむ~
Img_112600
上の写真は、餓鬼岳から燕岳へ向かう稜線で、
遠くには槍ヶ岳。
まあ、「岩山歩き」の特集ですから、岩だらけです。

このあたりは、北アルプスのなかでも、僕が「穴場」だと思っている場所。
あの燕岳の近くなのに、いつもはあまり人がいないのだけど、
今回のページを見てくれた人が、興味をもってくれるといいのですが。

この特集では、お薦めの山を紹介するページもあり、
僕は南アルプスの地蔵岳のオベリスク、
それと5月に行ってきたばかりの九州の祖母岳を選んでいます。

というわけで、5ページしかもらえなかったのが悔しいくらい
よい場所を紹介しているので、ぜひ書店でご確認くださいね。

| | コメント (2)

2013年6月15日 (土)

『山と渓谷7月号』発売中

Yamakei20130700_2
本日、『山と渓谷7月号』が発売されました。

特集は「北アルプス」なのですが、僕はとくにかかわっておりません。
その代わりに、どのページを書いたかというと
「AKU」というブーツのことについて、3ページ分。
ICI石井スポーツで独占的に扱っているイタリアの会社ですね。

このAKUのブーツは僕もはいていて、
バルトロGTXというモデルであります。
なにか写真がないかと探してみたところ、残ってました。
それも、このブログで以前も使ったことがあるみたいで。
Img_486000
一昨年前の10月に、ひとりで
前穂高岳~奥穂高岳~北穂高岳と歩いたときのものです。
このルートは岩場の連続で、しかも秋で凍結の恐れがあったので、
このゴツいモデルを選んではいていったと記憶してます。
もう買ったのは7~8年くらい前かな。

自分で長い期間使っていたくせに、
このメーカーのことはあまり詳しくなかったのですが、
今回の仕事で僕も詳しくなっちゃいました。

そんなわけで、ご覧になってみてくださいね。

| | コメント (2)

2013年6月 6日 (木)

7月3日開催、テント泊がテーマの「トークイベント」のお知らせ

Dsc_017000_2
上の写真は、ある日のロケ風景。
7月5日発売予定の「テント泊」に関する書籍のための撮影であります。
テントを理想通りに設営したり、反対に悪い例を作ったりと、
今回もやらねばならないことがいっぱいでした。

だけど、撮影は終わったとはいえ、
今もまだすべての作業は終わっていません……。

しかし、期間内に終わり、予定通りに発売になることを見越して、
刊行イベントを開催することになりました。
0000_2  
日時は、7月3日(水)19時~20時30分。
場所は、八重洲ブックセンター本店(東京駅の近く)。
同時期に似たようなテーマの本を出版する
宮川哲さんとの合同で開催いたします。
仲のよい人といっしょだから、
これまでのイベントより格段にラクに行なえそうであります。

上の画像ではよくわからないでしょうから、詳しい部分を御覧になりたい方は、
ここからリーフレットをダウンロードしてください。

今回、参加費は無料なのだけど、定員はあるんですね。
申し込みは直接、書店で行なうか、書店へのお電話で。
とはいえ、定員が80名もあるので、むしろ充分に埋まるか心配ですが。

繰り返しますが、イベントは7月3日。本の発売は、7月5日。
じつは一般発売前のイベントになっているわけです。
でも、この日に八重洲ブックセンターに来ていただければ、
どんな本なのか見ていただけます。
おそらくそのときに購入もできるはずですが、
確認した結果、買わないという選択肢もあるにはあります……。

日時や会場が合う方は、ぜひ申し込んでみてくださいね。

| | コメント (2)

2013年6月 5日 (水)

『夏山JOY 2013』発売中

Joy100_2
本日、『夏山JOY 2013』が発売されました。
本編の「日本アルプス」のガイド的内容のほかに、
「THE EARTH 2013」というカタログ部分も綴じこまれており、
ものすごく分厚い1冊になっております。

僕が記事を書いたのは、その日本アルプス特集のなかの
北アルプス焼岳。昨年の9月に歩いた山です。
Img_278300
メインの取材を終えたあとのプライベートでの山行でしたが、
そうはいっても、いっしょに歩いているのはライターとカメラマン。
「なにかのときに使えるかも」と、しっかりと撮影も行なっていたら、
本当に今号での掲載になったのでした。これが6ページ。

このときは実際には日帰りで歩きましたが、
それは前日のうちに上高地に入っていて、
早朝の出発が可能だったから。
いや、入っていたのではなく、下山していたのですが、
いずれにせよ前日泊をするような時間の余裕がなければ
日帰りは厳しくなるので、今号でのモデルコースの紹介としては
焼岳小屋に宿泊する1泊2日ルートとしてあります。
だけどルポとしては、昨年の実情に合わせ、
上高地に前日泊する1泊2日で、
行動自体は1日になり、山頂に登って下山する形になってます。
ちょっと複雑なのだけれど。

このほかに、『ワンダーフォーゲル』で続けている
ブランド紹介の連載の一環として、
リストウォッチの「スント」について6ページ。
『夏山JOY』は『ワンダーフォーゲル』の増刊扱いのため、
連載ものが同じように掲載されているのです。
ちょっとややこしいけれど。

というわけで、まずは書店でご確認を。

| | コメント (0)

2013年6月 2日 (日)

東北の山/残雪の船形山~泉ヶ岳

Img_308200_2
ちょうど1ヵ月前の連休中、正確にいえば、連休と連休のあいだの平日に
宮城と山形の県境にある船形山に行ってきました。
僕がいちばん好きな宮城県の山であり、
一昨年前の大震災のときに作ったチャリティボトルでは、
イラストレーターの鈴木みきちゃんが、
かわいい絵を描いてくれた山でもあります。

僕の生まれは宮城県仙台市ですから、
船形山は高校山岳部時代から登っている、まさに故郷の山。
今回は帰省するついでに山の取材を入れたというか、
山の取材のついでに帰省したというか、微妙なところ。
そんな感じなので、登山口、下山口への送り迎えは
自分の母にやってもらっちゃいました。

この山行の話はいずれ雑誌で書くので、
軽いご紹介にしておきます。

さて、旗坂の登山口に到着したときは大雨。
しかし天気予報を信じて1時間ほど待っていたところ、
どんどん天気は回復し、青空まで見えてきました。
Img_293000
昨年はひとりでこの山に登ろうとしたのですが、
そのときは雪が多すぎてクルマをとめられなかったりして、断念。
しかし今年は雪が少ないようで、けっこう歩いていっても、この程度です。

この山の特徴は、美しいブナ林。
Img_295200
といっても新緑にはまだ早く、次第に分厚さを増していく
残雪のなかを少しずつ登っていきました。
Img_294200
細い木なのに、周囲には大きな穴。
こういう様子を見ると、いかにも春という感じです。

樹林が切れた場所から、山頂直下にある避難小屋を遠望。
Img_296700
今回は初日のうちに山頂まで登ってしまう予定でした。

その後、升沢小屋の前にテントを設営し、身軽になって山頂へ。
Img_300300
こちらは今回、同行してもらったカメラマンの加戸さんです。

で、早くも山頂。
Img_302700
連休の合間とあって、誰もいません。
この日は山頂だけではなく、船形山には僕たち以外は
入っていないように思われます。雪の上に足跡はなかったですから。

山形側の山々を撮影する加戸さん。
Img_302900
天気は好転していたものの、山頂付近はものすごく風が強く、
稜線を歩いているときには、体があおられて転びそうになるくらい。
だけど風の強さって、写真にはなかなか出てこないですね。

南東方向には、翌日に歩いていく泉ヶ岳。
Img_307100
今回は1泊2日の縦走なのでありました。

升沢小屋前の僕のテント。
Img_307500
写真には黒い輪カンが写っていますが、
今回は出発直前の大雨のせいか、雪面の締まりがバツグンで、
輪カンなんかまったく使わずに、スイスイ歩けました。
同様に、一応アイゼンも持っていったけど、これまた必要なし。
Img_307300
それにしても、残雪期のこの場所にテントを張るのは、いったい何回目?
たぶん5~6回目なんじゃないかと思います。
直近では5年くらい前に、仕事関係の友達に加え、
僕の弟までいっしょに7~8人で歩きにきました。

翌日の朝は濃厚な霧が漂い、ホワイトアウト。
Img_310000
自分の足元すらよく見えないことがあり、
場所によってはかなり注意して歩きました。

とはいえ、この日も時間が経つにつれて天気はマシになり、
長倉尾根を経て水源まで到達したときには青空も。
Img_310700
この場所にはテントも張れるので、もっと緑が濃い時期に
また行きたいと思っています。

そして、北泉ヶ岳の山頂。
Img_312200
昨年、船形山を断念した僕は、代わりに日帰りでこの山に登りました
そのときに比べれば、山頂付近の雪は圧倒的に少なく、
これ以降は今回、ほとんど夏道を歩けました。

で、今度は泉ヶ岳の山頂。
Img_313600
1年前の1月に行ったときは雪の中でしたが、今はさすがに岩ばかり。
たまたまこの写真に人は写っていないけれど
やはり仙台市民なじみの山なので、けっこうたくさんの登山者がおりました。
誰もいない船形山とは大違いです。

泉ヶ岳にいくつもある登山コースのなかで、今回の下山ルートには、
かもしかコースを選択。写真はその途中の岡沼だけど、水はなし。
Img_314500
かもしかコース自体は、もしかしたら小学生のとき以来かも。

ともあれ、詳しい話は、来年発行予定の雑誌にて。

下山当日、僕は加戸さんに付き合ってもらい、ユアスタへ。
この日はAFCチャンピオンズリーグの試合があり、
ベガルタ仙台は中国の江蘇舜天と戦ったのですが‥‥。
P501026300
もう終わったことだから、結果は書きませんよ。あ~あ。

帰省ついでにサッカーを見るのは、最近のパターン。
いくら今は東京に住んでいても、ホームでの試合のほうがやはりよくて。
アウェイでの試合は、大震災でのリーグ戦中断後、
再開試合になった川崎フロンターレ戦以来、行っていないけれど、
あのときは泣けました。

翌日、東京に戻る前に、自宅近くの高台から、
いつものように眺める泉ヶ岳。その奥には船形から連なる山々。
Img_315100
そういえば、この高台の付近は大震災の影響で
建て替えを行なわねばならない家が多かった場所。
今回は、以前もこんな写真を撮った場所に行ってみたところ、
新築の家が目の前にできていて、視界が妨げられていました。
そんなことからも少しずつ復興が進んでいることが伝わってくるのでした。

| | コメント (2)

2013年6月 1日 (土)

東海自然歩道/静岡県・家山~愛知県・三河大野

Img_271000_2
すでに発売中の『ビーパル6月号』で歩いた東海自然歩道。
詳しくは雑誌を見てもらいたいところですが、
今回は僕の区間の割り当てが2ページしかなかったので、
ここでも追加で少し。
少しといっても写真はたくさんありますが、説明は簡潔にやっていこうと思います。

この号の仕事で、僕は環境省にも取材にいったのですが、
そのときにわかったのは、現在の東海自然歩道の総距離が
なんと1733.2キロもあるという事実。
巷の書籍やウェブでは、この数字は流れておらず、今回判明したこと。
とはいえ、その1733.2キロという数字も3年前のものであり、
今年がどうなっているのかは、環境省でも把握し切れていないようでした。

さて、新幹線と大井川鉄道を乗り継いで、
僕は出発点となる家山に向かいました。
Img_259200
電車から見た大井川。次はカヤックで下りたいと思います。

家山駅で雑談したおじいさんに撮ってもらった1枚。
Img_260500
1泊2日の今回、カメラマンが同行するのは2日目だけだったので、
初日は自分で撮影するか、近くにいた人に撮ってもらいました。

出発して少しすると、こんな風景。お茶畑ですね。
Img_262100
いかにも静岡らしく、こんな風景は2日間続きました。

そして林道。
Img_263400
今回の僕の区間の最大の特徴は、林道歩きが多いこと。
普通の車道を歩く区間も含めれば、登山道以外が9割くらいかも。
Img_265600
でも、やはりこんな登山道を歩く場所もあり、少しホッとします。

大日山金剛院。
Img_268100
お恥ずかしながら、「自分撮り」したカットであります。
誌面では、この後にやってきた観光客の方に撮ってもらったものを使ったんだけど。

その後、平松峠から鳥居沢山へ。
Img_271700
このあたりを歩いた1時間半ほどがいちばん山っぽい場所で、
冒頭のカモシカの写真を撮ったのも、同じような場所。
今回はやたらとカモシカを見る機会が多く、全部で10頭くらいはいたかも。

僕が歩いた区間はほとんど里山のような場所で、視界が開ける場所は少しだけ。
Img_272900
このとき、じつはものすごい強風で、けっこう寒かったです。

この後、どんどん車道を歩いて、新宮神社の新宮池へ。
Img_277200
昼前に歩き始めて、もう夕方です。

そしてやってきた夕暮れ。
Img_280200
どんどん真っ暗になっていき、宿泊予定地の気田川近くについたときには
ほとんど夜でした。でも、この川は以前にカヤックで下ったことがあり、
なじみがあるのでなんだか安心。あとはキャンプ地まで20分ほどであります。
Img_280800
しかし、この直後、僕の脇に軽トラックが停車。
運転していたおじさんに、「こんな時間になにやってんだ!」
「いいから乗れ! 送って行ってやるぞ!」と‥‥。
とてもじゃないけれど、断れない状況に。
ということで、僕は秋葉神社下社のすぐ下の
河原にあるキャンプ場まで逆ヒッチハイクで連れて行かれたのでした。

翌日、来た道を戻るように北上し、まずは犬居城址へ。
Img_282000
僕がテントを張っていた河原が眼下に見えます。

改めて、友達といっしょにカヤックで一昨年前に下った気田川
Img_282500
「清流日本一」ともいわれる川で、ぜひとももう1度下りたいもの。

ここから秋葉神社上社へ。
Img_283000
遊歩道的な区間を過ぎると、山道になります。
Img_283900
この付近は登山気分ですね。

上社からは太平洋まで見渡せます。
Img_284000
この写真じゃわからないけれど、浜松の街並みも。

気田川はすでにずっと下のほうに。
Img_284800
なんか寂しいなあ。

しかし山を下りて行くと、今度は天竜川の吊り橋に。
Img_285600
簡単に言えば、気田川は天竜川の支流なのであります。

車道を歩いていき、再び山道に。
Img_286100
だけどあっという間に車道になり、あとは杉の木ばかり。
Img_286500
この付近は「天竜美林」として名高い地域ですが、
あまりにも車道が長すぎて、飽きてくるほど。

道の駅「くんま水車の里」に到着し、名物らしいマイタケそばで昼食。
Img_286900
東海自然歩道のこのあたりは普通の集落地帯で、
このような街の味も楽しめるわけです。

もう一度、山中に入り、やっと静岡と愛知の県境に到達。
Img_288200
ここまで、遠かった~

最後の見所は、「阿寺の七滝」。
Img_289100
写真にはうつりきらないけれど、七段になっているんですね。
ここは、とてもいい場所でした。

そして夕方近くに三河大野駅に到着。
Img_290700
昔の資料を見ると、「家山~三河大野」間は74.6キロ
(コースタイムは24時間35分)になっていますが、
今回はおじさんのクルマに乗ってしまったり、
その分を補充すべく逆走気味に歩いたり、街の中をグルグルさまよったりと、
結局90キロくらいの道のりに。これを1泊2日だから、大変なものです。
途中にキャンプ地がもっとあれば、2泊3日くらいでもいいのでしょうが、
今回は気田川のキャンプ場しかなかったし、一気に歩くことになったのです。

いやはや疲れた。
でも距離が長かったとはいえ、こういう感じで歩いたことはなかったので、
よい経験になりましたよ。

| | コメント (4)

« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »