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2015年12月

2015年12月29日 (火)

12月公開の僕の仕事。『BE-PAL 1月号』『カーネル Vol.27』『山と渓谷 1月号』『PEAKS 1月号』『ランドネ2月号』発売中、ヤマケイオンライン「高橋庄太郎が歩く みちのく潮風トレイル」&「高橋庄太郎の山MONO語り」第22回もアップ

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今月発売になった、僕が仕事をした雑誌などのお知らせです。

12月10日には『BE-PAL 1月号』が発売。
僕がこの号で書いたのは、連載「ガレージインプレッション」で取り上げた
マイルストーン×クレの「msc-002-B2」というモデル。
あらかじめ帽子にスリットが入り、
ヘッドライトを組み合わせて使える製品であります。
テストを行なったのは、天城山です。

同じ10日には、『カーネル Vol.27』も。
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いつものアウトドアとは少々違う、「車中泊」の雑誌であります。
といっても、僕がここで書いているのは「車中泊登山」。
この秋に3泊4日の車中泊で取材した
東北の蔵王、月山、鳥海山、岩木山、八甲田山の様子が6ページ。
雑誌が雑誌なので、原稿もいつもと少し異なる感じです。
しかしこれまで原稿化していなかっただけで、
車中泊はいつもよくやっていることなので、けっこうリアル。
こういう車中泊登山の取材、これから何度もやりたいものです。

15日発売は、『山と渓谷 1月号』。
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特集は「わたしの好きな山2015」というもので、
僕はそのなかの読者アンケートの結果を分析した
「ヤマケイ読者の“理想”と”現実”」という4ページを担当。
そして連載「ひとり歩きの断章」第2回目では、
大雪の奥秩父・両神山での体験をもとにしたエッセイを書いております。
これ、我ながらなかなか面白いと思います。

同様に15日には、『PEAKS 1月号』も発売。
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特集は冬山なのですが、僕はわずかに「ソックス」のページで
簡単なコメントを寄せたのみ。10秒で読めちゃいます。

22日発売は、『ランドネ2月号』。
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僕は特集内の「最近コレ、ずっとコレ、次はコレ」的なページで、
3点のギア(パタゴニア、SOTO、マウ ンテンハードウェア)を
紹介&執筆しております。どれも間違いなくよいものですよ。

さて、ここからは特別企画的なウェブ上のレポート。
ヤマケイオンライン「高橋庄太郎が歩く みちのく潮風トレイル」であります。
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これは全部で3回に分けて書かれており、すでに全3回分がアップ済み。
岩手県大船渡近辺の「歩き旅」の様子であります。

第1回目は、「碁石海岸」。
テント泊も行ないつつの美しい海岸歩き。
歩くだけではなく、カヤックもしたくなるような面白い場所でした。
第2回目は、「大船渡~綾里街道」。
今回は津波による甚大な被害があった街を通り、
綾里半島の山中の道へ。その途中の屋台村でメシを食ったり、
お土産を買ったりと、通常の山歩きとは異なるバラエティに富んだ内容。
第3回目は、「綾里半島」。
このときがいちばん天気もよく、リアス海岸の景色も抜群でした。
海岸に近いけれど、かなり標高は高く、
しっかりと歩かねばならない「山」でしたよ。
詳しくは「ヤマケイ オンライン」の特設ページを。

最後に、同じく「ヤマケイオンライン」での連載、
「高橋庄太郎の山MONO語り」第22回
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今回試したのは、キーンのスノーシューズ「デュランドポーラーWP」。
今年は山になかなか雪が積もらなくてテストが大変でしたが、
なんとか北八ヶ岳の山を歩きながら、履き心地を把握しました。
このシューズ、保温材がタップリと入っていて、非常に温かいですよ。
雪上でのグリップ力もなかなかのものでした。

というわけで、まずは書店で、もしくはウェブサイトでご確認を。

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2015年12月28日 (月)

伊豆諸島・御蔵島、山と海の歩き旅-2

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2日目の朝。
小雨まじりの天気ながら、歩こうと思えば歩けないこともない天気。
とはいえ、昼以降は確実に雨が降りそうなので、
再びガイドさんと連絡を取り、短時間で行ける御代ヶ池コースへ向かうことに。
昨日の長滝山コースからも位置が確認できた谷間にあり、
僕好みのジャングルめいた道でうれしくなります。
こういう場所だと、雨も悪くないものです。

そこかしこに出てくるのは、大小のカタツムリ。
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御蔵島のカタツムリは色が黒いのが特徴で、
それはもともとの色でもあるのですが、
食べるものによって、さらに濃淡が出てくる種類もいるらしいです。
持って帰るわけにはいかないけれど、家で飼いたくなるかわいらしさですね。

そして、御代ヶ池。
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ガスのために視界が開けないのが残念だけど、
島の無人地帯にあることもあって、ものすごく静かで、どこか神秘的。
雨なりに楽しめる場所でした。
次に行く機会があれば、ここで食事でも作ってのんびりしたいもの。

午前中でガイドさんとの行動は終了し、いったん宿へ。
しかし、それから一気に雨は強くなり……。
まさに土砂降りで、もうどこにも行けません。
宿の中で読書をしながら待つこと数時間、
夕方前になってようやく小雨になり、
宿からすぐの場所にある「タンテイロ」というコースに行ってみました。
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ここはガイドさんなしでも歩いてよい場所で、
鬱蒼とした森が山の奥まで続いておりました。
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道の左右には、何本もの大木が。
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このあたりにはオオタニワタリやヒカゲヘゴなど、
食料になるシダ系の植物が多く、採集して食べたくなります。
もちろん、ダメなのだけど。
しかし、こういう植物がタンテイロに多いのは、
集落に近いため、食用として大事にしているからなんでしょうか?
もしかしたら、どこかから移植したのかもしれませんね。

ちなみに、タンテイロコースを歩いたときのマップがこちら。
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地元の小学生が作ったもので、いかにも自分たちで作ったという感じの
愛情あふれる地図になってます。こういうの、いいですね~。

その後、再び雨は強くなり、その日の行動は終了。
残りは最終日となる3日目だけに。
だけど、残念なことに、3日目の天気もいまひとつ。
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雨が降らないだけマシだと考え、集落からひとりで歩きはじめました。

北側にある集落から反時計回りに西側に向かっていくと、
海が見える角度は同じながら、人家がだんだん消えていき、
その代わりに海ばかりが広がっていきます。
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目指すは、黒崎高尾山の先にある海蝕大断崖。
この島にレンタカーはなく、安全のためにレンタサイクルにも乗れないので、
ガイドさんに頼らないとすれば、
7キロ近くも自力で歩いていかねばならないのであります。
でも、ほとんど舗装された車道なので、気楽なもの。
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工事関係の方以外に人はおらず、ここでものんびりできました。

2時間近く歩いて、やっと海蝕大断崖の展望台。
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古びた表示がなんともいえない味わい。
そして、ここに書かれているように、この大断崖は480mもの高さがあり、
東洋一ともいわれるのだとか。
展望台から見下ろす海は、さすがの大迫力!
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と言いながら、写真では表現できないんですよね、
自分がいる位置から海までの遠近感が。
これはぜひ、自分の目で見てもらいたいです。

この日は薄曇りながら、90キロ先の八丈島も見えました。
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今日はこのあと、御蔵島に別れを告げて、その八丈島まで戻るわけです。

集落に戻り、最後に「美々庵」という食堂で、昼メシ。
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このタカベとムロアジの焼き魚定食、うまかった!
もしも自宅の近くにこういう食堂があれば、きっと通ってしまうのだけど。
どちらも目の前の港ですぐに釣れるという話で、
これほど新鮮な魚が食べられるのは、伊豆諸島のよさですね。

そんなことをしているうちに、ヘリコプターの時間に。

御蔵島の旅はこれで終了。
天気がよいときに来られれば、もっと楽しめたのでしょうね。
今回はあまり歩けなかったけれど、
御蔵島の山がもつ力はかなり高い気がします。
なにしろあれだけ無人地帯が大きく、ただただ原始の森が広がっているのだから。
御蔵島というとイルカウォッチングばかり有名ですが、
山にも目を向けてみるといいですよ。

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2015年12月27日 (日)

伊豆諸島・御蔵島、山と海の歩き旅-1

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11月中旬、伊豆諸島の御蔵島に行ってきました。
「tokyo reporter 島旅&山旅」の取材なのですが、
今回は雑誌に原稿を書く予定がなく、
しかしそれではもったいないと、
超ひさしぶりにブログで書いてみようかという次第であります。

東京からは飛行機で、まずは八丈島へ。
それからヘリコプターに乗り継いで、やっと御蔵島に向かいます。
上の写真はヘリコプターからの写真で、下の島は御蔵島ではなく八丈島。

ヘリコプターは乗るだけでワクワクしますね。
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窓から外を見ているだけでテンションが上がり、
御蔵島に到着する前に、すでに満足感でいっぱいです。
そういえば、子どもの頃はパイロットになりたかったんですよ、僕。

で、わずか25分で御蔵島。
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ほとんど浜らしい浜がない、断崖ばかりの険しい島なんですね。
人が暮らしているのは、その名も「里」という集落のみ。
人口は300人程度と、非常にこじんまりとしています。

こちらは僕が乗ってきた東邦航空のヘリコプター。
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本当は往路か復路は船にしたかったのですが、
秋以降は海が荒れるために欠航が続出。
今回は安全策を取って、往復ともにヘリコプターなのであります。
でもヘリコプターなら何度乗っても面白いから、文句はないのだけど。

宿は村営の「みくら荘」。
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部屋はほとんどホテル並み。
ひとりで使うのがもったいないほど、広い部屋でした。
窓の外は大海原。三宅島がよく見えました。
キャンプ場があれば、いつものようなテント泊も考えたのだけど、
ときには宿もいいですね。やっぱり快適ですから。
そのことは、このあとから身に迫って感じられたのですが……。

チェックインを済ませると、早速、山歩きへ。
この島ではエコツーリズムを推進しているため、
ほとんどのトレイルはガイドさん同行でなければならないんですね。
そこで僕も今回はいっしょに歩いてくれる方を頼みました。

クルマに乗せてもらって島の東側の道を進んでいくと、
デカいスダジイの木が。幹回り10m近くあるのですが、
御蔵島には幹周り5m以上のスダジイだけで100本以上も。
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実際には何本もの木が絡み合っているようで、
もはや植物ではなく、なにかの生き物のようであります。

中に入ると、こんな感じで空が見えます。
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屋久島のウィルソン杉を思い出します。
あちらではハート形の空が見えるわけですが、
こちらはスペードに見えなくもありません。
知らないでいると、クルマで通り過ぎてしまう場所ですが、
こういうところを逃さず見せてもらえるのが、ガイドさん同行のよさですね。

登山口から長滝山のコースに入り、短いながらも稜線歩き。
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天気はイマイチながらも、なかなかの気持ちよさ。
なにしろ、Tシャツで歩いていても寒くないくらい暖かいのですから。
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さすが黒潮が直接ぶつかる海上の島だけに、
やはり御蔵島は温暖なんですね。
知らない人は、ここが東京都だといわれても信じられないかも。

同じ場所で振りかえると、遠くまで海が広がる風景。
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天気がよいと八丈島も見えるらしいのですが、この日は残念ながら……。

歩き終わって、宿に戻る道。
険しくもきれいな沢が気になって、クルマを停めてもらって少々散策。
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伊豆諸島では水が豊富な島はほとんどないのですが、
この御蔵島は例外的存在で、あとは八丈島くらいなはず。
周りに海がなかったら、本州のどこかの山奥みたいです。
東京都の島だというのに、この深山な感じがたまりません。
さらにオオウナギが住んでいると聞くと、
魚の猟が好きな僕は、捕りたくなって仕方なくなったりして。

みくら荘に戻り、夕食の前に港まで散歩。
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天気はますます悪化してきて、風は強く、打ちつける波もかなりなもの。
明日はどうなるのだろう……。
天気予報でも天気が下り坂なのはわかっていたので、
到着後すぐ、初日のうちにガイドさんと山を歩いておいたのですが、
できることならば、雨は降らないでほしいと願わざるを得ません。

さて、夜メシ。
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村営の宿ということで、まったく期待していなかったのに、
このメシがどれもうまいんですよ。
地の魚はもちろんなのですが、伊豆諸島名物のアシタバがまた……。
直球勝負のおひたしだけでなく、
薬味的にアシタバを使った料理もあって、すごく工夫されていました。

窓の外では、強まっていくばかりの風。
ああ、明日は?

(続く)

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2015年12月26日 (土)

今さらですが、11月分。『TRAMPIN’ Vol.25 雪山入門』『BE-PAL 12月号』『ワンダーフォーゲル12月号』『山と渓谷 12月号』発売中、『高橋庄太郎の北アルプス縦走記』電子書籍化、「ヤマケイオンライン」連載 「高橋庄太郎の山MONO語り」第21回アップ、「CANON」のサイトの記事も

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もう11月のことなのですが……。
僕が書いた原稿が載っている雑誌などのメディアのご紹介です。
ご興味がある方は、ウェブ系の書店などでお求めいただけると幸いです。

11月9日発売は『TRAMPIN’ Vol.25 雪山入門』。
僕の記事は、今年2月に行ってきた北八ヶ岳というか蓼科山での
テント泊山行の6ページ。このときは山頂までたどりつけず、
そのタイトルも「敗退記」となっています。
なぜ、山頂に登れなかったのかは、誌面でご確認を。

次に、11月10日発売だった『BE-PAL 12月号』。
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ここでは、連載「ガレージインプレッション」で、
イスパックの新製品について1ページ。
その名の通り、バックパックがイスになる、
もしくは座れるバックパックというか、そのような面白い製品です。
また先日の鳥取県・大山でのイベントのレポートも2ページ分。

同じく10日には、『ワンダーフォーゲル12月号』も。
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僕が担当したのは、第2特集「最新雪山ギアガイド」のなかの、
アウターシェル&グローブ。
一応、その6ページで僕は「案内人」ということになっており、
僕なりにそれらの装備についての説明を加えてあります。
ほとんど基本的なことですけど、そこに+αも。

15日には、『山と渓谷 12月号』。
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この号から僕の新連載「ひとり歩きの断章」がスタート。
単独行、ソロ山行のようなことをテーマにしたエッセイであります。
こういう随筆的連載はずっとやりたいと思っていたので、うれしい限り。
初回は僕の故郷の 「泉ヶ岳」の話が中心となっています。
以前にも少し書いたことがあるエピソードを利用しつつも、
もちろん新しい話に。

少し話は変わり、昨年発売されたムック『高橋庄太郎の北アルプス縦走記』。
先日、電子書籍化されました。
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これまでの北アルプスの山ルポをひとつにまとめたこのムック、
自分でもなかなか面白いと思うものなので、
まだお読みになっていない方は、ぜひ。
電子書籍化されたといいながら、
本当はやはり紙に印刷された通常のムックのほうが
写真を大きく見られるので、お勧めですが。

そして「ヤマケイオンライン」連載、
「高橋庄太郎の山MONO語り」第21回も11月末にアップ。
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今回取り上げたのは、機能系ソックス。
しかも「V System」「X-Socks」の2点を左右それぞれに長いこと履き続け、
その使用感を率直に書いております。
これらをはじめに試したのは皇海山で、
その後は伊豆諸島の御蔵島でのトレッキング、
八丈島の八丈富士などでもずっと使っていました。
水に濡れて悪臭が漂ってきても他のものに履きかえるわけにもいかず、
なかなか大変でした……。
しかしけっこう参考になる原稿になっているのではないかと。

もうひとつのウェブの仕事は、「CANON」のサイト。
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「PowerShot G3X」の特設ページのレポートで、
このカメラで東北の八幡平と九州の霧島山・開聞岳で
いろいろと試し撮りしつつ、ひとつの読み物にまとめています。
といっても、このカメ ラはヤマケイオンラインの連載でも一度テストしており、
今回はその後の長期間使用を踏まえた内容になっています。
G3Xはなかなか気に入ったのですが、これはサンプルなので、
すでに返却してしまい、僕の手元にはもうありません……。

そんなわけで、今からでもぜひお読みください!

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