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2013年6月 1日 (土)

東海自然歩道/静岡県・家山~愛知県・三河大野

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すでに発売中の『ビーパル6月号』で歩いた東海自然歩道。
詳しくは雑誌を見てもらいたいところですが、
今回は僕の区間の割り当てが2ページしかなかったので、
ここでも追加で少し。
少しといっても写真はたくさんありますが、説明は簡潔にやっていこうと思います。

この号の仕事で、僕は環境省にも取材にいったのですが、
そのときにわかったのは、現在の東海自然歩道の総距離が
なんと1733.2キロもあるという事実。
巷の書籍やウェブでは、この数字は流れておらず、今回判明したこと。
とはいえ、その1733.2キロという数字も3年前のものであり、
今年がどうなっているのかは、環境省でも把握し切れていないようでした。

さて、新幹線と大井川鉄道を乗り継いで、
僕は出発点となる家山に向かいました。
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電車から見た大井川。次はカヤックで下りたいと思います。

家山駅で雑談したおじいさんに撮ってもらった1枚。
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1泊2日の今回、カメラマンが同行するのは2日目だけだったので、
初日は自分で撮影するか、近くにいた人に撮ってもらいました。

出発して少しすると、こんな風景。お茶畑ですね。
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いかにも静岡らしく、こんな風景は2日間続きました。

そして林道。
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今回の僕の区間の最大の特徴は、林道歩きが多いこと。
普通の車道を歩く区間も含めれば、登山道以外が9割くらいかも。
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でも、やはりこんな登山道を歩く場所もあり、少しホッとします。

大日山金剛院。
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お恥ずかしながら、「自分撮り」したカットであります。
誌面では、この後にやってきた観光客の方に撮ってもらったものを使ったんだけど。

その後、平松峠から鳥居沢山へ。
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このあたりを歩いた1時間半ほどがいちばん山っぽい場所で、
冒頭のカモシカの写真を撮ったのも、同じような場所。
今回はやたらとカモシカを見る機会が多く、全部で10頭くらいはいたかも。

僕が歩いた区間はほとんど里山のような場所で、視界が開ける場所は少しだけ。
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このとき、じつはものすごい強風で、けっこう寒かったです。

この後、どんどん車道を歩いて、新宮神社の新宮池へ。
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昼前に歩き始めて、もう夕方です。

そしてやってきた夕暮れ。
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どんどん真っ暗になっていき、宿泊予定地の気田川近くについたときには
ほとんど夜でした。でも、この川は以前にカヤックで下ったことがあり、
なじみがあるのでなんだか安心。あとはキャンプ地まで20分ほどであります。
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しかし、この直後、僕の脇に軽トラックが停車。
運転していたおじさんに、「こんな時間になにやってんだ!」
「いいから乗れ! 送って行ってやるぞ!」と‥‥。
とてもじゃないけれど、断れない状況に。
ということで、僕は秋葉神社下社のすぐ下の
河原にあるキャンプ場まで逆ヒッチハイクで連れて行かれたのでした。

翌日、来た道を戻るように北上し、まずは犬居城址へ。
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僕がテントを張っていた河原が眼下に見えます。

改めて、友達といっしょにカヤックで一昨年前に下った気田川
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「清流日本一」ともいわれる川で、ぜひとももう1度下りたいもの。

ここから秋葉神社上社へ。
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遊歩道的な区間を過ぎると、山道になります。
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この付近は登山気分ですね。

上社からは太平洋まで見渡せます。
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この写真じゃわからないけれど、浜松の街並みも。

気田川はすでにずっと下のほうに。
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なんか寂しいなあ。

しかし山を下りて行くと、今度は天竜川の吊り橋に。
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簡単に言えば、気田川は天竜川の支流なのであります。

車道を歩いていき、再び山道に。
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だけどあっという間に車道になり、あとは杉の木ばかり。
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この付近は「天竜美林」として名高い地域ですが、
あまりにも車道が長すぎて、飽きてくるほど。

道の駅「くんま水車の里」に到着し、名物らしいマイタケそばで昼食。
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東海自然歩道のこのあたりは普通の集落地帯で、
このような街の味も楽しめるわけです。

もう一度、山中に入り、やっと静岡と愛知の県境に到達。
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ここまで、遠かった~

最後の見所は、「阿寺の七滝」。
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写真にはうつりきらないけれど、七段になっているんですね。
ここは、とてもいい場所でした。

そして夕方近くに三河大野駅に到着。
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昔の資料を見ると、「家山~三河大野」間は74.6キロ
(コースタイムは24時間35分)になっていますが、
今回はおじさんのクルマに乗ってしまったり、
その分を補充すべく逆走気味に歩いたり、街の中をグルグルさまよったりと、
結局90キロくらいの道のりに。これを1泊2日だから、大変なものです。
途中にキャンプ地がもっとあれば、2泊3日くらいでもいいのでしょうが、
今回は気田川のキャンプ場しかなかったし、一気に歩くことになったのです。

いやはや疲れた。
でも距離が長かったとはいえ、こういう感じで歩いたことはなかったので、
よい経験になりましたよ。

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山(やま)」カテゴリの記事

コメント

庄太郎様

はじめまして。
楽しく拝見させて頂いてます。

「家山」という単語に思わずつられてしまいました…笑

私は三角点の測量なんかをしていまして、数年前に家山周辺に1月くらい出張していたんです。綺麗な茶畑の緑も懐かしい感じです。

その仕事では写真の金剛院の敷地内に三角点の柱石を持って行って、設置にも行ったんですよ(^^)
その他、川根や浜松の東海自然歩道にある三角点もいくつか測量しましたので、庄太郎さんが歩かれた道を自分も行ったかもしれませんね!

私は隔月くらいでしか山には行けてないのですが…次は何処にしようかと毎日が妄想だらけの日々を送っております…笑

またよろしくお願いいたします。

投稿: タイチ | 2013年6月 4日 (火) 18時38分

タイチさま

測量とは面白そうな仕事ですね。
実際は大変な仕事なのでしょうが、
僕はちょっと憧れてしまいます。
しかし家山や金剛院あたりでも作業をされていたとは。

お仕事、頑張ってください。


投稿: 庄太郎 | 2013年6月 5日 (水) 18時11分

庄太郎さん、こんばんは。
ビーパルの記事を拝見させて頂きました。
主人の実家が家山の更に奥の方で、庄太郎さんが大井川鉄道で家山駅に来た事を伝えたら大興奮でした。登山を始めて6年位の主人にとって、庄太郎さんは憧れの人なのです。
以前に私も家山駅の付近の山を歩いていた時にカモシカに出会いました。静岡県内の山ではカモシカに会うことが多いような気がします。カモシカはのんびりしていて、個人的に好きなんですが、周りにはカモシカは顔が恐くてかわいくないという意見が多いです。
静岡県に住んでいると東海自然歩道の標識をよく見かけますが、実際に庄太郎さんのような長距離を歩いたことはありません。どういう風に道が続いているのか、少しずつ踏破していくのも面白そうですね。

投稿: ピラニア | 2013年6月 5日 (水) 20時46分

ピラニアさま

ご主人はよい場所の出身ですね。
僕なら帰省する回数が増えそう。
大井川で遊べるし、南アルプスにも行きやすいし。

東海自然歩道は区間によって、面白さがかなり違うような感じがします。はじめはどこかに狙いをつけて行ってよさそうですね。

投稿: 庄太郎 | 2013年6月 7日 (金) 12時20分

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