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2013年6月 2日 (日)

東北の山/残雪の船形山~泉ヶ岳

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ちょうど1ヵ月前の連休中、正確にいえば、連休と連休のあいだの平日に
宮城と山形の県境にある船形山に行ってきました。
僕がいちばん好きな宮城県の山であり、
一昨年前の大震災のときに作ったチャリティボトルでは、
イラストレーターの鈴木みきちゃんが、
かわいい絵を描いてくれた山でもあります。

僕の生まれは宮城県仙台市ですから、
船形山は高校山岳部時代から登っている、まさに故郷の山。
今回は帰省するついでに山の取材を入れたというか、
山の取材のついでに帰省したというか、微妙なところ。
そんな感じなので、登山口、下山口への送り迎えは
自分の母にやってもらっちゃいました。

この山行の話はいずれ雑誌で書くので、
軽いご紹介にしておきます。

さて、旗坂の登山口に到着したときは大雨。
しかし天気予報を信じて1時間ほど待っていたところ、
どんどん天気は回復し、青空まで見えてきました。
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昨年はひとりでこの山に登ろうとしたのですが、
そのときは雪が多すぎてクルマをとめられなかったりして、断念。
しかし今年は雪が少ないようで、けっこう歩いていっても、この程度です。

この山の特徴は、美しいブナ林。
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といっても新緑にはまだ早く、次第に分厚さを増していく
残雪のなかを少しずつ登っていきました。
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細い木なのに、周囲には大きな穴。
こういう様子を見ると、いかにも春という感じです。

樹林が切れた場所から、山頂直下にある避難小屋を遠望。
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今回は初日のうちに山頂まで登ってしまう予定でした。

その後、升沢小屋の前にテントを設営し、身軽になって山頂へ。
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こちらは今回、同行してもらったカメラマンの加戸さんです。

で、早くも山頂。
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連休の合間とあって、誰もいません。
この日は山頂だけではなく、船形山には僕たち以外は
入っていないように思われます。雪の上に足跡はなかったですから。

山形側の山々を撮影する加戸さん。
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天気は好転していたものの、山頂付近はものすごく風が強く、
稜線を歩いているときには、体があおられて転びそうになるくらい。
だけど風の強さって、写真にはなかなか出てこないですね。

南東方向には、翌日に歩いていく泉ヶ岳。
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今回は1泊2日の縦走なのでありました。

升沢小屋前の僕のテント。
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写真には黒い輪カンが写っていますが、
今回は出発直前の大雨のせいか、雪面の締まりがバツグンで、
輪カンなんかまったく使わずに、スイスイ歩けました。
同様に、一応アイゼンも持っていったけど、これまた必要なし。
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それにしても、残雪期のこの場所にテントを張るのは、いったい何回目?
たぶん5~6回目なんじゃないかと思います。
直近では5年くらい前に、仕事関係の友達に加え、
僕の弟までいっしょに7~8人で歩きにきました。

翌日の朝は濃厚な霧が漂い、ホワイトアウト。
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自分の足元すらよく見えないことがあり、
場所によってはかなり注意して歩きました。

とはいえ、この日も時間が経つにつれて天気はマシになり、
長倉尾根を経て水源まで到達したときには青空も。
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この場所にはテントも張れるので、もっと緑が濃い時期に
また行きたいと思っています。

そして、北泉ヶ岳の山頂。
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昨年、船形山を断念した僕は、代わりに日帰りでこの山に登りました
そのときに比べれば、山頂付近の雪は圧倒的に少なく、
これ以降は今回、ほとんど夏道を歩けました。

で、今度は泉ヶ岳の山頂。
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1年前の1月に行ったときは雪の中でしたが、今はさすがに岩ばかり。
たまたまこの写真に人は写っていないけれど
やはり仙台市民なじみの山なので、けっこうたくさんの登山者がおりました。
誰もいない船形山とは大違いです。

泉ヶ岳にいくつもある登山コースのなかで、今回の下山ルートには、
かもしかコースを選択。写真はその途中の岡沼だけど、水はなし。
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かもしかコース自体は、もしかしたら小学生のとき以来かも。

ともあれ、詳しい話は、来年発行予定の雑誌にて。

下山当日、僕は加戸さんに付き合ってもらい、ユアスタへ。
この日はAFCチャンピオンズリーグの試合があり、
ベガルタ仙台は中国の江蘇舜天と戦ったのですが‥‥。
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もう終わったことだから、結果は書きませんよ。あ~あ。

帰省ついでにサッカーを見るのは、最近のパターン。
いくら今は東京に住んでいても、ホームでの試合のほうがやはりよくて。
アウェイでの試合は、大震災でのリーグ戦中断後、
再開試合になった川崎フロンターレ戦以来、行っていないけれど、
あのときは泣けました。

翌日、東京に戻る前に、自宅近くの高台から、
いつものように眺める泉ヶ岳。その奥には船形から連なる山々。
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そういえば、この高台の付近は大震災の影響で
建て替えを行なわねばならない家が多かった場所。
今回は、以前もこんな写真を撮った場所に行ってみたところ、
新築の家が目の前にできていて、視界が妨げられていました。
そんなことからも少しずつ復興が進んでいることが伝わってくるのでした。

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コメント

庄太郎さん、

船形山に泉ヶ岳ですか・・懐かしいなあ。
僕も仙台二高時代は、登っていないから、登ったのは、中学のときだから、もう40年以上前ですね。(あっ、年がばれちゃう(笑)

泉ヶ岳は、まだスキー場は、あるのかしら?とっても、ローカルなちっちゃなスキー場だったけど・・・

今年は、父親と母親の法事をいっしょに秋にやるので、その時に足を伸ばして、岩手山を登ろうと思ってたけど、船形山も候補に入れようかな・・

投稿: カマタ | 2013年6月 2日 (日) 00時30分

カマタさま

船形山、泉ヶ岳の縦走、僕もひさしぶりで懐かしい感じがしました。
スキー場はまだありますよ。
ただ、裏にできたスキー場のほうが人気らしく、
街から見えるほうの古いスキー場はあまり人気がないらしいです。
岩手山もいい山ですが、いずれ船形山も再訪してみてください。

投稿: 庄太郎 | 2013年6月 4日 (火) 16時08分

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