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2015年12月27日 (日)

伊豆諸島・御蔵島、山と海の歩き旅-1

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11月中旬、伊豆諸島の御蔵島に行ってきました。
「tokyo reporter 島旅&山旅」の取材なのですが、
今回は雑誌に原稿を書く予定がなく、
しかしそれではもったいないと、
超ひさしぶりにブログで書いてみようかという次第であります。

東京からは飛行機で、まずは八丈島へ。
それからヘリコプターに乗り継いで、やっと御蔵島に向かいます。
上の写真はヘリコプターからの写真で、下の島は御蔵島ではなく八丈島。

ヘリコプターは乗るだけでワクワクしますね。
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窓から外を見ているだけでテンションが上がり、
御蔵島に到着する前に、すでに満足感でいっぱいです。
そういえば、子どもの頃はパイロットになりたかったんですよ、僕。

で、わずか25分で御蔵島。
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ほとんど浜らしい浜がない、断崖ばかりの険しい島なんですね。
人が暮らしているのは、その名も「里」という集落のみ。
人口は300人程度と、非常にこじんまりとしています。

こちらは僕が乗ってきた東邦航空のヘリコプター。
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本当は往路か復路は船にしたかったのですが、
秋以降は海が荒れるために欠航が続出。
今回は安全策を取って、往復ともにヘリコプターなのであります。
でもヘリコプターなら何度乗っても面白いから、文句はないのだけど。

宿は村営の「みくら荘」。
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部屋はほとんどホテル並み。
ひとりで使うのがもったいないほど、広い部屋でした。
窓の外は大海原。三宅島がよく見えました。
キャンプ場があれば、いつものようなテント泊も考えたのだけど、
ときには宿もいいですね。やっぱり快適ですから。
そのことは、このあとから身に迫って感じられたのですが……。

チェックインを済ませると、早速、山歩きへ。
この島ではエコツーリズムを推進しているため、
ほとんどのトレイルはガイドさん同行でなければならないんですね。
そこで僕も今回はいっしょに歩いてくれる方を頼みました。

クルマに乗せてもらって島の東側の道を進んでいくと、
デカいスダジイの木が。幹回り10m近くあるのですが、
御蔵島には幹周り5m以上のスダジイだけで100本以上も。
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実際には何本もの木が絡み合っているようで、
もはや植物ではなく、なにかの生き物のようであります。

中に入ると、こんな感じで空が見えます。
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屋久島のウィルソン杉を思い出します。
あちらではハート形の空が見えるわけですが、
こちらはスペードに見えなくもありません。
知らないでいると、クルマで通り過ぎてしまう場所ですが、
こういうところを逃さず見せてもらえるのが、ガイドさん同行のよさですね。

登山口から長滝山のコースに入り、短いながらも稜線歩き。
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天気はイマイチながらも、なかなかの気持ちよさ。
なにしろ、Tシャツで歩いていても寒くないくらい暖かいのですから。
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さすが黒潮が直接ぶつかる海上の島だけに、
やはり御蔵島は温暖なんですね。
知らない人は、ここが東京都だといわれても信じられないかも。

同じ場所で振りかえると、遠くまで海が広がる風景。
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天気がよいと八丈島も見えるらしいのですが、この日は残念ながら……。

歩き終わって、宿に戻る道。
険しくもきれいな沢が気になって、クルマを停めてもらって少々散策。
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伊豆諸島では水が豊富な島はほとんどないのですが、
この御蔵島は例外的存在で、あとは八丈島くらいなはず。
周りに海がなかったら、本州のどこかの山奥みたいです。
東京都の島だというのに、この深山な感じがたまりません。
さらにオオウナギが住んでいると聞くと、
魚の猟が好きな僕は、捕りたくなって仕方なくなったりして。

みくら荘に戻り、夕食の前に港まで散歩。
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天気はますます悪化してきて、風は強く、打ちつける波もかなりなもの。
明日はどうなるのだろう……。
天気予報でも天気が下り坂なのはわかっていたので、
到着後すぐ、初日のうちにガイドさんと山を歩いておいたのですが、
できることならば、雨は降らないでほしいと願わざるを得ません。

さて、夜メシ。
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村営の宿ということで、まったく期待していなかったのに、
このメシがどれもうまいんですよ。
地の魚はもちろんなのですが、伊豆諸島名物のアシタバがまた……。
直球勝負のおひたしだけでなく、
薬味的にアシタバを使った料理もあって、すごく工夫されていました。

窓の外では、強まっていくばかりの風。
ああ、明日は?

(続く)

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