チャリティー関係

2013年2月10日 (日)

最後の1本。非売品「クリーンカンティーン」のボトルをチャリティーオークションに出品!

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2011年3月11日の東日本大震災から、あと1ヵ月で丸2年。
最近は出品が滞ったりもしていますが、
今もアウトドア関係者が「青空ユニオン」という名前で
チャリティーオークションを継続して行なっています。

僕はこれまでに非売品の”クリーンカンティーン”のボトルを2本出品。
詳しくは1本目を出品したときの、このブログを参照していただきたいのですが、
一応もう一度、簡単に説明を繰り返しておきます。

「これは東日本大震災で被災した
宮城県の高校山岳部/ワンダーフォーゲル部の部員たちに使ってもらおうと、
イラストレイターの鈴木みきちゃんにお願いしてイラストを入れてもらい、
僕の汚い文字まで入ってしまった別注/非売品モデルです。」

その最後となる3本目が本日からヤフーオークションに登場しております。
ぜひ、入札に参加してください!
だんだん忘れられつつある気がしている被災地への支援のため、
仙台出身の僕からのお願いです。

冒頭の写真は、加戸昭太郎さん。
プロだというのに無料で撮影してくださいました。ありがとうございます!

下の写真の撮影は、ライター仲間の大森千歳ちゃん。
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使わないかもしれないというのに、念のためにと撮影してくれたもの。
天気が悪いなか、悪コンディションで無理に撮ってもらい、ありがとう!

最後なので、このボトルに関して、さらに感謝の言葉を述べさせてもらいます。
チャリティー用とのことで、格安で元のボトルを提供してくれた
クリーンカンティーンのアメリカ本社、
そしてその日本の販売代理店に当たり、
ボトルへのプリント代を負担してくださったエイアンドエフカントリー様、
ありがとうございました。

それと、このボトルの絵は、人気イラストレーターの鈴木みきちゃん。
もちろん彼女もノーギャラで引き受けてくれています。ありがとう!

そういえば、先日発売されたばかりの
その鈴木みきちゃんの最新刊を僕も読みました。
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いつものことながら、みきちゃんの本は面白い!
今回はとくに、イラストレーターとライターと肩書きこそ違えど、
同じフリーランスとして考えさせられる赤裸々な内容。
「仕事が減っていく」とか、「飽きられる」とか‥‥。
これを読みながら、「オレも今後、どうすればいいのか?」などと
自分のことをつらつらと考えてしまいました。
もちろん、そんなフリーランス的な感想をもつのは
僕のような一部の者だけですが、誰もが読んで面白いはずですよ。

そんな鈴木みきちゃんにも協力してもらったチャリティー用ボトル、
まずはオークションのページをチェックしてみてください。

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2012年10月26日 (金)

再び、ヤフーオークションに出品! 非売品”クリーンカンティーン”のボトル

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                        (撮影/加戸昭太郎)
5月にもヤフーオークションに出品した非売品の”クリーンカンティーン”のボトル。
同じものの2本目が10月28日からオークションにかけられます。

これは昨年から継続して「青空ユニオン」という名前で
アウトドア関係者が参加しているチャリティーオークション。
このボトルの詳細は以前にも書いているので、そのときのブログを参照してください。
イラストは鈴木みきちゃんに書いてもらっております。

さて、このオークションへのリンクはこちらから。
入札が開始されるのは28日からなので、
興味がある方はブックマークにでもして保存しておいてくださいね。

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2012年8月28日 (火)

マリの子どもたちが描いてくれたタペストリー

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2007年~2009年の3年間、僕はアフリカ中部の国・マリに連続して行っていました。
アウトドアとは違う、チャリティー関係の取材。
具体的にいえば、ユニセフとダノンウォーターズオブジャパンが共同で行なっている
砂漠にきれいな水が汲める井戸を作る事業についてです。
よりわかりやすくいうと、以前から夏になると
ナチュラルミネラルウォーターの”ボルヴィック”のテレビCMなどで紹介されていた
「1L for 10L 」プログラムのこと。
僕は、実施前の悲惨な様子、そして実施後の伝染病などが激減した様子などを
連続して取材していたわけです。
僕が見ていたたった3年だけでも劇的な効果がありました。
きれいな水が汲める井戸を作るだけで、伝染病や寄生虫の問題がなくなり、
幼児死亡率が一気に低くなるのですから、すごいこと。
それにしても、よい水が豊富な日本は恵まれています。

マリは内陸国なので、大量の水があるのは数少ない川だけ。
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とはいっても、川が近くにない場所がほとんどで、下のような井戸を使っていました。
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土ばかりか家畜のフンなども、なかに入ってしまうため、非常に不衛生で
水による病気が絶えなかったのです。詳しくは、ボルヴィックのHPを。

3年通して感じたのは、この「1L for 10L 」プログラム活動は
非常に真摯に手掛けられているということ。
僕はこの取材のおかげでユニセフへの信頼感がさらに増し、
そしてダノングループの社会奉仕活動の真剣さに感心しました。

しかしまあ、マリは暑かったですよ。
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日本の春ごろに行くことが多かったのですが、
つねに40℃以上で、暑いときには50℃にもなるんですから。

ホテルの室内に置いてあったろうそくは、
日陰だというのに、このありさま。
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なにかの現代アートのようです。

支援地区の学校も視察しました。
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プレゼントされた色鉛筆で、水をテーマにした絵を描く子どもたち。
写真では、水を青で表現していますが、
これはおそらく先生から、そのように色を塗るといいと教わったから。
実際にはマリの川や井戸の水は土で茶色なので、
子どもたちが自然に水を色で表現すると、茶色なるようです。
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このような支援活動の視察は、中田英寿さんもタイミングがいっしょになったり、
ミュージシャンのMISHAさんにいたっては、
僕たちの取材と完全に同行して行動していました。
MISHAさんは非常に熱心で、いい人でした。
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それにしても、この子どもたちが、とにかくかわいらしかった!

さて、非常に長い前置きになりましたが、ひとつお知らせしたいことが。
こんなマリの子どもたちが書いてくれたタペストリーが、現在、日本にあるのです。
それも昨年の東日本大震災を悲しみ、
日本人を元気つけてくれようという内容で……。
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上の写真は、福島県立美術館での展示風景。
僕は6月末に見てきました。
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津波で木やクルマが流されている様子を見て、涙を流している人々。
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たくさんの人が手をつないでいるのは、
遠くにいても日本のことを想っているよ、という気持ちの表現とのことです。
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このタペストリーの展示は、
7月からは「福島県会津自然の家」で行なわれているそうなので、
近くに住んでいる方、旅行で行かれる方は、ぜひ見に行ってください。

繰り返しになりますが、マリの子どもたちはとにかくかわいかったですよ。

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はじめは、こんなふうに僕たちをモノ珍しそうに見ているだけなのですが……。

だんだん、元気のよい子がグングン近づいてきて……。

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最終的には、殺到してきます。
どんなに遠くにいても、走ってくるんですから。
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ちなみに、奥にいるのは、この僕。
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モニターで画像を見せてあげるだけで、大喜びしてくれるのだから
なんだかうれしくなります。
もう一度、マリに行きたいものだなあ。

実際には、このブログがアップされるころ、
僕は北アルプスの山中にいるはずです。
天気がよいといいのだけど……。

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2012年5月13日 (日)

ヤフーオークション出品中! 非売品”クリーンカンティーン”のボトル

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                        (撮影/加戸昭太郎)
本日の11時開始、5月20日22時を終了時間として
「青空ユニオン」の名でアウトドア関係者が参加したチャリティーオークションに、
僕が提出した”クリーンカンティーン”のボトルが出品されています。
オークションのタイトルは、
”[チャリティ]「別注デザイン」クリーンカンティーン”
ぜひ上のリンクをクリックしてもらって、確認してみてください。

これは東日本大震災で被災した
宮城県の高校山岳部/ワンダーフォーゲル部の部員たちに使ってもらおうと、
イラストレイターの鈴木みきちゃんにお願いしてイラストを入れてもらい、
僕の汚い文字まで入ってしまった別注/非売品モデルです。201108shirouma_img_2956a
                              (撮影/大森千歳)
さらに詳しいことは、このブログでも過去に説明しているので、
興味のある方は、ぜひ確認してみてください。

このボトル、一応オークション用に3本用意しているのですが、
もしかしたら、今回のはじめの1本だけになるかもしれません。
というのも、あまりにも低額で落札されてしまうと、
被災地へのチャリティーという意味がまったくなくなってしまうんです。

それがなぜかをハッキリいっちゃえば、ボトルの原価や輸送費の問題もありますが
なによりもオークションの代行手数料の問題。
それらの諸経費を越える金額にならないと、
せっかく落札してもらっても、被災地には一銭も届かない可能性があるからなんです。
もろもろの事情を考えると、手数料がかかることはやむをえないのだけど、結果として
被災地の支援につながらなければ、オークションの意味はないと思うんですね。
それならば、オークションに出さずにどこかでだれかに買ってもらって
その代金を寄付にまわしたほうが合理的。
宮城県出身の僕としては、お飾りのようなオークションで終わらせるよりは、
実際に被災地にいくらかでもお金が回る現実的な方法をとりたいのです。

というわけで、ある程度以上の落札金額になってほしいと願っている
クリーンカンティーンのボトル、入札に参加していただけると幸いです。


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2012年4月25日 (水)

”クリーンカンティーン”のボトル、チャリティーオークションに出品します

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昨年、東日本大震災の被災地支援のために作った、“クリーンカンティーン”のボトル。
予定よりもだいぶ遅くなりましたが、アウトドア関係者が集まって
「青空ユニオン」の名前で参加しているヤフーオークションにやっと出品されます。
イラストは、鈴木みきちゃんで、小汚い文字は、僕の手書き。
その他、このボトルに関する詳しいことは、
このブログで以前に詳しく書いているので、ぜひ見てみてください。

出品するのは、全部で3本。
連休明けから1本ずつ個別にオークションにかけられる予定です。
オークションに登場したときにも改めてお知らせしますね。

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2011年12月22日 (木)

写真家・小林紀晴さんと、NHK紅白歌合戦(追記、さらに追記あり)

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                                         撮影:小林紀晴

僕がまだ出版社の会社員時代からのお付き合いで、今も仕事をお願いしたり、
友達付き合いをさせてもらっている写真家に、小林紀晴さんがおります。
ベストセラーになったデビュー作の『アジアン・ジャパニーズ」以降、
たくさんの著書/写真集を発表しているので、ファンの方も多いかと思います。

ちなみに、僕がとくに好きな小林さんの本は、『写真学生』と『HOMELAND』。
アウトドア的な仕事では、数年前に「BE-PAL」で
野田知佑さんのロングインタビューの写真を撮ってもらったこともあり、
2年前の『PEAKS』創刊号では、小林さんの写真に僕が文章をつけ、
2人でプライベートで登った冬の八ヶ岳の話を書いたりもしています。

その小林さんが大震災以来、撮影し続けていたのが、上のような写真。
「ハッピーバースデイ 3.11
          ~あの日被災地で生まれた11人の子どもたちと家族の物語~」
というタイトルで写真展も行っており、僕も拝見してきました。

これがまあ「すばらしい」の一言なんですね。
あの3月11日に、被災地で生まれた赤ちゃんと親の写真を記録に残しており、
とても前向きになれて、うれしくなる作品なのです。

震災以降、被災地への同情も共感もなく、カッコばかりつけていて、
見るだけで吐き気がしてくるような写真を撮るカメラマンの作品を
いくつものメディアで見てきて、ホトホト嫌になってしまいました。
その点、小林さんの写真は愛情にあふれていて、希望があふれてくるんですよ。
地震の記録は報道写真に勝るものはないと思っていましたが、
こういう写真を残してくれる人がいて、本当によかった。
しかも、自分が人柄までよく知っている写真家だから、なおのことうれしくて。

この小林さんの写真、みなさんにも見てもらいたいのですが、
じつは10月中に写真展は終了してしまっているのが問題で‥‥。

だけど数日前、ひさしぶりに小林さんとメシを食い、よい情報を入手してきました。
このような子どもたちの写真が、テレビで見られるんです。
しかも、大晦日の国民行事、NHKの「紅白歌合戦」で。

なんでも、紅白歌合戦の「東北応援企画」の第一弾らしく、
赤組の司会でもある女優の井上真央さんが、僕の地元でもある
宮城県の被災者の家を訪ねるコーナーが設けられているらしいのですが、
その被災者というのが3月11日誕生の子どもを持つ、小林さん撮影の家族。
井上さんの訪問の様子に加えて、
小林さんの写真は別途、出演者のどなたかが歌うバックに、
スライドショー的な感じで紹介される予定とのこと。
小林さんの赤ちゃんと家族の写真、本当にすばらしいので、
ぜひとも見てもらいたいと思います。

そういえば、東京では終わってしまった写真展ですが、
仙台では来年、「富士フィルムフォトサロン」で改めて開催されるそうです。
今のところフォトサロンのHPに情報はアップされてないようで、正確な時期は不明。
テレビで小林さんの写真を見られるということを、ここまで書いておいてなんですが、
オリジナルのプリントの美しさにはかなわないので、
仙台付近に住んでいる方は、見に行ってみてください。

それにしても、ここ数年、チラリとも見ていなかった紅白歌合戦。
だけど、今年だけはしっかり見ようと思っています。

※追記
仙台での写真展の日時が決まったそうです。
●2012年2月2日~7日/富士フィルムフォトサロン仙台
初日は小林さんも会場にいらしゃるそうなので、
直接お話をするチャンスですよ。
仙台付近にお住まいの方は、ぜひ初日狙いで。

もうひとつ、大事な情報を書き忘れていました。
今回の写真をもとに、写真集も出版されるそうです。
3月11日の前、とのことなので、チェックしていてください。

※さらに追記
ユニセフの特設サイト「ハッピーバースデイ 3.11」でも
小林さんの写真が見られます。現在は東京・高輪のユニセフハウスで
写真展が行なわれていて、他のいろいろな情報も公開されていますよ。

 

 

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2011年9月25日 (日)

チャリティ/別注“クリーンカンテーン”のボトル

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内容的に「小ネタ」という言葉は似合いませんが、第2弾。

こんなボトルを作ってみました。
母体はクリーンカンテーンの800ml (27oz)ボトルで、プリントがオリジナル。
イラストは山の世界で超人気の鈴木みきちゃんで、
小汚い文字を書いたのが僕。
本当はイラストだけのほうがかわいかったのではないかと後悔してます‥‥。

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このボトルを作った理由は、3月11日の大地震で被災した高校の
山岳部/ワンダーフォーゲル部の部員のみなさんにプレゼントしたかったから。
それで、「もっとつよくなる」なんていう文言を入れてしまいました。
「頑張ろう、東北」みたいな、あまりにもストレートなメッセージではなく、
若干は曖昧に、しかしなんらかの気持ちをこめて。

デザインもカッコいい方向のものは被災後には合わないような気がして、
そこで鈴木みきちゃんにお願いして、やさしく和めるものにしたのでした。
ちなみに、イラストで4人並んでいる背後にある山は、宮城県の船形山。
みきちゃんがいくつか原案を描いてくれたなかで、
僕が好きな地元の山を選ばせてもらいました。

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裏側には、このような表記が。
人気イラストレーターである、みきちゃんの名前はもともと入れたかったのですが、
僕も知らないうちに、彼女が僕の名前まで書き込んだ版下を作ってくれていました。
ちょっとお恥ずかしい。
真ん中のバックパックはグレゴリーですね。
クリーンカンテーンを日本で取り扱っているのはエイアンドエフで、
同社ではグレゴリーも扱っていますから。

このボトルを作る作業をしていたのは、7月終わりで、
僕が取材した石巻高校の夏山合宿に間に合わせようと、
ものすごくタイトな期日で、エイアンドエフさんは対応してくれました。
代金も僕がすべて支払うつもりでいたのですが、
そのあたりも配慮してくださるとのことで、頭が下がる思いです。

じつは、鈴木みきちゃんには、ノーギャラでイラストを描いてもらってます。
それどころか「光栄です」と、いってもらって。
また、ここで使っている写真はすべてプロの加戸昭太郎さんの撮影ですが、
これも仕事ではなく、個人の行為で引き受けてくれました。
みなさんに本当に感謝します。

加戸さんは苦労していろいろなカットを撮ってくれました。
せっかくなので、冒頭の写真以外も、ここでご紹介。

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このボトルは45本作り、、先に書いた石巻高校ワンダーフォーゲル部のほか、
同じく被災がひどかった多賀城高校山岳部、
被災のために福島から宮城一高に転校してきて、
山岳部に入部したという女の子に贈りました。
僕の手元にはまだ数本残っていますが、
これはいずれ、「青空ユニオン」として、チャリティーオークションに出す予定です。
定価は3150円ですが、じつは出品に関係してけっこう手数料もかかるので、
できるだけ高額で落としてもらえると、被災地支援になるのですが‥‥。
鈴木みきちゃんのファンは多いので、みきちゃんを愛する人に期待していますよ。


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2011年6月19日 (日)

被災地の学校、石巻高校 ワンダーフォーゲル部

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『山と渓谷7月号』23ぺージの話です。
お持ちになっている方は、もう一度読んでいただいて、ぜひご協力を。
なんのことかというと‥‥

4~5月に仙台に帰ったときに聞いた話で、
「なんとかしないと」と思ったことのひとつが、
僕の高校時代の山岳部顧問だった伊藤先生から聞いた
石巻高校ワンダーフォーゲル部のことでした。
ただでさえ街が破壊されているうえに、
部員のなかには津波のために登山靴や道具が流されている人もおり、
部活動を再開できないという話で、その場にいたライター仲間の森山くんと
「ならば僕たちでメーカーさんなどに掛け合って、
必要な道具を集めよう」となどと考えていたのでした。

ところが、東京に戻って情報収集していたところ、もろもろの縁で
石巻高校ワンゲル部と、『山と渓谷』のあいだでは、
すでにそんな話が進みつつあり、動きが2重になっては混乱するので、
これからの支援の方法は基本的に、『山と渓谷』にお任せすることにしました。
やはり老舗山岳メディアとしての力はすごいですからね。
で、僕もなにかやるべきことがあれば、いつでも動けると
編集長の神谷さんにお伝えしておきました。

そんなわけで、僕のもとには
現在、宮城県高体連登山専門部の委員長を務めている伊藤先生や、
『山と渓谷』のみなさんから少しずつ情報が入ってきていたのですが、
結局、どんな形で石巻高校ワンゲル部を支援することになったかというと、
読者の方々やメーカー各社などから部活に必要な装備を集め
それをワンゲル部に使ってもらう、という形なんですねに。
ここでは書ききれないので、詳しい支援の方法は、
山と渓谷社の「高校山岳部・ワンゲル部支援サイト」を。

宮城県では石巻高校以外に多賀城高校山岳部も苦労しているようですし、
いまはまだ把握されていないだけで、他の県の高校でも同じ問題がありえます。
宮城県はもちろん、東北全体の高校生は広い意味で言えば、すべて僕の後輩。
大人ならば誰にとっても、学生たちは人生の後輩ではあるはず。
使っていない山の道具を眠らせていて、それを救援グッズのひとつとして
被災地の高校生たちに使ってもらえたら、という方がいれば、
今後に限らず、長い目でご協力をお願いします。

ところで、石巻高校ワンゲル部には、
今年、12人もの新入生が入部したらしいのですが、
大半の新入部員の入部理由は、
なるほど、というか、やはり、というか、今回の震災を経験したこと。
山岳部に入れば、いざというときに役に立つと考えたのでしょうね。
その心情を考えると、なんともいえない気持ちになります。
こういう新入部員も被災のために道具を買うだけの余裕がなく、
今回の支援の対象になっています。

石巻高校の今後については、僕が取材する可能性が高いのですが、
これから各方面、どういう動きになっていくのかまだわからず、
スケジュールが合わせられるといいのですが。なんとかしたいなあ。
おそらく、昨年の泉ヶ岳で会っている部員もいるだろうし。

最後に、これまでの話を書きながら思い出したのですが、
この『山と渓谷7月号』の表紙、燕岳ですね。
今回、この号に載っているルポの取材と1日違いで
僕も燕岳~餓鬼岳と歩いており、餓鬼岳の小屋の方に
「昨日はヤマケイの人がきたよ」と教えてもらったことを思い出しました。
先日も紹介した「知床」に行った直後です。まだ1年前のことなのに、懐かしい。
早く目の前の仕事を終わらせて、夏の山に行きたいです。

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2011年5月20日 (金)

東日本大震災に関するチャリティーアウトドアオークション『青空ユニオン』のこと

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アウトドアライターの先輩であるホーボージュンさんの提唱により、
『青空ユニオン』なる名前のもとに、
東日本大震災チャリティーオークションが本日、開始されました。

これはヤフーオークションのシステムを使って、
僕たちのような各界のアウトドア関係者が貴重なアイテムを放出し、
落札金額を被災地への義捐金とするものです。
詳しくは、上記のヤフーオークションから確認してみてください。
ジュンさんがいうところの「お宝」が、ぞくぞく登場していきますよ。

今のところ、トレイルランナーの横山峰弘さんの、
「トレイルレース使用ウェア、キャップ 他」、
シェルパ斉藤さんの、グレゴリーの「アウターフレームバックパック」が
オークションにかけられています。
これから長いこと、アウトドア界のアスリート、ガイド、メーカー、
僕のようなライターや編集者、カメラマンなどがドンドン出品します。
そのなかには、アウトドア界の伝説的大物も控えているのですが、
そのあたりはこれからのお楽しみに。

このチャリティーオークションの件は、
ホーボージュンさんと石巻に行ったときから聞かされており、
「お前もお宝を放出しろよ!」と、繰り返しいわれていたこと。
被災地である宮城県仙台市出身の僕に異論があるわけもないのですが、
困ったのは「お宝」という言葉。
たしかにすさまじい数のアウトドアギア/ウェアは持っているのだけど、
「お宝」っていうほど価値があるかといわれれば、難しいところ。
仕事道具でもあるので、「新品未使用」なんてものはほとんどなく、
どれも薄汚れているものばかりなのですから。
だけど、せっかくのチャリティーだから、
低額落札されるようなものは避けたいし‥‥

そんなわけで迷っていたところ、そのジュンさんから
関係者に送られてきたオークションに関するメールのなかに
『高橋庄太郎には「地元・東北の山を僕がガイドします券」を出品しろと頼んでいます』
という一節が! そんなこと聞いたこともないのに、すでに過去形になっていて‥‥。

ついでに書いちゃうと、今日のジュンさんのTwitterでは
『ちなみに、親友の小雀チュンチュンには
「アウトドアでフルコースディナーにご招待券」を、
高橋庄太郎には「故郷の東北の山々をガイドする券」を出品しろと
(強制的に)ねじ込んであります。ファンの皆さん、ぜひお楽しみに』とも。

小雀さんは聞いているのだろうか?

ともあれ、そういうわけで、僕の出品するモノというか権利のひとつは
「東北の山をいっしょに登りましょう(券)」というものに。
僕なんかのことで入札されるの? という心配はありますが、
これから案を練ってみようかと思います。
出品されたときには、どなたかぜひ落札してください。

というわけで、内輪っぽい舞台裏の話でした。

僕はほかにも何か出品する予定ですが、それはまだ秘密。

では、「青空ユニオン」のオークション、楽しみに。
できれば、高額で落札してもらって、東北の復興に一役かってください。

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