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2013年7月 5日 (金)

僕の3冊目の書籍 『テント泊登山の基本』、 本日発売です

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本日、7月5日、とうとう僕の本 『テント泊登山の基本』が
山と渓谷社から発売されました。

おお、やっとですよ。
ここまで、長かった……。

版型は小さくて、新書サイズ。お値段は、1000円+税 であります。
ページ数は128ページで、すべて書き下ろしです。

内容は、タイトルの通り。
ですが、応用編というか、最近の僕がこだわっている点というか、
山の中でいつも気になっている部分を重点的に解説するようにしました。

例えば……。
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地味な「ペグ」に関することだけで、6ページも。
テントの設営方法でも間接的に触れているので、
全体的にペグにこだわっています。

というのも、僕は山中でこっそりと
他の登山者がどのようにテントを張っているか
仕事柄チェックしているのですが、およそ6~7割は
設営方法と、それに大関係するペグの使い方が適切ではないんですね。
悪天候のときはとても耐えられないような感じで。
そこで、ペグの話を重点的に入れてみたわけです。
ペグ打ちは、テントの基本なのであります。

そして、テントと、そこから延びる張り綱の正しい位置について。
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この真俯瞰からのテントの撮影、大変だった!
こんな張り綱の角度が、いちばんテントの強度が出る位置なのですが、
わざわざここまで面倒な撮影をして解説した類書はないはずです。
でも、少々面倒でも、どうしても作りたかったページなんですよ。
このシンプルだけど、大変だったページには非常に思い入れがあり、
今回の本で、僕がいちばん好きな見開きになっております。

ペグ以外のことでも、僕が最近気になっていることを
しっかりとページ化しました。

というわけで、危険な荷物の「外付け」問題。
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「してはいけない」、ではなく、あくまでも「できるだけやめる」。
実際の山では、すべては「臨機応変」ですからね。
外付けしたっていい山だってありますし、
僕も荷物を外付けすることはありますから。
でも場合によっては外付けをすることによって、
重大な事故を起こす可能性もあり、
どうしてもこのことはページを割いて書きたかったんです。

さて、僕の本の1冊目は『トレッキング実践学』というもので、
山歩きの入門書でしたが、そういう意味ではこの本も入門書であり、
一部の内容は似ています。同じ人間が作っているのですから、
自分ではある程度、仕方ないことなのではないかと思っています。
そうはいうものの、上の説明のようにペグにこだわったりと、
よく見るとかなり違うんですけどね。
そもそも1冊目は山歩き全般のことで、
今回は「テント泊」に内容を絞っていますから。

あとの部分は、書店でご確認を。

最後に、今回の担当編集の下中くん、いろいろとありがとうね。

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コメント

こんにちは。

関東は今日梅雨明けだそうですね〜
庄太郎さんも一段落で夏山突入といったところでしょうか?

さて、昨日の発売日に3店の書店巡りをしたのですが…残念ながら手に入れることができませんでした…
これから新宿に寄りますので、どこかで手に入れようと思っております。

8月のテント泊に向けて、大変勉強になりそうな内容ですので、しっかり熟読したいと思っています。
買い足す道具なんかもまた増えてくるかもしれませんね。

梅雨が明けたので早く行きたいところではありますが…とりあえず来週のトークイベントを楽しみに頑張ります。

投稿: タイチ | 2013年7月 6日 (土) 17時38分

庄太郎さん、こんにちは。
日帰り、山小屋泊中心の自分にとっては
非常にありがたい本を発売していただき嬉しいです。

自分が好きな事を掘り下げるのは大切なのですが
いかに「正しい方向に」もっていくかは非常に
重要だと考えています。

私も現地でのトライ&エラーを繰り返しながら
書籍を参考にさしていただき楽しみたいと思います。


投稿: 大塚 祐司 | 2013年7月 6日 (土) 22時59分

タイチさま

さっきアマゾンなどのウェブ系のショップを確認したら思いのほか好調のようなのですが、書店で売り切れているはずないのですが。どうしたんだろう? 無事に見つけられるといいのですが。

しかし、今年は梅雨明けが早かったですね。
まだ明けないものだと思い込んでいたので、僕は来週も東京での仕事を入れちゃってて、少しもったいない気がしております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大塚祐司さま

どこかには役立つ部分があると思うので、読んでみてください。
もしも何かおかしな部分があれば、ご指摘を。ないといいのですが、たまに後から発見することがあったりもするんですよね。

投稿: 庄太郎 | 2013年7月 7日 (日) 02時08分

おはようございます。

昨日新宿にて無事に購入することができました。

発売日に行った書店は、アウトドア関係の取り扱いは雑誌ばかりといった感じの書店でしたので、購入できなかったのはその為かと思います。

早速、新しいペグを購入しなければならないようです(笑)

投稿: タイチ | 2013年7月 7日 (日) 09時34分

はじめまして、こんにちは。
7/3のトークショーに参加させていただきました。
ありがとうございました!

話は変わりますが、昨年、パタゴニアのスピーカーズシリーズで三俣山荘ご主人の伊藤正一さんと伊藤新道の話しを聞き、とても興味を持つようになりました。
庄太郎さんの話を聞いて、正一さんに会いたくなりました。

そして実は、昨日(7/6)会えました~!!
「松本深志高校山岳部OB会」の公開講演で正一さんがお話しする事を聞き、松本に行ってきました。
黒部の山賊達とのエピソード、庄太郎さんも著書の中で書かれた「お~い!」の声、ご家族が編集した戦後まもない時代の三俣山荘やアルプスの写真などなど・・・
2時間あっという間にすぎました。
2時間立ち続けてお話ししてくださった正一さんのお元気ぶりにビックリです。(今年で90歳だそうです)
とても楽しい時間でした。
次に会う時は山で・・・会いたいな。山荘にも行ってみたい。

庄太郎さんのおかげでステキな出会いと時間を過ごす事ができました。
本当にありがとうございました!

投稿: きり | 2013年7月 7日 (日) 13時49分

初めまして、こんにちは。
いつも、ブログの更新楽しみにしています。ちょうど新しいペグの購入を考えていたので、自分にとってはタイミングバッチリだったので、明日にでも書店にいってゲットしてきます。

投稿: toshhiy | 2013年7月 8日 (月) 03時27分

タイチさま

買ってもらえたようで、よかったです!

山はほとんどの場合、とくに問題なく帰ってこられるのですが、本当に困る場面に出くわしたときに、ペグのありがたさがわかるはず。
なにかのときにこそペグが重要になるので、、本を参考に。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きり様

おお、伊藤さんの話、聞いてきましたか。
講演会があるとは噂では聞いており、
僕も行きたかったんですけどね。

僕は今年、三俣には行くつもりです。
で、できればあのあたりを数日歩き回りたいという野望も。
梅雨明けしちゃったので、今年の夏をどうするか、かなり焦っております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
toshhiyさま

ペグはけっこう奥が深いんですよ。
地面が適度に柔らかく、天気がよければ、どれでも大差はないとはいえ、悪天候のときには大きな違いが出てくるという。
といいながら、そんなに天気の悪いときに山に行く人がどれくらいいるのかとも思いますが、そろえておいて損はないはずですよ。

投稿: 庄太郎 | 2013年7月 9日 (火) 08時14分

ご無沙汰してます。


発売、おめでとうございます!!!
本、購入し、さっそく読ませてもらってます。

テントも購入し、あとは庄太郎さんからの連絡を待つばかりです(笑)

先日、ばったり、西河さんにお会いしましたよ~

では

投稿: イノ | 2013年7月 9日 (火) 14時31分

イノさま

ご購入、ありがとう!
なにかのときにはよろしく。

この前、八重洲ブックセンターでイベントをやったとき、島田さんがきてくれたよ。昔の職場の先輩がきてくれて、非常にうれしかったけれど、同時にものすごく照れました、です。

投稿: 庄太郎 | 2013年7月10日 (水) 04時55分

初めまして。富山県在住のZENと申します。
今まで日帰り山行専門でしたが富山百山が決定したのを機にテント泊に挑む(山小屋泊は自分に合わなさそうなので)ことにして、道具を買いそろえました。
(人様のHPですが富山百山↓)
http://lcymeeke.blog90.fc2.com/blog-entry-2012.html

テント泊についてネットの情報を漁っていたところこのブログにたどり着きました。そしてちょうどドンピシャのタイミングで御著書が発売となっていて即amazonにて購入(初版第1刷)。何度も読み返したり、本を見ながら家でテントを設営・撤収の練習をしたりしています。
その中で気づいたのですが、15ページ真ん中の黄色いテントは形からすると「シングルウォール×自立型」が正しい記載ではないかと思います。
それはともかく、御著書のおかげで未知の世界だったテント泊に対する不安が軽減されました。
初テント泊はどこへ行こうかと楽しみにしているところです(多分雷鳥沢か剣沢になると思います)。

読みやすいガイドブックをありがとうございます。

投稿: ZEN | 2013年7月14日 (日) 22時44分

ZENさま

ご指摘、ありがとうございます!
たしかに余分な「非」」という文字が入っちゃってますね。
チェックした全員、完璧に見落としました。
増刷がかかったときに直さないと。
ああ、いかんなあ‥‥。
他にミスがないといいのですが。

まあ、こんな失敗もあった本ですが、
なにかの役に立てれば幸いです。

投稿: 庄太郎 | 2013年7月15日 (月) 22時17分

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